December 16, 2008

ブログリニューアルのお知らせ

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苦手なパソコン相手だと、なんだか後手後手に回ってしまって・・・。
もう、始めているのですが、ブログが新しいサイトに変更しました。
今日やっと、ミクシーの設定も変更したところ。

こちらでご覧だった皆様、お手数ですが、URLを以下にご変更くださいませな。

http://lierablog.jugem.jp/

今回のブログは、やっとコメント書き込みもできるようになりました。
どしどし、コメントちょうだいませ!

投稿者: くら : December 16, 15:44 | Comments (0) | Trackbacks (0)

November 4, 2008

歩行は、やっぱり深かった!

2008.11.04.%83u%83%8D%83O%97p.jpg

連休の2日間、リーラスクールは、
[感じる解剖学]の最終課題[歩行・ヒトのからだは動いてナンボ]で、ヒートアップしました。
10名の参加者の歩行への探求は、まさしくヒートアップという言葉がふさわしい、熱気でした。

どう歩くか? どう動かすか?そんな、
そこらの[歩き方教室]がやっていることには、意味がないぞ!
歩き方は十人十色、それを一つのパターンにはめ込むことは、無理を強いること、
そんなことより、今、自分がどう動いているか?を、知覚して、動いて、変化をみる、
そのプロセスなしに、歩行は変わらないぞ!

おなじみ平山さんの、熱意あふれる大声に励まされて、
みんな、見えない股関節の動きに、知覚を集中させていきました。

見えない股関節を、イメージしながら動かし、感じる力が増していくにつれ、
股関節にのる感覚が掴め、安定したからだで、無駄な力を抜いて歩ける・・・
その体感と快感!
そうなってくると、脚のみならず、からだ全体から力が抜け始め、
背中も緩む、首も緩む、呼吸も広がる・・・
あまり緩むので、眠くなったり、だるくなったり、暖かくなったり、
からだに起こる変化の大きさを、驚きとともに受け止めていくことになります。

歩行は全身運動、からだ全体とつながっている、と、改めて思い知りました。

と同時に、
歩くことに現れている癖が、どんなに自分の性格やパターンを反映しているか、
ということも。
だからこそ、繰り返し自分の内側の動きに立ち戻り、感じ続けないと、
変化は定着していかないのだ、と。

からだって、ホントに、キリなく深い。でも、つながった時にもらえるギフトも、大きい。

その感覚を、決めつけることなく参加者に委ね、
参加者の主体性を重んじて、アドバイザーに徹してくれた、平山さんと優子さん、
まさしく、それこそが、からだからのアプローチ ですね。
プロセスの全部に、ワクワクと取り組んでくださった参加生の皆さんと共に、
全体が作り出した、濃密な講座を、深々とありがたく思います。

あ、写真のこと言い忘れた。
これは、平山さん達が、参加者ひとりひとりに用意してくれた、歩行人形。
感じた自分の脚の様子を、形に現わしては変化をみる、というツールになりました。
写真が手に入ったヒトの分は、顔に写真を貼って、用意してくれたんだよ。
こんな遊び心も、講座のギフトのひとつ、でした。

投稿者: くら : November 4, 14:09 | Comments (0) | Trackbacks (0)

October 28, 2008

今年の初焚き火

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久しぶりの一日オフ。しかも、秋晴れの光のなか!
庭と遊んで、山に腐葉土をもらいに行き、畑を耕し、
その合い間に、キラキラ光る海や空気に目を細め・・・
締めは、焚き火でしょう! と。

夏が終わった頃から、ずっとチャンスを狙っていたのですが、さすが伊豆、
涼しくなっても、ヤブ蚊がいや増す元気で、とうてい夜に外で遊ぶことはできなかったのです。
やっと、おととい、野分けの強い風が一日中吹いて、朝晩の冷えがグンと増し、
蚊も、おとなしくなりました。
焚き火でご飯、待望の夜の到来です。

刻々変わる炎の形を眺めているのも、飽きない景色ですが、そのうえ、
満天の星空、大島の夜景、いか漁のいさり火、いろんな光が目に飛び込んできます。
冷えた空気のなかでは、熱いお酒もおいしくて、もう、最高の夜になりました!
たぶん、この秋冬じゅう病みつきになりそうな、楽しい遊びみっけ!です。

投稿者: くら : October 28, 10:04 | Comments (0) | Trackbacks (0)

October 20, 2008

フェイシャルの原点

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この週末は、これから6ヶ月に及ぶ、リーラスクール・フェイシャル講座の初回でした。
メンバーは6名、本当は定員割れなんだけど、
藤井先生の熱い想いが、実現へと導いてくれました。

今回は私は、参加者ではなく、主催者として出席。
でも、講義を聴いているうちに、またたくまに参加者に早がわり!でした。

私にとっては、講義が2度目なのに関わらず、新鮮で、夢中になってしまうのです。
一度学び、多少は経験を積んできたからこそ、
聞き逃していたことの大切さが、しっかり身に染みてきます。たとえば、こんな話。

皮膚を学んで知るほどに、
皮膚は別に化粧品を欲しがってはいない、ということが身に染みていきます。
皮膚はいつも、自律して、自分を守っているのです。
これがまず、原点。
でも、いつまでも美しくいたいというヒトの願いが、化粧品やエステの世界を作り上げます。
それはそれで、新たな幸せを作る可能性がある世界 です。
だからこそ、原点から考えるのなら、
相手の肌に気をつかって、穏やかに言い聞かせて、丁寧に触れて、やっと、
化粧品は、肌に入っていける。
そして、それこそが、フェイシャルの原点でもあります。

うーん、この、本質からはずれない展開! みごとだと思いませんか?
たくさんのお客様の顔に、真剣に出会って、一緒に考え、結果を出してきた先生にしか、
伝えられないメッセージです。
そうしながら、何が本質か を問い続けてきた、先生の力量でもあります。

リーラスクールは小さな寺子屋だけど、こんな素敵な先生達に支えてもらっている。
有難いことだなあ、と、しみじみ感じる2日間でした。
これからの6ヶ月が、本当に楽しみ!
長丁場をともにしてくださる参加生の皆さん、先生方、どうもありがとうございました。

投稿者: くら : October 20, 08:55 | Comments (0) | Trackbacks (0)

September 22, 2008

スクール・アドバンス2が伝えたこと

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[嵐を呼ぶ女]の異名をもつ、優子さんが、まさしく台風と一緒に伊豆に上陸したのが、金曜日。
ヒヤヒヤの一夜を過ごして、台風一過、電車も止まらず、島々がくっきりと浮かぶ晴天のなかで
リーラスクール・オイルトリートメント講座アドバンス2 は、無事に開催されました。

エサレンボディワークの養成コースを卒業している私にとって、
優子さんのオイルトリートメントへの理解は、
エサレンで受けた授業を深化させる、とても大きな投げかけでした。
技術や方法論として学んだことの、奥にある意味を理解する、大きな助けになりました。
自分のトリートメントを、ヒトのからだと出会うことの奥深さへと、導いてくれました。

これを自分だけの理解でとどめておくのは、惜し過ぎる!というのが、
リーラスクールで、優子さんにアドバンスをお願いしたきっかけです。

今回は、同じくエサレンの卒業生の方達が、何人も参加してくれて、
私と同じ感動を、受け取ってくれました。わあい!良かった!伝わった!

エサレン研究所は、本当にすぐれたアプローチを持っているけれど、
日本人とは、からだの使い方そのものが違ってしまう、そのギャップの部分。
そこを、機能解剖学にのっとって、すっきりと整理してくれるのが、優子さんの力です。
そこから、日本人ならではのオイルトリートメントの可能性が、生まれてきます。
これは、もしかしたら、日本人にしか教えられないのかも、というのも、
今回アドバンス2を展開しながら、私が感じたことです。

それにしても、初めて出会った参加生の方たちが、いともすんなりと、新しい知覚に取り組み、
実習の場では、とても素直なフィードバックを淡々と交換している様子は、感動します。
ひとの間に垣根のない場・・・それが自然に生まれてくるのは、
オイルトリートメントが持つ力なのかしらん、
いつもニュートラルからはずれない優子さんの力なのかしらん、
伊豆の自然に囲まれたリーラスクールの場の力も、少しは役立っているのかしらん、と
あれこれ思ってしまいました。
素敵な場をみせてくださった、優子さん、参加生の皆さんに、今回も深く感謝! です。

投稿者: くら : September 22, 11:55 | Comments (0) | Trackbacks (0)

September 19, 2008

逃避の賜物

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やるべき仕事はたくさんあるんだけど、なんだかそちらに気が向いていかない。
お天気はどんよりの降ったり止んだり、ぱーっと遊びに!という気分にもならない。
うだうだした自分を扱いかねている日が2日も続いて、自分が嫌いにもなってくる。

うーんうーんと唸った末に、久しぶりだけど、羊毛をいじってみようかな?と。
糸を紡ぐの、いったい何年ぶりだろう? 紡ぎのやり方、覚えているのかな?
できなかったら、もっと自分が嫌いになるかも。
びくびくしながら、原毛をほぐし出しました。
えーと、どうやって下準備するんだっけ?
紡ぎ車の糸の掛け方は、これで良かったんだっけ?

考えるより前に、からだが動き出しました。
最初のうちは、思うように紡げなかったけど、10分も経たないうちに、あー、これこれ、と。

懐かしい、大好きな時間に、一気に引きずり込まれていきました。
私と羊毛と紡ぎ車の3つで丸く閉じる、静かで満ちた時間。
アタマと胸のもやもやが、少しずつ晴れていきます。
これ、欲しかったもの!

結局この日から、仕事はちょっとしか進んでいませんが、
糸を紡ぐ時間は、日々のなかに静かに忍び込んで来ました。

投稿者: くら : September 19, 14:19 | Comments (0) | Trackbacks (0)

September 3, 2008

新しい習慣

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夏の間に体重が落ち、一緒に、筋肉量も落ちてしまいました。
うーん、ヨガだけでは、筋肉量は難しいのか?
私のヨガ゙は、特に、のんびり系だしなあ。

早起きを習慣にして、朝の涼しいうちに、歩く!
幸いなことに、うちから富戸の港までは、20分強なのだから!
問題は、行きはひたすら下り坂、帰りはひたすら上り坂、という修行のようなロケーションのみ。
めげるのは後にして、まずは、やってみよう!と。

・・・確かに、帰りはキツイ。早起きといっても6時台だから、
海のまわりで遊んでいると、帰りは陽射しも強くなるし、もう、汗ダラダラ。
でも、帰り着いてみると、爽快 でもあります。
アタマもシャッキリして、さあ、今日もやるぞ!という気になる。
お昼ごはんの後に眠くなるのが、タマにきず、ではありますが・・・。

間に雨の日のお休みをはさみながら、そして、寝坊した朝をはさみながら、
もう、6回くらいは続いた。
誘惑に弱い私に、この習慣は定着するかな?
脚にもっと、筋肉がつくかな?
半信半疑ながらの、まずは、報告です。

写真は、秋の色に変わった海。散歩中に撮りました。
季節の風景をはやばやとキャッチできるのも、この散歩の醍醐味なんだな。

投稿者: くら : September 3, 13:59 | Comments (0) | Trackbacks (0)

August 26, 2008

サロンデイの一日

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ホームページには告知してあるのですが、
リーラスクールは、今年の春から、月に一度フェイシャルサロンデイをオープンしています。
これは、去年のフェイシャル講座の卒業生たちが、皆で運営しているサロンで、
その時に集まれる施術者が、その時にいらっしゃれるお客様に、
フェイシャルトリートメントをさせていただいています。
不幸にも、お客様がいらっしゃらない時には、お互いのフェイシャルケアもします。

講座で学んだことを、自分達の日常につなげていきたいね、という実験的な試みでもあります。

おとといの日曜日が、4回目のサロンデイだったんだ。
シアワセなことに、8名もお客様が来てくれた!
しかも、お昼ご飯の後に、お茶を飲みがてら寄ってくださって、
トリートメントで、気持ちの良い昼寝をしていってくださった方達も。
こんなふうに、くつろいでサロンを過ごしてくれるなんて、嬉しい限り!

施術者側も、サロンデイの間には練習を積み、技術をアップさせていたり、
自分の顔のケアに磨きをかけて、情報を交換したり。
今回は施術者3人だったのですが、私を除く二人は、この暑い夏にもケアを怠らず、
前よりきれいな肌になっていた!
今回怠った私は、深く反省し、刺激を受け、明日を誓ったのでありました。

いつもは個人サロンで、ひとりひとりの方達と丁寧に出会っていく、
というのが私のスタイルなのですが、
このワイワイもいいなあ、と、すっかり楽しんで帰ってきました。

今年も10月から2回目のフェイシャル講座をやりたいな、と、参加者募集中です。
開講できて、卒業生がまた生まれたら、サロンデイがもっと楽しくなるな、と、
そんなことも目論んでいます。

そうそう、リーラスクールの告知に入っているサロンデイの価格が、下がりました。
トライアル2000円はそのままで、ベーシック5000円、スペシャル8000円、です。
試行錯誤の期間なので、勝手な変更お許しくださいね。さらにオトクだよー!

写真は、朝日が昇るところ。赤がどこまでも透明で、早起きは三文のトク でした。


投稿者: くら : August 26, 17:00 | Comments (0) | Trackbacks (0)

July 25, 2008

年中行事

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ハーブの収穫と合わせて、この時期逃せないのが、土用干し。
今年も、このカンカン照りにタイミングを合わせて、10キロの梅を干したよ!

日干し夜干しの3日間。
日中は、すぐ乾いてしまうので、チェックしながら梅酢に漬け戻し、丁寧に面倒をみます。
一個一個の梅と、仲良しになるタイミングです。
それぞれの梅に個性があるから、シワの寄り方も、さまざまですもの。
梅酢に漬け戻すタイミングも、さまざまになります。

そして、今年も、無事終了。皆柔らかくシワを寄せ、保存ビンでお休みです。
今年は、赤紫蘇を入れずに、白梅にしてみたの。ちょっと、高級感があるでしょ?

カンカン照りの夏は、実は苦手なのですが、
こういう年中行事に支えられると、心がイソイソしてきます。
次は、窓拭きだ!

投稿者: くら : July 25, 09:48 | Comments (0) | Trackbacks (0)

July 17, 2008

花を摘む

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昼間は油ゼミも、鳴き始めました。

前の庭から植え替えたハーブたちが、しっかり根をおろし、すくすくと伸び、
花や葉っぱを収穫するのが、この時期の楽しい仕事です。

左側のビンは、セントジョンズワードの花を、オイルに漬けたもの。
浸出油を作ります。
生の花を摘んでは、ビンに浸し続け、これが赤くなれば、完成。
このオイルは、凝りをほぐしてくれるので、私にとっては欠かせない、大好きのひとつです。

右側のザルは、マリーゴールドの花を摘んで、乾かし中。
こちらは、乾燥させてから、オイルに漬けて、浸出させます。
カレンデュラのオイル。肌への浸透がとても良く、冬になったら乾燥防止に重宝します。

朝起きて、コーヒーを飲んだら、ふらふらと庭に出て、花を摘む。
それだけで、一日が満ちたものになる、幸せな時間です。

ミントやレモングラスやレモンバーベナも、
これから一斉に刈って、乾かして、お茶作りが待っているし、
バジルのソースも、そろそろ作り時だし、
うーん、夏は、楽しい仕事がいっぱいの季節でもあります!

投稿者: くら : July 17, 17:45 | Comments (0) | Trackbacks (0)

July 11, 2008

スクール目白押し

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くちなしの花が咲いて、ひぐらしが鳴き始めました。 伊豆の夏が始まります。

そして、リーラスクールは、秋の準備に入りました。
9月には、オイルトリートメント・アドバンス講座の1泊2日。
10月からは、6ヶ月間のフェイシャル講座のスタート。
11月には、感じる解剖学の1泊2日。

どの講座も、回を重ねて、充実した内容を用意しています。

伊豆高原での開催にこだわって、スタートしたスクールは、
もうすぐ4年目を迎えることになります。
準備のための、東京との行ったり来たりは、けっこう大変ですが、
いらした方達の、リラックスと充実を目の前にすると、つい、
またやりたいね、となり、次の準備に入ることになります。

合宿形式で、自然のなかで、その時々のテーマに取り組んでいくことは、やはり、
深く自分のなかに入っていくこと でもあるので、
展開や、得るものは大きいな、と毎回感じています。

テーマに興味をお持ちで、日常から少し離れて自分と出会いたい方、
お待ちしていますね。
詳細は、ホームページのスクールの方を、ご覧ください。

投稿者: くら : July 11, 10:54 | Comments (0) | Trackbacks (0)

June 25, 2008

一度はやりたかったこと

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ホタルブクロが咲いて、蛍が舞い始めました。

死ぬまでにやりたいことのひとつ、[鶏をちゃんと捌いて、食べる]が、実現しました。
友人のお父さんが、飼っている鶏を一羽、絞めてくれたのです。
捌くことはできるよ、という、その友人の手を借りて、
(というか、私の方が助手なんだけど、)
血を抜くところから、お料理になるところまで、やった。

怖くなったり、気持ち悪くなったりするのかなあ、とドキドキしていたのですが、
すべては、淡々とした、静かな作業でした。
それでいて、できたお料理は、あまりたくさん食べれなくて、
なにかが、いっぱいになる感じでした。
寝るときになって、ヘトヘトに疲れていることに気がつきました。

感情は動かないけど、どこかが、大仕事なんだね、動物一羽食べるって。
それに比べると、野菜って、本当に優しいものなんだね。

食べているものなら、その最初から知りたい、というのが、
この私の願いの動機だったんだけど、
なんだか、からだと存在全体で知ってしまって、言葉がないんだな、と判りました。

投稿者: くら : June 25, 09:43 | Comments (0) | Trackbacks (0)

June 3, 2008

からだいっぱい呼吸する

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初日は雨のなか、翌日は雨上がりの、澄んだ軽やかな空気のなかで、
リーラスクール[感じる解剖学]パート3・呼吸 が、展開しました。

今までの、股関節や肩甲骨とは違って、呼吸は、全身運動。
どのパートが緩むと、どうからだが変わるのか、それによって、呼吸はどう変わるのか?
その体験は、参加者のからだごとに、違ってきます。
ひとりひとりが納得した体験を得るためには、
プログラムが、呼吸のメカニズムにもとづいた、実感的な組み立てであること、
それぞれの[からだの今]への、平山さんの洞察とサジェストがあること、
参加者ひとりひとりが、自分のからだの内側に丁寧に向き合うこと、
が、不可欠でした。

やってくれたね、平山さん! そして、参加生の皆さん!
2日間が終わった後の、それぞれのしなやかな背中姿、血色を増した頬や、透明感が増した肌、
立ち居振る舞いの優雅さや、豊かな呼吸が、すべてを現わしてくれていました。

全身運動であるがゆえに、呼吸が変わるときは、からだの変化も大きいね。

夜まで続いたワークを終えて、うちに来た途端、
寝ていたそらの、肩甲骨をほぐしてくれた平山さん、
からだ大好き人間の、表彰状を差し上げたいくらいでした!

11月には、同じく全身運動となる、[歩行]に、取り組みます。
題して、[ヒトのからだは、動けてナンボ]。
もうすぐ、ホームページにアップしますね。
[感じる解剖学]の、熱くて、夢中になれる2日間を体験してみたい方、お待ちしております!

今回は、参加生として、からだ探検をともにしてくれた、東京ヨガのちゃまさんが、
すでに昨日、体験談をアップしてくださいました。下にコピーしておきますね!
http://chamag.blog.drecom.jp/archive/928


投稿者: くら : June 3, 13:22 | Comments (0) | Trackbacks (0)

May 29, 2008

命名ぐりこ

2008.05.29.%83u%83%8D%83O%97p.jpg

一歩外に出ると、どこかしらから、ネロリの香りが届きます。
伊豆は今、みかんの花の真っ盛り、ネロリ好きの私には、こたえられないシーズンです。

我が家の流木アート担当のお兄さんが、命名も済ませた植物を、持ってきてくれました。
去年の秋に、芽を吹きかけたどんぐりを拾い、水栽培で育てたそうです。
どんぐりの子供だから、ぐりこ・・・なんて良い名前!

水の中に、すくすくと根を伸ばし、葉を開かせたぐりこは、
今のところ、どんぐりの実の栄養だけで育っている感じです。
この実はいつまで、ぐりこから離れずにいてくれるかしらん。
大きくなってもらうには、他の栄養も必要になるよね、と話しているうちに、
(あくまでも、水栽培にはこだわっている、だって、根が、きれいなんだもの)
小さなマリモを入れて、光合成で水のなかに酸素をつくり、
小さな貝を入れて、栄養を補給してもらう、という、アイデアが浮上。
この瓶のなかに、小さな世界をつくってしまおう、という目論見です。

この写真には写っていないけど、マリモは、ゲット。
次はどこかの池で、貝を探してくる段取りです。
さて、ぐりこは、伸びていくでしょうか?

瓶を飽かずに眺めながら、
植物の世界の、たゆたうようで確実な、時間の流れに身をまかせていると、
深々と呼吸したくなります。

投稿者: くら : May 29, 08:48 | Comments (0) | Trackbacks (0)

May 15, 2008

リーラスクールフラダンス部

2008.05.15.%83u%83%8D%83O%97p.jpg

・・・といっても、これはスクールスタッフの部活(?)です。
打ち合わせの最中に、三人とも[フラガール]に感動した という話になり、
フラダンス習いたいね、という話に展開し、
富戸のコミュニテイセンターに、下田の先生が来ているよ、という情報が入り、
そろって、体験に。
素敵な先生の、素敵な踊りに魅せられて、それこそフラフラっと、入門。

前からあったクラスに飛び込んだので、なかなかついていけず、
三人で自主練習までやってみたものの、
(これは結構笑えた。
音楽を用意していなかったので、歌いながらやってみたのだが、
歌うとからだが動かず、とうとう私は歌うばっかりに・・・)
さして向上せず、見かねた先生が、基礎クラスを作ってくださいました!

先週が、基礎クラスの一回目。
基礎のステップから丁寧に教えてもらえるので、
ようやく少し、何をやっているのか が、判ってきました。
基礎クラスは、ただ今5名。
もう少しメンバーがいるといいんだけどなあ、と、先生がつぶやいています。

これは、リーラスクールとは関係ないんだけど、
どなたか、これからフラを始めてみよう!と思っている方は、いらっしゃいませんか?
隔週で月2回。富戸のコミュニテイセンターで、午後6時半から8時まで。
月謝は、4000円です。
興味のある方、私にご連絡くださいな!

ヨガ゙を教えているというのに、運動神経はなく、
(というか、運動神経がなくてもできるのが、ヨガだったの・・)
毎回ぶざまな踊りを展開していますが、踊るのって、楽しい!
調子にのって、まず形から、と、スカート作ってもらっちゃいました!

投稿者: くら : May 15, 17:30 | Comments (0) | Trackbacks (0)

April 28, 2008

こぼれ種

2008.04.27.%83u%83%8D%83O%97p.jpg

ここへ引っ越す時に、気に入りの植物達をプランターに移して、連れて来ました。
新しい庭に移し変え、一冬を過ごし、春を迎えて、すくすくと伸びだしてみると・・・
連れて来なかったはずの植物達も、こぼれ種に身をやつし、土に混ざってやって来ていた!

わあい、再会したね! という嬉しい発見が、新しい庭のあちこちで、起こっています。
一番たくさんやって来たのが、このポピーです。
前の庭でも、毎年こぼれ種で、庭のあちこちを賑わせてくれていました。

まだ、手の内には入らない、新しい庭が、
一挙に自分に近づいてきてくれたような、気分なのです。
芽が出てきて、ん?これは! と思うと、ワクワクと育つのを見守りたくなります。
何かを新しく植えるのも楽しいけど、こぼれ種の楽しみは、また別格だな。
いのちの力を、感じるもの。

おととい、日帰りの東京ツアーで、オイルトリートメントのワンデイワークをやって来ました。
トリートメント講座の卒業生が3名、始めての方達が3名の、混合チーム。
ここでも、卒業生の方達の、[種が育って伸びるさま]を、見せていただきました。
始めてヒトのからだに触れる方も入っていたので、その混在ぶりが、とてもステキだった。
それぞれの方達に、なんらかの収穫があるように、と、アタマをひねったのも事実ですが、
[伸びよう!]とする力には、なんでも栄養になるんだね、と、教えてもらった一日でした。
そして、その力が、初体験にとまどう人達を、
包み、引っ張り、同じワクワクへと巻き込んでくれるのです。

参加してくださった皆さん、本当にありがとう!
皆から、[伸びよう!力]をもらって、次のワンデイにつなげたいです。

投稿者: くら : April 28, 08:09 | Comments (0) | Trackbacks (0)

April 23, 2008

トリートメントの創造性

2008.04.23.%83u%83%8D%83O%97p.jpg

新しい家に移ってきてから、流木にハマッテいます。
流木を使うのが好きな、お兄さんとの出会いが、大きいのですが、今回は、流木フェンス。
お兄さん、ベンチまで作ってくれました!
ここに、モッコウバラをつたわせよう、というのが、今回のチャレンジです。

着々と流木フェンスが進行するなかで、
私の方は、トリートメントのアドバンス講座に取り組んでいました。
オイルトリートメントの施術経験者を対象に、
平山さんの愛弟子、原田優子さんに講師をお願いした、2日間のリーラスクール。
テーマは、[感じる解剖学]を、いかにトリートメントにつなげていくか です。

さすがに10年平山さんのもとで学び、かつ自身もトリートメントを続けてきた、優子さんの実力。
おもしろかったよー!!
エサレンの様々なアプローチ と、関節可動域を拡げていくこと の 関連性の深さ。
ある意味エサレンは、感じる解剖学のオイルトリートメント版 とも言えるんだね!
おかげで、ひとつひとつの手技が、新しい角度から照らし出され、腑に落ちていきました。

そして、ここはどうしてもエサレンでは学べない、日本人と西洋人のからだ意識の違い。
屈筋優位の文化とからだを持つ日本人が、
伸筋優位で成り立ったオイルトリートメントを、手の内に入れることの、
難しさと可能性の問題です。
この問題は、平山さんからも常々指摘されていたのですが、
トリートメントの手技のなかで、からだの動かし方を探っていくうちに、
ようやく、得心がいってきました。

この、からだ意識の違いを踏まえたうえで、日本人のオイルトリートメントを作り出していくこと・・・。
それは、とてもクリエイティブなチャレンジです。
まだまだ、やることはあるなあ、とワクワクしてきます。
そして、この創造性こそが、まさしくエサレンボデイワークの本義であることに、
改めて気づきます。
離れたり、くっついたりしながら、[エサレン]と[感じる解剖学]のチエノワは回るね。

ここまでの落とし込みのために、しっかり準備をし(その苦労は私だけが知っている)、
ひとりひとりの実技に、しなやかに対応してくださった優子さん、ありがとう!
自分の問題として、しっかりテーマに取り組んでくださった参加生の皆さん、ありがとう!
どうか日々の施術のなかで、深め、悩み、発展させていってね。
これは、私自身も、なのですが。

参加生の方達の熱い期待に応えて、
秋には、パート2をやりたいね、と、リーラスクールも、ワクワクしています。

投稿者: くら : April 23, 17:51 | Comments (0) | Trackbacks (0)

April 2, 2008

今年のお花見

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春先の不安定をかぶって、体調を崩し、そのままウツウツとし始めていた母を、
ちょっと強引に、お花見に連れ出しました。
隠れた名所と、ヒトから聞いていた、西伊豆・松崎の桜並木です。

伊豆高原で桜は満喫、もう見飽きるくらいだ、と言っていた母も、大感激!
川沿いに、みごとな桜並木が、延々と続いていました。
バックには新緑が芽生え始めた山並みがあって、その前を水の清冽な川が流れ、
その土手沿いに桜、桜。
一本一本が、ノビノビと枝を広げて、せいせいと咲き誇っています。
そのうえ、反対側の畑は、色とりどりのケシやヒナギクの花畑。
なんて贅沢な、春の景色なんだろう。

行き帰りは、桜と新緑の山道のドライブを楽しみ、温泉に浸かり・・・。
母のウツウツも、吹き払われた模様。
日帰りで、こんなに楽しめる場所に住んでいるシアワセを、堪能しました。

投稿者: くら : April 2, 13:29 | Comments (0) | Trackbacks (0)

March 27, 2008

フェイシャル講座の終了

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去年の10月から半年間にわたった、リーラスクール・フェイシャル講座が、
今週月曜日に、終了しました。
最終回の3日間は、筆記テストあり、実技テストありで、緊張の連続・・・
いやあ、久しぶりに、マジな学生気分でありました。

本当に、真剣で、しっかりした内容の講座をやっていただいたなあ、
というのが、まっさきの感想。
顔、健康と美、に関して、講義は、皮膚科学から栄養学まで、多方面に及びました。
(だからこそ、筆記試験に泣いたのだけど、ね)
そのすべてが、ヒトの顔に対する見立てと、トリートメントの組み立てへとつながっていくことも、
実習のなかで、繰り返し体験していきました。
(だからこそ、覚えざるをえなかったのだけど、ね)
理論と実技の、みごとなコラボレーションは、
「お客様に対して、オールマイティでありたい」という、
先生達の熱い熱意に支えられて、創りあげられたものでした。
そのすべてを、私達に投げかけてくださって、本当にどうもありがとう!

大変だったけど、必要性をしっかり実感できる6ヶ月だったことも、確かです。
まだまだ未熟な腕だけど、磨いていきたいな。
卒業生たちで、月に一日のサロンディを開催していく話も、進んでいます。
概要が決まったら、またお知らせしますので、いらしてくださいね!

最後になって、何よりも素敵だと思ったのは、参加生たちが皆きれいになったことです。
(うふふ、私も含めて、だよん)
スクールが長期に及んだことが、功を奏して、
皆が丁寧に自分の肌のケアを積み上げてきた、その成果が現れました!
肌への正しい知識や、イメージ、心配りが、これだけの変化を生み出すと実感できたことが、
きっと、サロンディに来てくださるお客様に、反映していくと思います。

写真は、料理に使ったセリからニョキニョキ生えてきた芽が嬉しくて、
庭の水鉢に植え直したもの。
ホントは、ここにはハスの花でも、などと優雅なことを考えていたのですが、
食べられるものの、勝利! です。

投稿者: くら : March 27, 09:34 | Comments (0) | Trackbacks (0)

March 17, 2008

唐突に動く

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沈丁花が咲き始めました。庭に、ほのかな香りが広がります。

「くらさんって、唐突に動くんだよなあ。」

出会って2,3回目の時に、平山さんがポツンといった言葉です。
うわ、こんなこと言われたの、初めてだ、でも、どこか急所を突いている、と思いました。
自分では気づけない、とても新鮮な、自分像でした。

まだ馴染んでいないヒトや場と出会う時に、
神経がどこか張り切って、周りが目に入らなくなってしまう、私の癖は、
こんな形で表現されているんだね。
身近な親友達に話したら、わっはっは、ホントそのとおりだねえ!と感心されました。

身体表現に対する、この見取り力と、ジャストの表現力、
鮮やかだなあと、敬服した瞬間でもありました。

その平山さんが、4月12日に東京で、公開レッスンをやります。
骨盤・股関節をテーマにした、実技中心のレッスンになる予定。
日常生活のなかでの、賢いからだの使い方を、学べるはずです。
興味のある方は、こちらのホームページをご覧くださいな。
http://www.studiopivot.com/2008/02/post-5.php

公開レッスンは人数が多いので、ディープな[見取り]を希望される方は、
5月31日・6月1日、こちらは伊豆高原で開催される、
平山集中講座3 [からだいっぱい呼吸する] を、おススメします。
ヤラレタ! って思うような、鮮やかな平山斬りが、待ってますよー。
弱点をつっこまれても、それが本当のことの時は、快感があるんだよね!
こちらは、リーラハウスのHPで、詳しい広報をご覧くださいな。

そして、あれからもう2年、[唐突に動く]癖は、少し解消されてきている気がしますが・・・。
いかがでしょうか?
 

投稿者: くら : March 17, 18:07 | Comments (0) | Trackbacks (0)

March 2, 2008

目的からはなれること

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ちょっと世間よりは遅いけど・・・12月に植えた梅の木が、初めての花をつけました。
梅の実の収穫を夢見て、「白加賀」という種類の梅にしたので、
てっきり、白い花が咲くのだと思い込んでいました。
咲いた花は、ほんのりとしたピンク、こういう時って、びっくりするね!
あなたは、そういうヒトだったのかあ、という感じ。わかって、仲良さが、増した感じ。

でもって、今日話したかったのは、全然別の話題です。
去年の秋から、2週間に一度、野口整体のクラスを受けています。
このヒトになら、教えてもらいたいなあ、と思える先生に出会ったのが、ご縁です。
平野さんといって、心もからだも、ほんわり開いたヒトなの。
授業もほんわりしていて、整体チックな堅苦しさがないので、怠け者の私にぴったり。

で、野口整体の柱のひとつ、活元運動なるものとも、出会いました。
簡単に言えば、ちょっと準備体操でからだを整えて、あとは、
頭を空っぽにして、からだに任せて動く、という、からだの調整方法。
私の場合は、そうそう空っぽにはならないアタマなので、
任せているかどうか、定かではありませんが、ま、そこは気楽に、好きに動いてみる。

それでも最初は、殊更に「それをやる」ということが、ちょっと苦痛で、怠けていたのですが、
今日は気合がいるぞ!という日に、やってみると、集中力が増すことに気づきました。
特に、クラニオのセッションのときに、背骨がラクに意識に入ってくるの。
こういうオイシイ気づきがあると、またやってみるもんだね。
だんだん、面白くなってきました。 

動き始めは、この縮んでいる部分をナントカ、とか、この凝りをナントカ、とか、
治療めいた、改善めいた、思いが、からだを動かしていくのですが、
動きが全身につながっていくと、
もっと、もっと、自由なカラダになりたい! そんな欲求が開いてきます。
からだの境界線を越えて拡がっていきたい・・・うまく言えないけど、そんな感じなの。
その欲求にまかせて動いていくと、とても気持ちが良いのです。

目的をもたない、からだの動きって、楽しいね。
つい、柔軟性とか、骨盤の自動性の回復とか、
「からだに良いからやってます」意識に陥りがちな、私の日常に、
新しい風が吹き込んできた感じです。
もしかしたら、私の欲しい自由は、目的をもたないところに、潜んでいるのかもしれません。

投稿者: くら : March 2, 13:49 | Comments (0) | Trackbacks (0)

February 23, 2008

リベンジ!ホワイトセージ

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春めいた、暖かい日が続きます。 

発注をかけて、苗が育つのを待っていた、ホワイトセージが、届きました。
セージ狂いは、昔から、ですが、
このホワイトセージは、中でも一番好きな種類のセージです。
インディアンたちの薬草。あのセージスティックの、原材料。
日本ではなかなか手に入らず、数年前、ようやくみつけて育てたのですが、
梅雨時期に葉を摘んだところから、病気になり、あえなくご臨終。

今年こそリベンジを! と、
冬の間に、ネットで販売しているところを探し、苗を予約注文したのです。
今回は、栽培方法もちゃんと調べ、水はけのよい土に、願いを込めて植えつけました。
暖かいお日様を浴びて、土をいじっていると、
春が来るワクワクに、苗たちが育つワクワクとドキドキも加わって、
思わず、深い息を吐いてしまいます。

新しい庭は、まだ何も植えていない場所も多く、目をやると寂しい気分なのですが、
こうやって、ひとつずつ、一緒に暮らしたい植物と出会いながら、
秘密の花園を、夢見ています。

投稿者: くら : February 23, 09:48 | Comments (0) | Trackbacks (0)

February 21, 2008

はじめに知覚ありき

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確か聖書の言葉だったよね、[はじめに言葉ありき]。
これはこれで、ひとつの見解なんだろうけど、
週末に、平山集中講座2 [はばたけ、肩甲骨―見えない背中をどう使う?―] を終えて、
みんなに残った感想は、[はじめに知覚ありき]。
見えない背中を、ちゃんと使っていく方法は、[知覚すること]に尽きたから、です。

使おう、使おう、とせずに、感じよう、感じよう、とするだけで、
肩甲骨は浮いて可動性を増し、後背筋は働き出したのでありました。
そうやって背中が使えるようになると、
重い荷物もラクに持て、ヒトを抱き起こす時も、腰を痛めない。
トリートメントの時も、腕の力を使わずに、深い圧を気持ちよく入れていくことが、できた!
さらにステキだったのは、みんな、特に横からのシルエットが、しなやかで美しくなったこと。

使おうとすると、無理な力がかかってしまうんだけど、
感じて、動く時には、余計な力がかからないんだね。
知覚の回路がつながると、からだは、無駄なく、美しく、動き出す・・・。
まるで、知覚してくれてありがとう! と言っているみたいに。

からだだけではなくて、宇宙も、それぞれのヒトも生き物も、
[ちゃんと感じてもらうこと]だけを、待っているのではないかしらん。

知覚の回路をつなげていくために、あのテこのテで、工夫を凝らしてくださった、
平山さん、アシストの優子ちゃん、今回も本当にありがとう!
そのあのテこのテを、熱心に、自分の知覚で探求していった、参加生の皆さんも、
ありがとうございました!
主催者としては気が回らず、気がつくとワークに参加している私を、
大目に見てくださったことにも、感謝! であります。

投稿者: くら : February 21, 12:56 | Comments (0) | Trackbacks (0)

February 4, 2008

雪休み

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うちはもう、雪は溶けてしまったけれど、伊豆高原はあちこちで、雪景色。
海から天城へと、高度の差が激しい土地柄なので、わずかな高度の違いが、雪と雨を分けます。
滅多に雪が降らないせいもあって、一度積もると、車の移動は命がけ。
そのおかげで、昨日・今日と予定のキャンセルが続き、晴れて雪休み!

外に出るには寒いし、ここはじっくりデスクワークに励もう、と、
4月から月に一回、東京で始める予定の、
オイルトリートメントのワンディワークのテキストを、作り始めました。

実はこれ、始めなくちゃ、と思いながら、避けてきたオシゴトなの。
トリートメントの実技と、からだの使い方、からだへの考え方のつながりを、ちゃんと、説明する・・・
そのためには、自分の実感を、コトバ化しなくてはなりません。
そんなこと、できるかしらん、ちゃんと説得力のある流れが作れるかしらん、と、
自分のからだやアタマを整理するのが、怖かったのです。
(やりますよー、と言っておきながら、この体たらく!)

でも、始めてみたら、ちょっと苦しいけど、楽しかった! 
少し書いてみては、からだを動かして確認し、また考えては、からだを動かして感じてみ・・・。
傍目から見たら、きっと、テキストを書いているとは思えないような、立ち居振る舞い。
だって、からだのことは、体感してナンボ、でしょ?
動きまわって、流れが出来たときには、ホントにすっきりしました。
自分がやっていること、自分が大切にしていることは、これだったんだ!と、ちゃんと判った感じ。
体験とコトバって、おもしろい関係だね。

まだまだ一回分しかできていないんだけど、やっと、面白くなるぞ!という手応えが掴めました。
ホームページの方に、詳細が載せてあります。
素敵なトリートメントを、からだで感じていきたい方、お待ちしております!

投稿者: くら : February 4, 10:55 | Comments (0) | Trackbacks (0)

January 25, 2008

ひたし豆

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三日間、雨や雪が降り続いたあとの空気は、とてつもなく澄み渡っています。
光が、洗われて、透明になったみたい。
いつも見ている海のキラキラや、星や、月が、新品みたいに、きれい。

そんな景色に見とれると、ちょっと変なんだけど、[覚えておかなくちゃ]と、思います。
小さい頃からの癖です。
しっかり頭のなかに焼き付けて、どこかに持って帰ろうと思っているらしいの。
どこに、なんだか、知らないんだけど。
そんな話を親友のまゆにした時に、
「私も、そうだよー。
小さい時には、目がシャッターだと思っていて、
目をパシャってやると、記憶が頭に焼き付いて、
持って帰れるんだと、信じていた」と教えてくれました。
まゆも、どこに、かは、知らないそうです。

それはさておき、ひたし豆。
これは、去年、野見山さんに種をもらった、小糸在来という大豆の、変身後 です。
もらった種で、枝豆に育て、おいしい枝豆を秋いっぱい楽しんだ後、
残った豆を乾かし、来年の種分は分けて、保存しました。
のみさんちでは、これがお味噌に変身するのですが、
うちは、味噌は友人が作ってくれるので、さて、どうやって食べようか、と。
ふかしたお豆を、あつあつの煮汁に漬け込んで、1時間。もう完成!

これが、おいしいの。豆の味がしっかり生きていて、ホクホク!
大豆って、いろいろ楽しめて偉いなあ、と褒め称えながら・・・お酒がすすんでいます。

投稿者: くら : January 25, 18:34 | Comments (0) | Trackbacks (0)

January 19, 2008

種の季節

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新しい庭の一角に作った、畑です。
秋の始めに土が入るやいなや、せっせと耕し始め、冬を迎えました。
ちょっと時期が遅かったので、大根も水菜もほうれん草も、まだチビのままです。
せいせい伸びたのは、これから時期を迎える、スナックえんどうやソラマメ。
これは、収穫が期待できそう。

寒くなってきて、庭に出るには気合がいるので、せめて、と、
ぬくぬくとした家のなかで、春の種のチェックを始めました。
まだ、たくさん残っている畑のスペースに、春は何を植えようか?
ジャガイモ、人参、きゅうり、ゴーヤ、パセリや紫蘇やバジルや・・・。

春を待つ季節は、夢を見る季節。
決して、育てるのが上手ではないくせに、種を見るとワクワクして、せいせい茂る夢をみます。
これは毎年のことなのだけど、失敗はすぐ忘れるノーテンキな性格が為せる、特技。
結局のところ、私の畑仕事は、
土やお日様や種たちに、遊んでもらっているようなものなのでしょう。

今年のリーラスクールも、春に向かって、種を仕込み始めました。
丁寧に苗を育てて、参加してくれる方と一緒に、花を咲かせたいな。
少しずつ、ホームページやブログで公表していきますね!

投稿者: くら : January 19, 08:37 | Comments (0) | Trackbacks (0)

January 6, 2008

50年!

2008.01.06.%83u%83%8D%83O%97p.jpg

とーっても、遅い、明けましておめでとうございます!

お正月イベントに明け暮れていたら、もう6日も経っていました。
せめても、お正月らしい写真を、と、これは庭の蝋梅です。
前の家から一緒に引っ越して、無事に花を咲かせました。
近づくと、ほのかに香るの。品よく、きりっとした香りです。

今年のお正月は、ちょっと特別です。
なぜかというと、もうすぐ誕生日で、なんと!50歳!になるからです。
なんだかすごいなー、よく生きたなー、と、自分に感動してしまいます。
感動しつつも、それは、数字からくるもので、実は50年も生きた感じは、全然していない。
年齢って、ここのあたりが、本当に不思議です。

特別なんだから、特別の年頭所感を、というのも、一生懸命考えてみたんだけど、
これが、50年生きてりゃ出てくる、ってものでも、ないんだな。
特別なものは、何も思いつきませんでした。
去年が怒涛の年だったので、
せめて今年は、ゆとりのある、暮らしを味わえる、そんな一年にしたいな、
巻き込まれることなく、自分自身でいたいな、と
毎度つきなみの目標となりました。

今年もどうぞ、よろしくお願いいたします!

投稿者: くら : January 6, 16:20 | Comments (0) | Trackbacks (0)

December 31, 2007

今年の懺悔

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昨日からのお休みを利用して、家中を掃除しました。
掃除し終わった後の、シンとした鎮まりが、大晦日らしい。
お正月用のポトフは、トロトロ煮えているし、夕方はそらとも遊べたし・・・
言うことのない年の暮れ というところで、思い残したことに気づきました。

そらのことで、ひとつ、隠していたことがあるのです。
実は、この10月、そらはとうとうリスを捕ってきて、そのうえ・・・食べました・・・。
しかも、立て続けに、二匹・・・。

ふだんどおりの朝、狩りの凱旋の泣き声と共に、居間に放たれたのは、
まだ生きている(でも、もうグッタリはしていた)リスでした。
最初は判らず、ねずみ?・・・でも、尻尾が太いぞ・・・台湾リスか? とうとう捕ったのか?
呆然が通り過ぎた後、慌てて、東の窓から林の奥に投げて、逃がしました。

これが、そらのアタマに来たらしい。なんで、逃がしちゃうの? とばかり、また外へと駆け出し、
15分も経たないうちに、新しいリスを連れてきた。・・・今度はもう、死んでた。
うわー、と思うまもなく、私に捕られるのを怖れてか、食べ始めた・・・。
私、隣の部屋に避難・・・やっぱり見るのはキツイもの。
そら、またいなくなり、30分後に3匹目。これも、跡形もなくなったので、食べた・・・らしい・・・。

びっくりしたし、ニュースだったし(だって、リス だよ!)、ブログに書きたかったのだけど、
自己規制が働いちゃったのね、書かなかった。
こんなそらのこと書いたら、リスを食べる怖い猫って、皆に嫌われちゃうんじゃないだろうか?
私自身が、甘えんぼのそらとのギャップに驚くのに、知らないヒトはねえ、と。 

ところがね、そうしたら、ブログがどんどん書きづらくなっていったの。
なんだか書く時ワクワクしないなあ、どうしたんだろ? と思ってて、
それに気がついたのは、2ヶ月経った後のことでした。

どう思われるか を気にして、自分のワクワクを抑えてしまったら、
書くワクワクの総量が、減ってしまったのね。
イカン、今年中に懺悔して、書くワクワクを取り戻さなくっちゃ・・・と、
これが、思い残していたこと です。

と、これを書いていたら、久しぶりに、そらの凱旋の声(冬に入って、めっきり減ったのだが)。
鎮まった居間で、鳥の羽が舞っています・・・。

投稿者: くら : December 31, 17:26 | Comments (0) | Trackbacks (0)

December 19, 2007

これがなくっちゃ!

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庭に、焚き火場が、できました。
山のような落ち葉を前に、今日、初めて使ってみた。
今までの反省もあって、石で囲い、下に空気が通るように網を置いたので、
それはそれは、気持ち良く燃えます。

できた焚き火場を見て、友人が、流木で作った椅子をプレゼントしてくれました。
なんともやさしく、美しい椅子です。
この椅子に座って、焚き火の具合を見ていると、焚き火場の向こうは海、という景色になるの。

大好きな焚き火をしながら、海も見れるなんて、もう、最高の午後でした!
私にとって、土いじりと焚き火は、元気の素のようです。
新しい家に移って、やっと、そのふたつに手を出せるところまで、整いました。
今度は、焼き芋も、やってみなくっちゃ!

投稿者: くら : December 19, 17:32 | Comments (0) | Trackbacks (0)

December 13, 2007

今年の紅葉

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さすがにもう、終わりなんだけど・・・借りている畑の周りの紅葉です。

伊豆は暖かいせいか、紅葉する樹が多いわりには、いつもぼけた色にしか紅葉しません。
京都の紅葉のように、キリッシャキッ という感じがないの。
どっちでもいいんだけど、ま、紅葉しとくか、みたいな感じ。

ところが今年は、違った! もう、見事に、キリッシャキッ! 美しいの。
紅葉も、漆も、ドウダンつつじも、まっかっか。
今まで、ドウダンつつじなんて、目にも止まらない樹だったのに、ね。
燃えるような赤にうっとりして、庭に植えたいなあ、と植木屋さんで呟いたら、
苦笑しながら、「今年のようにきれいだとは、思わないでね」と言われました。

夏のあのうだるような暑さが良かったのか、晩秋のきりっと冷えた一週間が良かったのか、
今年の伊豆の紅葉は、特別なんだって。
こんなにきれいな年、見たことないって、伊豆で50年の植木屋さんが言っていた。
もしかしたら、温暖化の、有難い賜物?

釘はさされたけど、買ってしまいました。ドウダンつつじ。
これが赤く燃えるなら、来年の夏が暑くても、耐えられるなあ、と。

投稿者: くら : December 13, 18:11 | Comments (0) | Trackbacks (0)

December 6, 2007

寺子屋の醍醐味

2007.12.03.%83u%83%8D%83O%97p.jpg

海や島がはるかに見渡せる、気持ちの良い天気のなかで、
リーラスクール・感じる解剖学1「まわれ!股関節」が、2日間展開しました。
参加者8名の、それぞれのからだへの集中は、今回も熱気のある講座を生み出しました。

写真は、午後いっぱい股関節と取り組んだ結果おこった、足裏の感覚の変化を、
平山さんが、ひとりの参加生を例にとって、読み解いているところ。
知覚の実感と、解剖学的な解説が、ひとつになって、なーるほどね!となる一場面です。
講座終了までには、この変化を、ひとりひとりが、体感していくことになりました。

これが、少人数・寺子屋方式の、リーラスクールの強みだな、と、改めて思った。
からだは、ひとりずつ、違います。
からだに起こっている現象も、そこからの変化の様相も、ひとりずつ、違う。
それを丁寧に見取っていく目配りが、この人数だからこそ、できます。
しかも、マンツーマンと違って、他のヒトたちの体験もシェアしてもらい、
見方の幅を広げていくことも、できる。
知覚とつながってこそ、解剖学は生かされる、という平山さんの一貫した姿勢が、
この寺子屋方式とマッチするのです。

今回もその強みを発揮して、最後には、グランディングのからだ的実感や、
インナーマッスルの体感まで、掘り下げていくことができました。
もちろんこれは、体験と症例に裏打ちされた、
平山さんの体系的な理解があってこそ、なんだけど、ね。

あー、面白かった!
また途中から授業に熱中しちゃって、平山さんの参加生への質問に、私が答えちゃったりして、
一緒にやってるみゆきちゃんに、主催者なんですから! とたしなめられたりしましたが・・。
来年2月開催の、感じる解剖学2「はばたけ!肩甲骨―見えない背中をどう使う?―」は、
リーラスクールとしては、初めてのテーマなので、
きっとまた私、参加生に化けちゃうんだろうなあ・・・。お許しを!

と、こんなことを書いたブログが消えちゃった訳です・・・。

投稿者: くら : December 6, 18:49 | Comments (0) | Trackbacks (0)

November 26, 2007

フェイシャル講座の2回目

2007.11.26.%83u%83%8D%83O%97p.jpg

この土日が、2回目のリーラスクール・フェイシャル講座でした。
心がはやっているのか、初日にうんと早起きしてしまい、これは日の出の写真です。
バックにほんのり見えているのが、大島。
秋を重ねて、お日様は、大島の左端から昇るところまで移動しました。

今回の講座は、みんな気合を入れてお化粧してきました!
なんせ、クレンジングの練習ですから、お化粧が落ちるかどうかが勝負なのです。
私も、ずっと使っていなかったマスカラを取り出してきましたが、古すぎて使えず(笑)、
あわてて前日に買ってきたのでした。
・・・なんだか、みんな、微妙に別人・・・おもしろかった。

講義で、皮膚の構造やトラブルの原因を学ぶほどに、
自分の顔に対する意識が、高まっていきます。
自然派の大義名分(?)のもとに、いかに自分の肌を無視してきたかが、身に染みるよ。
やっぱり、ちゃんと基礎を理解する というのは、大切なことだね。
表皮は0.2ミリ と判るだけで、自分の顔やヒトの顔への触れ方は、変わってくるもの。
そのうえで、ちゃんと観る力 というのが、生まれてくるんだね。
フェイシャル講座は、同時に、自分の女子力アップの講座 でも、あったのでした。

6ヶ月をかけて、理論や手技を身につけるだけでなく、
参加生みんなが、もっと美人さんになったら、この講座は大成功だね、と改めて思いました。
今回の2回目は、その途上に入ったことを実感できる、みんなの変化ぶりでした。

それにつけても、もうちょっとマスカラやアイラインの上手な使い方を身につけなくちゃな。
今のところの私、気合を入れるほど、目の周りがマックロになってしまうよ。


投稿者: くら : November 26, 10:38 | Comments (0) | Trackbacks (0)

November 19, 2007

またひとつ、お気に入り 

2007.11.18.%83u%83%8D%83O%97p.jpg

下田の友人が、新しい家に合うかしらん、と持ってきてくれたオーナメント、
写真に写すのに、苦労しちゃった。
・・・それでも、判りにくいだろうなあ。
テグスとピアノ線と丸いフィルムシートで出来ている、繊細な空中飾りです。

フワフワと揺れながら、景色を、フィルムシート分、映しこみます。
揺れながらどんどん変わっていく、シートの中の景色と、外の景色。
見ていると不思議な気分になってきて、目が離せなくなるのです。
世界がたくさんある、感じ。そのどれもがホント、の感じ。
そして、見入っているうちに、時間がなくなる感じ。

日常のリアリティが、横にどけられるような、そんな瞬間が、やっぱり好きだなあ。
からだの内部への探索の旅でも、そんな瞬間に出会えます。
固体のはずのからだが、液体に感じられたり、気体に感じられたり、
どんどん広がっていったり、一点に集中していったり・・・。

意識の位相が変わると、感覚も、世界も、変わってくる。
その、自由の可能性が、嬉しくなるのでしょうね。

投稿者: くら : November 19, 17:30 | Comments (0) | Trackbacks (0)

November 8, 2007

魔法の花瓶と秋の色

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友人が、たわわに実ったピラカンサを腕一杯に抱えて、訪ねて来てくれました。
道端であふれかえるようなオレンジ色になっていたのを、切ってきたそうです。
秋の少し弱い日差しのなかでは、華やかに目立っていた、と。

さっそく、うちの魔法の花瓶に挿しました。
なぜ、魔法の花瓶か、というと、道端の野草が、見違えるようにキリリと活かるから、なの。
ススキやアザミ、赤まんまや野菊、道端では他の植物に埋もれて見落としそうな野草が、
ここにいますよー! 私ですよー! と堂々屹立しちゃうんです。
ピラカンサは、最初から目立っていたからね、どうかな、と思ったのですが、
これはこれで、華やかさが鎮まり、際立ちました。

この花瓶のおかげで、切り花を買いに行く用事は、なくなりました。
それよりは、散歩の収穫が楽しみになっています。

投稿者: くら : November 8, 13:25 | Comments (0) | Trackbacks (0)

October 31, 2007

フェイシャルが、始まった!

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先週の土日に、リーラスクールのフェイシャル講座[顔もからだの一部分]が始まりました。
一日目は、急にやって来た台風の雨のなか、
二日目は、写真のように台風一過、美しい秋晴れ。
天気の移り変わりも楽しめたけど、もっと楽しかったのは、講座の中味でした。

初回ということもあって、藤井峯子先生が、はるばる伊豆高原までやって来てくださったの。
その藤井先生の講義の、迫力のあること!
30年間のエステの世界での実績を、
そのなかで、エステが出来ることは何か と探り続けて練り上げた哲学を、
具体的な話のなかで、ぐんぐん展開してくれました。
一日目は殆ど座学だったにも関わらず、飽きてる暇がなかった。

五感の快感が、脳の満足であること
その五感がそろっているのが、首から上の領域であること
首から上の領域は、神経と直結して、快と不快が背中合わせの世界であること・・・

この理解に立って、[顔]と仲良くなっていけたら、
それは面白いよね!と、ワクワクしながら聴きました。

笑ってしまったのは、二日目のクレンジングの実習です。
参加メンバーのほとんどは、リーラスクールらしく、ほとんどお化粧をしていない状態。
丁寧にアイラインをふき取る実習をしても、アイライン、入れていないんだもんねえ。
うまく取れたかどうか、成果がわからない有り様でした。

もっと、美 にも、関心を広げていかなくちゃね!
6カ月後には、参加メンバー達がまず、美しさに磨きをかけていることを夢見て、
これからしばらくは、お化粧して練習に励みます!

投稿者: くら : October 31, 19:05 | Comments (0) | Trackbacks (0)

September 29, 2007

今年の講座も、終わっちゃった

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お彼岸の最中、風も光も秋に変わった日に、今年のトリートメント講座が終了しました。
去年同様、半年間の長丁場、でもやっぱり、あっという間だったね。
参加生も、アシスタントも、私も、ご苦労様でした!

今年は、学びを続けている平山解剖学の、私なりの理解も加えて、
[自分のからだに根ざしたトリートメント]を、皆で目指していきました。
その甲斐あってか、最終日のフルセッションは、本当に美しい光景だった。

関わる姿勢をくずさずに、自分を観、相手を観、からだ同士が丁寧に出会っていく・・・
そんなセッションが、あちこちで展開している様には、圧倒されるね。

あー、私、最近、仕事でトリートメントをやっていたな、
この厳粛さ、このときめき感、この躍動感、忘れていたなあ、と、
ハートがきゅんきゅんしてしまいました。

と同時に、「ヒトに触るの初めてです」というメンバーも含めこんだグループが、
今の自分に根ざして、堂々とセッションを展開する様子は、誇らしかった。
そうだよね、触るって、五感のひとつ だものね。
感覚が開いて、その感覚を信じていけば、どんどん磨かれる、ヒトの本性なんだよね。

プロセスのなかでは、それぞれに、悩むこともあったし、
私も、自信をなくすことは、しょっちゅうだったけど、
最後には、欲しいものを手に入れたね。

というわけで、祝福の記念撮影となりました!

投稿者: くら : September 29, 07:19 | Comments (0) | Trackbacks (0)

September 5, 2007

お気に入り

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今日もまた建具屋さんが入り、自宅もほとんど完成しました。

野蛮人の私にとって、新品の家は、
緊張しすぎて、「借りてきたネコ」になるのではないかしらん、
という思いをよそに、そら同様、すっかり馴染んでくつろいでいます。

設計をしてくださった方達の、たくさんの思いやりと生活観と遊びココロを、
住み慣れるにつけ、感じます。

なかでもお気に入りが、この写真の場所。
サロンへと降りていく階段の上の、照明です。
蛍の光みたいでしょ?
夜になると、もっと光って、意外と明るい光になります。
発光ダイオードの照明なのです。

この照明にしよう、と設計者が言ったときに、電気屋さんは困った顔になっていましたが、
結局、細かいハンダづけの作業まで引き受けて、先日取り付け作業を完了してくれました。

たくさんのヒトたちの、丁寧な仕事に支えられて、出来た器のなかにいるのは、
何かに抱き取られているみたいな、安心感があります。
その仕事のプロセスを、垣間見られたことを思うと、
工事の遅れは、ギフトでもあったかもしれない、と、
・・・まあこれは、終わったから言えることだな。
職人さんたちの出入りのなかで過ごす日々は、なかなか大変でもありました!

投稿者: くら : September 5, 16:35 | Comments (0) | Trackbacks (0)

August 30, 2007

フェイシャルの可能性

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朝8時には職人さん達が入るので、どんどん早起きになっていき、
この日は、とうとう、日の出を拝む5時に、目が覚めました。
木立の向こうが海で、そこから鮮やかな色で、朝日が昇っていきました。

野見山さんの家で開催された、ワンデイのセミナーを受けに行った朝のことです。

案の定、昼前には眠たくなってきて、ぼーっと感心して聴いている、
という有り様だったのですが・・・。

顔や耳は、副交感神経の支配を受けている という部分で、しっかり眼を覚ましました。
そうかあ、解せたぞ、という感じだったの。

トリートメントをやっていると、どんなに緊張の強いタイプのヒトでも、
顔から頭皮に差し掛かったところで、ふっと、緩みます。
その時に現れてくる、子供の面影が残った、素の顔に出会えることは、
私にとって、トリートメントの、ひとつの醍醐味です。
その理由は、ここにあったのね、と。

トリートメントにおけるリラックスの可能性を、
顔 という観点から理解してみたい。
そのために、顔の筋肉や皮膚の構造をちゃんと理解して、それに合った手を持ちたい。

10月からリーラスクールで開催される、フェイシャルの講座は、
私自身の、そんな動機から、生まれました。
久しぶりに、私自身も、受講者になれます。楽しみ!
まだ、定員が、1名分だけ余っているよ。どなたか、名乗りをあげませんか?
講師の藤井先生は、めちゃくちゃチャーミングだし、メンバーも自然体のヒトばかりなので、
和気藹々の講座になること、請け負います!

投稿者: くら : August 30, 09:31 | Comments (0) | Trackbacks (0)

August 22, 2007

集中講座 使用前・使用後

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リーラスクールの感じる解剖学・集中講座1回目の「まわれ 股関節!」が、
先週末、やっと高原らしい涼風が吹いた伊豆高原で、開催されました。

参加者7名に対して、
平山さんと、優秀なアシスタントと、あまりアシストできないリーラスクールのスタッフ2名がつく、
という、眼も手もココロも行き届く、充実した講座になりました。

上の写真は、すぐ参加者に混じってしまう悪い癖をもつ、主催者・私の、講座開始時の足の裏。
立ってみて、足裏のどこが接地しているかを感じてみて、描いた絵です。
黒丸は、重心を感じる場所。

この足裏測定を、全部で何回やったかしらん?
自分のからだを感じてみては、接地の変化を観、
股関節を動かしてみては、接地の変化を観、
足首に注目してみては、接地の変化を観・・・。
そうやって、自分のからだが、変わっていくプロセスを、
自分の足裏が、地球と仲良くなっていくプロセスを、つぶさに観ていく講座内容でした。

うーん、説得力あったよ。
足裏だけでなく、顎がゆるんでいくプロセスや、脚から力が抜けていくプロセスも、
皆で、敏感に感じ取っていけた。
自分のからだが自由になっていくにつれて、ヒトのからだを扱うのもうまくなっていく、
そのプロセスも、面白かった。

参加者全員が、知覚することで起きていく自分の変化を、びっくりしながら楽しんでいました。
皆が、自分のからだに耳を澄ませているうちに、時間は、あっというまに過ぎていきました。

密度の濃い授業に、一息いれさせてくれたのは、
リーラスクール恒例、雅江さんのおいしいご飯。
今回も、うち畑の夏野菜たちが、カレーやスープやサラダに変身して、大活躍してくれました。

で、その2日間の最後の足裏測定が、下の写真です。
うふふ、ずいぶん地球と仲良くなったでしょ?

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投稿者: くら : August 22, 13:57 | Comments (0) | Trackbacks (0)

August 16, 2007

サロンは出来た!

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怒涛の一週間が過ぎ、トリートメントルームはほぼ完成。
外壁の上塗りが終わっていなかったり、
入口の土間が出来ていなかったり、は、するのですが・・。
友だちに頼んで、予行演習も終え、トリートメントは、また、始まりました。

快適です。とても落ち着いて、からだと出会っていけます。
お客様の特等席からは、いつまでも見ていたい、海と大島の風景があります。
まだ足場の残る外部から入ってくると、ちょっと別世界。
望んでいた、気持ちのいい空間が、実現しました。

外でのトリートメントが出来ることも、今回のテーマなのですが、
これは、当分時間がかかりそう。
蚊の対策や、間仕切りなど、これからゆっくり考えていくつもりです。

そして、自宅の方も、やっと荷物を広げることができました。
少しずつ、身動きできる空間が広がっていきます。
今日は朝から、電気工事。夜には、久しぶりにテレビも見れるかも、という進化ぶりです。


投稿者: くら : August 16, 09:44 | Comments (0) | Trackbacks (0)

August 8, 2007

すごいことになっています

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今日の朝の新居の有り様・・・左側が、外からの玄関になる予定の場所・・・。
家のなかも、まだ足場が組まれ、左官工事続行中・・・。

遅れが発覚したのは、予定していた31日の引越しの、2週間前。
段取り魔の私は、すでに電気水道の解約や、新しい家具の運び入れまで手配した後でした。
そのうえ、8月5日の午後には、ちゃまさん達が引っ越してきます・・・。
アパートを用意するという提案はあったのですが、そらを含めた諸々の事情で却下。
なんとか4日までに住める状況を、とお願いして引っ越してきたのですが・・・。

工事現場のなかで寝起きする状況に、なりました。
日中は、職人さんたちの邪魔にならないように、家のなかを移動、なるべく外出。
今も、台所で、立ってブログを書いています。
なんだか、サバイバルの日々です。

少ない利点は、鍵がちゃんとかかること、夜になるとけっこう落ち着ける家であること、
毎日進化する家のプロセスを、とっくり見れること。
居心地のいい家とサロンになりそうなこと(出来上がれば、ね)。
そらが、母の家で、聞き分けよく家ネコになってくれていること(涙)。

新しい環境に馴染ませたいので、今日から夜だけこちらに連れて来る予定ではあるのですが・・。

サロンの完成が、10日(予定)。住居内部の完成が、13日(予定)。
外壁の足場が取れるのは、31日(予定)。
泣きながら怒って、ここまでのスケジュールは立ててもらいました。
さて、これからどんなことになるやら・・・。
予約を入れてくださっている方達は、外壁の足場を気にしないでくれるかしらん?!


投稿者: くら : August 8, 09:04 | Comments (0) | Trackbacks (0)

July 26, 2007

うれしい収穫

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明日からのトリートメント講座に備えて、
今日は、のみやまさんちの雅江さんと、食事の買出しの日。
無駄な買い物がないように、朝一番で畑に出かけてきました。
うっふっふ、大収穫!
自慢したくて、さっそく写真に収めてみました。
これ以外に、庭で韮も、つんつん伸びています。

このメンツなら、一度はカレーだな。
雅江さんの豆カレーは、去年もすごくおいしかったんだ。
参加生の皆さん、お楽しみに、ね!

さてさて、食べ物のことばかり考えている場合じゃない。
明日からの三日間の内容も、おさらいしなくちゃ!

投稿者: くら : July 26, 09:22 | Comments (0) | Trackbacks (0)

July 17, 2007

バジル!

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台風が通り過ぎた夕方、畑の様子が気になって、見に行きました。
思いのほか野菜たちは元気で、ほっとして見回っていると、
雨上がりの水の匂いのなかで、つんと香るバジルたち。
せいせいと伸びています。

一度目のバジルソースの作り時じゃない? と、
せっせと刈り込んで、家へ。
洗って、葉を摘み取ったのが、上の写真。
この時、台所中に立ち込めた香りを、お届けできないのが残念です。

葉を刻み、塩とバターとクルミとニンニクを加えて、ミキサーへ。
今回加えたニンニクは、のみさんちの畑のご自慢のニンニクです。
とてもフレッシュで、柔らかい味なの。
出来上がったソースは、小分けして冷凍し、これから半年ぐらい楽しめます。

むせ返るようなバジルの香りのなかで、鳴き始めたひぐらしの声を聴いていると、
始まった夏に包まれるようで、一瞬シンと鎮まりました。

投稿者: くら : July 17, 08:07 | Comments (0) | Trackbacks (0)

July 3, 2007

キウイが生った!

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苗を植えたのは、たぶん5.6年前。
実が生るのを楽しみに、育てていたのですが、
花は咲けども、実はならず・・・。
なにか、育て方が間違っているのかなあ、と思いつつ、そのままにし、
そのうちに、実が生ることも忘れていた、キウイの木。

先日トリートメントの講座に来て、駐車場に車を止めた参加生が、
「あれ、キウイの実ですか?」 と聞きます。
え、実ができているの? と見に行くと、
大きな葉陰から、小さな実が、顔を出していました。わあい!

よく見ると、あちこちに、小さな実が鈴なりです。
忘れていた分、すごく得した気分になって、毎日しげしげと見に行きます。
まだ小さな実のままで、酸っぱそう という顔ですが、
食べれる日が、とても楽しみ! 
味を想像しては、買ったのとは違うんだろうか、とワクワクしています。

投稿者: くら : July 3, 14:55 | Comments (1) | Trackbacks (0)

June 18, 2007

平山熱血イントロダクション

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リーラスクールが、初めて東京で開いた、平山さんの[感じる解剖学]イントロダクション。
定員20名を越える、24名の参加で、いやあ、すごい熱気でした。

自分のからだに、丁寧に向き合っていこうとする、参加者の方たちの熱気、
全員に気を配りながら、からだの知覚を広げようとパワー全開の、平山さんの熱気、
手助けできることはないかと、場に耳を澄ませる、アシスタントの熱気。
あっという間の4時間でした。

そのなかで何回も、姿勢が変わり、ヒトと関わる姿が変わる、現場を目撃しました。
自分のからだを探りながら、[股関節に乗る]そのポジションを見つけた時の、
そのヒトの新鮮な発見の、喜びの表情。
その瞬間、私の目視でも確認できる、微妙な立ち居の変化。
その度に、あっと声をあげて、なんだか感動しちゃうんだよなあ。

自分を大切にできないヒトに、他人を大切にすることは、できないよ、
自分を大切にすることは、自分のからだを大切に扱うことから始まるよ。
自分のからだを大切に扱うには、まず、今の自分のからだの知覚を広げることだよ。

そんな平山さんのメッセージは、実感と共に手渡っていったようで、
終了後のアンケートまで、熱い言葉でいっぱいでした。
やって良かったな、またやりたいな、と、秋のイントロダクションをアタマのなかで進め始めました。

たくさんの無理を、ニコニコと引き受けて、会場を貸してくださった、
イルミア・アカデミーの藤井先生はじめ、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
講座終了後の[お疲れ様]のご褒美に、おいしいチョコレートを全員に回してくださった、
藤井先生の粋な心遣い、とても嬉しかったです。
秋のフェイシャル講座でたっぷり出会えることが、今から楽しみです。


投稿者: くら : June 18, 11:06 | Comments (0) | Trackbacks (0)

June 6, 2007

しなる背中

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今朝咲き始めた、これは、ローズヒップの花。
原種に近い、一重のバラ という私のお気に入りの条件で、
かつ、実はハーブとして大活躍・・・するはず・・・。
まだ、苗が小さいので、3つくらいしか実がならないの。
自宅のバラでローズヒップのオイルを作ることを、夢見ているのですが・・・。

おとといは、久しぶりの平山勉強会でした。
今回のテーマは背骨、そして、今回も、眼から鱗。
腰椎の3番は、背骨の湾曲を作り出す、やじろべえの頂点 という平山さんの理論を、
実技のなかで実感してみると、[しなる背中]が、現れました。
この[しなる背中]と共にいると、立つ脚から力が抜けるし、肩がしなやかに動きます。

まだまだ、からだが、こなしきれていませんが、
この背中をうまく使ったら、トリートメントは、もっともっとしなやかで力強く、
余分な力がいらなくなるはず、という勘が働きます。

というのも、勉強会で最初から一緒に学んでいる、みゆきちゃんのトリートメントを、
久しぶりに受けたら、以前とずいぶん変わっていたのです。
手に説得力がある、力強い、安定したトリートメントでした。
前の、流れるようなトリートメントも素敵だったけど、こっちだと、もっと身を預けられる感じ。
何より、私のからだとしっかり出会ってもらっている、感じ。

この変化は、どうも、
みゆきちゃんが、自分のからだに気づいていくプロセスで、生まれたようなのです。
前より安定した立ち方、動き方に、からだが気づき、それが手を通して、伝わってきたのね。

こうやって、トリートメントの質は、変わっていくのだね。
自身のからだへの知覚が、新しい動きを作り出し、それが、ヒトのからだへと伝わっていく・・・
手技とは関係ない、この本質さ加減が、いいなあ、やっぱり。

クラニオにしても、平山ワークにしても、勉強にキリがないよーと、ときどき意気消沈するけど、
自分のからだが新しい発見をした時のワクワクは、それに勝ります。

さてと、しなる背中と、しばらく取り組んでみよーっと!

投稿者: くら : June 6, 17:01 | Comments (0) | Trackbacks (0)

June 3, 2007

それぞれの香り

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5月にジャスミンが咲き始めると、そこから時期をずらしながら、
ネロリ、匂いばんまつり、梅香うつぎ、くちなし、と、
6月の半ばまで、香りのある花たちの饗宴が続きます。
それぞれに個性をもった花と香りが楽しめて、こういうの贅沢だなって思う。

3日前から咲き始めた、これは、梅香うつぎ です。

バラを育てることに心惹かれたときに、園芸雑誌をひっくり返して、
原種に近いもの、
一重の花をつけるもの(どうしてか、八重のバラは、豪華すぎて身が引けるの)
を捜しているときに、見つけました。
厳密には、バラではないんだけど、ね。

花の姿に似て、ちょっと控えめで品のいい香りを、ほのかに漂わせます。
香りも、ブログで皆に送れるといいのに、な。

投稿者: くら : June 3, 18:01 | Comments (0) | Trackbacks (0)

May 9, 2007

今年も、ジャスミン

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ここのところ、トリートメントにいらっしゃる方達が、駐車場で立ち止まります。
深呼吸して、いい香りですねえ、とジャスミンの空気を嗅ぎ、
庭に眼を移して、百花繚乱ですねえ、と眼を細めます。
別々の方達が、それぞれの言葉で言ってくださるので、うふふ、誇らしい!

最初は、家の正面の吊り花壇と、お風呂脇のくぼ地に植えていただけのジャスミンは、
年を追うごとに伸び広がり、今や北のフェンスを覆い、石油タンクに巻きつき、
お風呂場を駆け上って、一階の屋根に届き・・・。
ちょっとやり過ぎの、ジャスミン屋敷になっているのです。

一番好きな精油がジャスミンで、だから相性がいいのか、
この土地がそもそも、ジャスミン好きなのか・・・。
この花が咲いている間は、お風呂も精油いらず、窓を開け放して、香りに身を委ねます。
幸せな季節です。

写真は、家の正面のジャスミンと匂いゼラニウム。
競い合って、咲き誇っています。

投稿者: くら : May 9, 14:09 | Comments (0) | Trackbacks (0)

April 29, 2007

リーラスクールのごはん

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私のトリートメント講座や、野見山さんの生理学講座など、
伊豆のリーラハウスを使ってやる講座の時には、ご飯はなるべくこちらで用意しています。
作ってくれるのは、野見山さんの奥様の、雅江さん。
伊豆にある断食施設「やすらぎの里」で、からだに優しいお料理の修業をしました。

講座の前日に、雅江さんと私は、ヤオハンのベンチに集合します。
そして、お互いの畑で、その時何ができているか、量はどれくらいあるか、
情報を出し合います。
使える野菜を並べ立て、それでできる料理を考えます。
もちろん、足りないものも出てくるので、ヤオハンに来ている訳です。
足りないものを一緒に買い足し、ついでにおやつも一杯仕入れて、帰ります。
楽しい共同作業です。

雅江さんも私も、自分ちで採れた野菜を、なるべく食べてもらいたい。
採れたての野菜のおいしさには、日々感動しているので、
来てくれた皆に、その感動を分けられたらな、と思ってしまうのです。
もちろん、私が作ったんだよー、という自慢のチャンスは逃しませんが・・・。

雅江さんの手にかかると、野菜たちは、新鮮なだけではなく、とても上品なお料理になります。
ここが、野蛮人くらとは、かなり違うところ。
私は、講座ごとに食べているわけですが、毎回嬉しくなってしまいます。

トリートメント講座の初回では、うちで出来た、写真のスナックえんどうが、活躍してくれました。
雅江さんちからは、アシタバやワラビやレタスが、やって来ました。

これから続く講座に備えて、今年は去年以上に収穫するぞ! と、
ここのところ、夏野菜の苗植えに、せっせと畑を耕しています。
よく育ちますように! と、願いを込めて。

ミクシィのコミュでは、講座のアシストをしてくれているみゆきちゃんが、
リーラスクールのご飯のトピックを、立ち上げてくれました。
写真がきれいなので、おヒマな時に見に行ってやってくださいね!

投稿者: くら : April 29, 18:54 | Comments (0) | Trackbacks (0)

April 23, 2007

今年もスタート、トリート講座

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リーラハウスへと昇る外階段に、カロライナジャスミンを沿わせて植えたのは、
5,6年前だったでしょうか。
北側の陽の当たらない場所なので、こんなに茂るとは、思っても見なかった。
今年も見事に咲いて、階段を昇る度に、蜂蜜のようなやさしい香りを浴びせてくれます。

この時期の庭は、いろんな花のオンパレード、
ひとつずつ写真で見せられないのが、残念なくらいです。
そんなふうに庭が楽しい時期に、今年も、半年間のトリートメント講座がスタートしました。

金曜日のスタートは、初顔合わせで、雰囲気も緊張。
お互いにやり合う形での進行ですから、
やってもらって、ほろほろ緩んだと思ったら、今度は、触れていく緊張のなかに、投げ込まれます。
そのうえ、やり方の流れも、覚えていかなくてはならない・・・。
初めてひとのからだに触れる方達もいて、その難しさに、
終わる頃には、口数も少なく、アタマは混乱状態です。
リードを取っていく私自身にも、不安と緊張がよぎっていきます。

それが、三日間のうちには、まるで別のグループのような変貌をとげていくのです。
日々に降り積もったからだの緊張がほどけ、顔がゆるみ、自然体のそのヒトが現れてくる。
自然体のそのヒトが許される、自然体のグループが生まれてくる。
本当に、不思議です。

海が見渡せる開放的な風景や、休憩のときに散歩できる新緑と花の道や、
野見山さんちの雅江さんが丁寧に作ってくれる、からだに優しいお昼ご飯、
どこまでも明るくて元気な、アシスタントのみゆきちゃんのパワー、
練習中の場に来ては、昼寝をしていくそら、(ネコを苦手なヒトがいなくて、良かった・・・)
そして何より、手と手の触れ合いで生まれてくる、言葉を越えたつながり・・・。
どのひとつも欠かせない、「場」が成立するのでしょうか。

二日目なんて、ほとんど12時間、練習に明け暮れてしまった。
それでも、ヒトがヒトに触れる、練習の風景には、見惚れてしまいます。
全力を尽くして、疲れたけど、あー、楽しかった!
心が、たくさんのギフトをもらった感じです。
長丁場の講座ですが、9月までの展開が、本当に楽しみです。

投稿者: くら : April 23, 09:17 | Comments (0) | Trackbacks (0)

April 5, 2007

じっくり深く の平山講座、開講です

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桜とともに、庭のしだれ桃、満開。
これも、チューリップに次いで、のほほんとした花だな と思うんだけど、目が離せない。
うすいピンクと濃いピンクの花が混ざった種だったのですが、歳をとって、先祖帰りし始めたのか、
ここ数年は、うすいピンクが、ぐっと優勢です。

先日、平山さんの勉強会に、東京日帰りで行って来ました。
今回のテーマは、横隔膜だったのですが、
横隔膜を、他の筋群との関連性のなかで感じ取っていく という内容。
ボデイコアと言われるお腹の筋肉たちや、骨盤底の筋肉を感じ取っていくうちに、
あら不思議、呼吸が、ラクに、深くなる!
からだって、つながっているねえ、と毎回ながら、実感しました。

プロセスのなかで面白かったのは、
骨盤底の筋肉にアプローチしていくと、やっぱりまた、
股関節の可動性が問題になってくる、というところ。
「股関節は、からだの基本」 というのも、平山さんの定説ですが、
それを、からだで納得せざるを得ない状況に、回を重ねても、たびたび出会います。

そんな平山さんの、「感じる解剖学」のスクールが、やっと固まりました。
ホームページ、スクールのところで、詳しく説明してあります。

東京でのイントロダクションは、からだのビックリを実感する、4時間のワーク。
伊豆での集中講座一回目は、からだの基本「股関節」がテーマです。
去年の夏の、伊豆での講座と、テーマは同じですが、
メンバーが変われば内容も変わる というのが、平山さんの実力のなせる技!
(実は、そこに居るヒトのからだと、出会っているうちに、
 彼の読み取りが広がって、話が多岐に及んでしまう、ということなんだけど、ね)
(そして、この、マンツーマンから離れない、彼のやり方が、私は大好きなんだけど、ね)

定員6名と、少人数にしたのも、この平山さんの魅力を、存分に味わってほしかったからです。
じっくり自分のからだと出会って、ヒトのからだを知っていきたい方、お待ちしてますね!

 

投稿者: くら : April 5, 18:30 | Comments (0) | Trackbacks (0)

March 25, 2007

ただ、見る

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今年も、夏みかん大豊作。
風邪の回復にはビタミンCね!とばかり、毎朝ジュースに絞って飲んでいます。
とても甘かったり、すごく酸っぱかったり、味は、時の運。
どんな形のものが甘いのか、私には判別がつきません。
今日は、野見山さんちの雅江さんが、ママレードを作るために取りに来てくれました。
私は、できあがったママレードだけ、掠め取る予定です。

風邪で一回お休みしたヨガ教室が、今週は再開。
10日ばかり、からだを動かしていなかったので、ウォーミングアップしたら、お腹がツリました。
うわっ、こんなとこもツルんだ、とびっくり!

でも、久しぶりに、ゆっくりからだを動かしながら、内側を感じていくと、
ああ、これ、これ!と思うのです。
なんなんだろうね、この、満ち足りた感じ。
からだのなかで起こることを、ただ、見ている、
伸びる筋を、ゆるんで出来たスペースを、ただ、見ている。
ただ、見ていると、見られた部分は、深々と満足し、嬉しい!と言っている感じ。
それを感じると、見ている私も、深々と満足し、嬉しい!と思う。
そのコミュニケーションが成立すると、息が深々と入ってくる。
ただの、からだフェチ?

確かにフェチではあるのですが、
細胞は、生き物は、からだは、ヒトは、宇宙は、みんな見られることが好きなのだ、と思う。
見て、そのまま見て! と、現れているんだと、思う。
だから、ニュートラルに見られると、嬉しいのではなかろうか、と。
思わずホッとするのではなかろうか、と。

トリートメントの時も、ただ見ることに徹すると、からだは、向こうからほどけてきます。
その、ほどける瞬間に立ち会うと、なぜか喜びが湧いてきます。

コミュニケーションって、ただ見る のなかに、たくさん内包されている気がする。

投稿者: くら : March 25, 18:10 | Comments (1) | Trackbacks (0)

March 20, 2007

10年ぶりの風邪熱

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東京出張中に、ナンカおかしい、が、ドンドンおかしい、になり、気がついたら、8度6分の熱。
最後の方の仕事を全部キャンセルして、ふらふらと伊豆に戻り、寝付きました。

熱を出したのは、10年ぶり(!)なので、どうも勝手が思い出せない。
からだじゅう、ミシミシと痛いし、2日寝ても熱が下がらないので、
ええい! と、お医者さんに、注射を打ってもらいに行きました。

風邪でお医者さんに行ったのは、多分、おとなになって初めて。
効くのなんのって、熱は下がるは、からだの痛みは消えるは、急にハイになってきて、眠れない。
あれ? これも、ナンカおかしい・・・。

で、今度は、掛かりつけの針の先生へ。
「こりゃ、ダメだよお、交感神経が立ちすぎちゃったよ。風邪の治りかけのプロセスじゃないねえ」
と、叱られつつ、針で調整。
・・・結果、だるさが出てくるし、リキもまた、入らなくなっちゃったけど、
ぐっすり眠れるようにはなった。
こっちの感じは、おかしくないんだよねえ、どこかで納得がいっている。

そんな具合に、一週間は瞬く間に過ぎていきました。
10年も風邪を引かないと、もう、不死身の気分で、からだを使っていたので、
この、そろそろと、自分の体調を伺っている感じは、新鮮です。
自分のからだを真綿でくるんで、なだめすかしているみたい・・・。

ヨガ教室も、個人セッションも、たくさんの方にご迷惑をかけてしまって、ごめんなさい。
相変わらず、振り子を振りすぎる、私らしい風邪の展開でしたが、
気がついたら、庭には、春の花々が咲き乱れ始めました。
私もこれで、春への禊が終わったかな?

投稿者: くら : March 20, 12:37 | Comments (0) | Trackbacks (0)

February 27, 2007

今年のトリートメント講座

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今年も、クリスマスローズが咲き始めました。
決して派手な花ではないのに、この花が咲くと、ウワッと思います。
私にとって、不思議に存在感がある花です。
なにかのご縁が、あるのかしらんねえ。

そして今年も、4月から半年にわたる、トリートメントの講座を開きます。
そのためのテキストを、作り始めました。
セルフケアのテキストが、全面改正です。

去年一年の、私自身の気づきのなかで、
自分自身のからだへの知覚が、トリートメントの際、相手のからだへの知覚を高める
そして、それが、トリートメントの質を深める
ということに、確信がもてたから です。

これは、クラニオでもさんざんやってきたし、平山さんからも耳タコで言われてきた。
そのつど、そういうことだなあ と体感はしてきたのだけど、
オイルトリートメントにつなげることが、今ひとつ出来ないでいたの。

でも、体験と気づきというのは、たいしたヤツで、
気がついたら、自分のトリートメントが、変わってきていた。
しっかりグランディングしたからだが、どれだけ、[いま・ここ]のトリートメントを作り出すか?
自分の呼吸への意識が、どれだけ、相手の深い呼吸につながっていくか?
自分のからだと共にいることが、どれだけ、トリートメントの際の直観力を高めるか?

そこが見えてきて、初めて、
トリートメントに活かせる、セルフケアのテキストが書けました。

今年もきっと、楽しくなるぞ、と確信しています。
伝えたいことがたくさんあって、アワアワしちゃわないかは、心配ですが・・・。
まだ、メンバーに空きがあります。
新しいメンバーと、ご縁がつながることを、祈っています!


投稿者: くら : February 27, 16:06 | Comments (0) | Trackbacks (0)

February 23, 2007

腑に落ちた!

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ホームページ管理会社からの連絡で、ブログの仕様を直すハメになり、
毎度ちんぷんかんぷんの私は、デザイナーにお願いしてじっと待つ という日々になりました。
そんな訳で、久々のブログです。 コメント機能は、まだ使えないそうです。済みません!

さて、その久々のブログは、
この前の土日に開催した、リーラスクール・野見山生理学講座のご報告。
いやあ、おもしろかったです!
内臓は判りにくい という思い込みが、やっと吹っ飛びました。

内臓の進化の歴史を知ることで、それぞれの役割も理解しやすくなったし、
触診したり、脈診したり、聴診器で聞いたり、自分のからだを動かしたり、
もう、あらん限りの具体的なやり方で、内臓と仲良くなるアプローチも、楽しかった。

私にとって圧巻だったのは、陰陽五行の仕組みが、すっと頭に入ってきた時。
初めて、ちゃんと、腑に落ちた。
そういう時って、快感が走るね。

からだの仕組みや、それに対する考え方を、判りやすく説明することに関して、
野見山さんは、素敵な才能をもっています。
難しい専門用語が、日常の言葉に置き換えられ、実感とともに入ってくるのです。
それはきっと、彼のからだへの愛の、現れなのでしょうね。
今回も、そんな彼の本領発揮、パワー全開の講座でした。

リーラスクールは毎回、参加者の方達の人柄に支えられている部分が大きいのですが、
今回も、またしかり。
皆のリラックスした受け入れ態勢が、野見山さんの力をさらに引き出す現場を、
何度も目撃できました。
場ができる というのは、何度目撃しても、心が広がる体験です。
きっと、だから、私はスクールを続けているのだろうな。

野見山さん、参加生の皆さん、今回もおいしいお料理で満足度を高めてくれた雅江さん、
本当にどうもありがとう!
生理学講座は、これで全体が一度完結しましたが、
更にやり方を練って、またの開催を考えていこうと、話し合っています。 

投稿者: くら : February 23, 15:44 | Comments (26) | Trackbacks (0)

February 6, 2007

さえずりが始まった

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東京ヨガでのワークショップは、みんなで息に酔っ払って(私まで!)、無事終了。
からだが、心が、緩むほどに、息が深くなっていく体験を、共有できたこと、嬉しかったです。
一緒に場をつくっていってくださった、参加者の皆さん、本当にどうもありがとう!

立春を過ぎた伊豆に戻ってみたら、春の気配がいっぱい。
毎年この頃から、小鳥のさえずりが始まります。
まだ凛々とした朝の空気のなかでは、さえずりの声は本当によく通り、きれいです。
私は、鳥には詳しくないので、何が鳴いているのかは、判らないんだけど、
種類ごとに、さえずりは違うようで、いろんなバリエーションを楽しめるのも、嬉しい。
皆、自分にぴったりの相棒捜しのさえずりですものね、リキも入るのでしょうね。
バレンタインディが、この時期にあるのは、
ヒトももともとこの時期に、相棒探しをしていたからなのかしらん。

そういえば、さえずり代表選手のうぐいすは、まだ聴かないなあ。
さえずり始めの時の、中途半端なホーホケキョ、大好きなんだけどな。

写真は、庭でせいせいと大きくなったルッコラ。
柔らかい葉っぱをたっぷり摘んで、カラスミのパウダーと合わせたパスタに、はまっています。 

投稿者: くら : February 6, 17:46 | Comments (16) | Trackbacks (0)

January 31, 2007

吸い込む空気に酔っ払う

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色の少なくなる冬の庭で、鮮やかに咲き誇るのは、エリカ。
弱い冬の日差しのなかでは、華やかさも、鎮まって見えます。
おっちょこちょいの私には、[鎮まり]というのは、とても貴重で、ギフトのような時間になります。

からだが緩んで、鎮まるとき、
それは、トリートメントやクラニオを受けている時だったり、
ヨガで、自分のからだと、とっくり出会った後だったりするのですが、
からだが、内側から、無限に広がっていくような呼吸に、出会う時があります。

からだが、まるで薄い皮で覆われた風船のようで、どこまでもどこまでも膨らんでいき、
どこまでもどこまでも、空っぽになっていく・・・そんな呼吸。
そんな呼吸を味わって、呼吸とともにいる時間は、
なんて言ったらいいんだろう・・・ただ充実、ただ幸せ・・・うーん、言葉にならないな。

吸い込む空気に酔っ払う というフレーズは、昔どこかのボデイワークの本で見たのですが、
その感覚に、近い感じがして、ずっと覚えているのです。

この感覚、こちらから求めても、やって来ない。
からだに意識を向け続けて、起こって来ることに耳を澄ませ、緩む感覚を追いかけ、
うわー、ラクになってきた、と感じた途端に、ふわーっと、向こうからやって来るの。

呼吸というのは、
意識と無意識をつなぐもの、唯一コントロールできる自律神経、といわれる由縁は、
この [向こうからやって来る感] にあるのでしょうね。
だから、それはいつも、私にとって、ギフト です。
そこに至る準備として、リラックス が、欠かせない ということだけは、体感できているのですが。

他のヒト達と一緒に、この感覚に出会えたら、楽しいだろうなあ というのが、
今回東京ヨガでやる、ワークショップの動機です。
[自分が好きになっていく]シリーズの、最終回を、
無限に広がる呼吸のなかで 分かち合えたら、もう、言葉は要らないね。

まだ、ちょっとだけ、空きがあるようです。ご興味のある方は、こちらを見てね!
http://www.tokyo-yoga.com/workshop/index.html

投稿者: くら : January 31, 08:18 | Comments (28) | Trackbacks (0)

January 29, 2007

あの・・・ネコです 

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これは、ちょうど一年前、木登りを始めた頃のそらの写真。
大好きな写真なので、ミクシイの自己紹介に貼りつけてあります。
そしたら、最近ミクシイを始めた北海道の潮ちゃんから、メールが来ました。

私の友達が二人も、この写真を見て、「これはサルです」 と言い張っています、と。
そのうちの一人は、いくら私がネコなんだよーと言っても、引かないのだ、と。

わっはっは、なあるほど、ね。
私がネコを飼っていることを知らなくて、しかも、
ネコは木には登らない と思っていたら(私も飼うまでは思っていた)、
これは、サルに見えるかもしれない。

この場を借りて、お伝えしますね、ネコなんです・・・。

ヒトは見たいように見る ヒトは見たいものしか見ていない って、よく言われるけど、
こういうことなんだな と、ちょっとしみじみ思いました。
私も、そのように 見て いるんだろうな、と。
そういう意味では、コミュニケーションって、成立しているようで、してなかったり、するんだな、と。
ちょっと、しみじみ、自分を振り返ってしまいました。

それにしても、この頃のそら、小さくて、かわいいねえ。
木に登るには登ったけど、降りられなくて大騒ぎ、
私が決死の覚悟で、屋根を伝って、助け出した事件もあったっけ。
今はもう、どこの木でもするする登っては降りる、立派な木登りネコになっちゃいました。
・・・って、やっぱり、サルっぽい?

投稿者: くら : January 29, 13:49 | Comments (1) | Trackbacks (0)

January 7, 2007

檸檬

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遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年は、どんな抱負を持とうかなあ とのんびり思っているうちに、
お正月は終わってしまいました。
不思議に、ことさら新しいことを思わない、新年なのです。
自分にとっての時間の進み方が、
年々 というより 日々 になっているなあ と改めて思いました。
いろんなことが、続き って感じ。
だもんで、[丁寧な続投] が、抱負 ということになりました。
別に 抱負 としなくてもいいか という感じだね。

庭の檸檬が、今年初めて、たくさんの実をつけました。
剪定の時期が見定まらず、結局剪定しなかったのが良かったのか、
植えてから7.8年で実をつける という、その時期が来たのか、
原因ははっきりしないのですが、とても誇らしいのです。
このあたりは、檸檬がなるには最北端と言われ、育っている庭は少ない。
あちこちにある夏みかんとは、格が違うのです。
実をつけた木も、誇らしそうだし、見ている私も誇らしい、エヘンエヘン状態です。

新年早々、自慢で始まりましたが、一緒に見てやってくださいませ。
何の手入れもしない実は、かなり肉厚で食べにくいのですが、香りは超一級の檸檬です。

投稿者: くら : January 7, 11:29 | Comments (46) | Trackbacks (0)

December 31, 2006

年末からだの大掃除

2006_1231水仙0010.JPG

庭の水仙が、ようやく開きました。例年より1ヶ月遅れです。暖かいせいなのかなあ。
大好きな、品の良い香りが、お正月に間に合って、よかった!

うちの大掃除を済ませて、最後は、自分のからだね、と、
昨日日帰りで、平山さんのセッションを受けに行ってきました。

8月のリーラスクールでのワークショップ後、
今後も主催していくには、もっと私自身が、平山さんのワークを理解した方がいいなあ、
と思い立ち、秋から、時間を見つけては、
個人セッションや小さな勉強会で、彼のワークを体験しているの。
スクールの方に、平山さんの名前が出てこないのは、そんな事情なのです。
時間をかけて、次は練りに練ったスクールをやってもらうから、待っていてくださいね。

という訳で、回を重ねて体験するうちに、私の内股脚は、ずいぶんまっすぐになり、
男の子のようだった小さなお尻に、ちょっとボリュームが出、しかも、リフトした!
ここまで来るには、セッションの後、自分でも注意してからだを使う必要があったし、
途中胡坐がかけなくなっちゃったり(ヨガを教える身としては、カッコ悪かった)、
おできができたり、筋肉痛に見舞われたり、なかなかスゴカッタけど、
そのおかげで、骨盤内の知覚が、増しました。
で、それは、ヒトに触れる時の知覚にも、変化を起こしています。
触っている時に[ワカル感じ]が、増しているの。テクニックではないところが、とても面白い。

今回は、顎関節を緩めると、股関節がどう変化するか というのをテーマにしました。
これも、おもしろかったのだよ。
後頭部と顎を緩めてから、頭をベッドからぶら下げ、からだを、頭の重みから解放した瞬間、
じわじわじわっと、全身に知覚が広がり、知覚が広がると、勝手に緩んでいくの。
この瞬間の感動といったら!

私達が、頭の重みを支えるために、いかに神経を、知覚を、使っているか
重みから開放されると、そこにいっていた知覚が、いかに全身に及ぶか
そして、知覚が広がると、からだがどんなに喜んで、自己治癒を始めるか
わずかな時間のなかで、とっぷり体験してしまった。


平山さんが、口を酸っぱくして言い続ける[からだは知覚]というセリフの意味を、
繰り返し、自分に体験させ続けている感じです。
この体験は、トリートメントにどう反映していくかしらんね、楽しみ。
何より、ゆるゆると緩んだからだで、今年を終えられること、平山さんに感謝!です。

投稿者: くら : December 31, 15:32 | Comments (34) | Trackbacks (0)

December 20, 2006

五臓六腑に染みわたる

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冬の伊豆高原は、夕焼けがきれいです。
でも、輝くように美しいのは、ほんの一瞬なので、私の腕では、写真に収めきれない。
いつも、ほれぼれと見たあとで、あ、カメラ!と思い出します。残念。

そんな伊豆高原を一緒に見られたら、と、2月にスクールを開きます。
リーラスクールではお馴染みの、野見山文宏さんを講師に迎え、
生理学講座完結編〔五臓六腑に 染みわたる〕。

見えないし、触れない、
教科書で、うんざりするほど酵素の名前や働きは覚えるけど、ピンとこない・・・
実感のしにくい〔内臓たち〕は、私にとっても悩みの種です。
それでいて、内臓疾患の病名を携えていらっしゃるお客様は、たくさんいます。
そのつど、本で調べて、病名や症状には詳しくなっても、
実際に触れるからだと、どう結びつけていいのやら・・・。

なんとか実感的に理解する方法はない? 野見山さん、と、無理難題を吹っかけたら、
うんうん唸りながら、時間をかけて考えてくださいました。
発生のプロセスから説明していったら、内臓同士、内臓とからだが、結びつきやすいかもしれない
東洋医学の考え方を説明すれば、もう少し内臓と親しくなれるかもしれない
聴診器を使って音を聞いたり、反射区を使って内臓を体表とつなげたり・・・
彼が出してきてくれたアイデアは、面白そうなものばかりでした。

そんな〔内臓と仲良くなる時間〕が、今回のスクールのコンセプトです。
もちろん〔野見山スクール〕ですから、いつもどおり、雅江さんのおいしい手作り料理つき。
こちらも、ムリを言って、一日目の夕食に設定してもらいました。
「冬だしねえ、お鍋なんていいねえ」と、聞こえるように呟いてあります。
寝転んで話を聞く もアリ、のリラックスしたスクール、今回も実現できるといいな。

参加者募集中、詳細は、リーラハウスHPのスクール欄をごらんくださいね!


投稿者: くら : December 20, 15:26 | Comments (0) | Trackbacks (0)

December 2, 2006

星の王子さまミュージアム

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借りたパソコンで、やっと写真を扱えるようになりました。
うーん、やっぱり写真があると、ブログを書く気になるね。めでたし、めでたし。
もう1週間前の話になってしまいましたが、紅葉の箱根を、友人たちと満喫しました。

紅葉だけではもったいない、と、入ってみたのが、星の王子さまミュージアム。
伊豆高原のチンケな美術館に、だまされ続けている身としては、
ダメかも・・・と期待うすだったのですが、これが見応えあり!の優れものでした。
建物もしっかり作ってあるし、お散歩が楽しいし、展示も面白かった。
パリの町並みを模した建物の一角のショーウインドが、この写真です。

展示は、サンテグジュぺリの生涯で、
空を飛びたくてしょうがなかった彼のこと、身近になりました。
たくさんの書簡に描かれた、彼の絵が、チャーミングでした。

ここを狙った、もうひとつの理由は、昔確かに見た、と思われる、
星の王子さまのミュージカル映画のことが、引っかかっていたからなのです。
映画のなかで、王子さまときつねが、少しずつ仲良くなっていくプロセスが印象的で、
その丁寧な出会い方が、ヒトに触れていく時の最初のプロセスによく似ている と、
最近、思い出していたのです。
あの映画のサントラ版のレコードなんか、置いていないかな、と期待したのですが、
映画については、何の情報もありませんでした。
自分でそのレコードを持っていた時期もあったように、記憶しているのだけど、
夢の記憶だったのかしらん、ねえ。
だれか、覚えている方、いますか?
王子さまときつねが、相手を尊重し、自分を感じながら、少しずつ、少しずつ、距離を縮めていく、
私には、大好きなシーンだったのですが、ね。

投稿者: くら : December 2, 10:49 | Comments (1) | Trackbacks (0)

November 28, 2006

パソコン故障!

えーん、いつものように写真を載せられないのが、とても残念!
パソコンが故障しました。
キーボード部分の総とっかえで、メーカーへと運ばれていきました・・・。
機械に疎い私が、いつも頼りにしている、パソコン兄さんに泣きついて、
代打のパソコンを貸してもらいましたが、これが、慣れないのでまことにやりにくい。
しかも、写真を組み込むソフトを入れるのを、忘れた。

というわけで、うちの姫(パソコンの名前)が戻ってくるまで、
あまりブログを更新できないかも・・・です。
ご容赦くださいませな。

それにしても、構造や仕組みがまったく理解できないものに、
こうやって頼っているのね と、ちょっと情けない気分です。

投稿者: くら : November 28, 08:38 | Comments (0) | Trackbacks (0)

November 19, 2006

大根、収穫!

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10日ぶりに、やっと畑に出掛けたら、大根がにょきにょきと伸びていました。
何もしていないのに、この成長ぶり、感動するね。
まだ細いけど、これは食べなくちゃ!

実(?)よりグンと大きく、せいせいと伸びた葉っぱは(私の場合、毎年こうなる・・・)、
さっとゆでて、ジャコと炒めて、お酒のつまみに。
実は、収穫してあった、人参やジャガイモと、トン汁に。
冬が始まるねえ という献立になりました。

自分で作った野菜を食べるって、どうしてこんなに満足するんだろう。
種の時から知ってるよ! という仲良し具合のせいかしらん。

ちなみに、私は、葉っぱ類を作るのだけが、なんだか上手なんです。
ひと昔前、そのヒトの前世が判る と評判の霊能者と友だちになって、
「ねーねー、私の前世は?」と、試しに聴いてみたところ、
「うーん、人間じゃないね。なんか精霊みたいに飛び回ってるのが見えるよ。
うーん、これは植物の霊だね、・・・主に菜っ葉関係の」と言われ、
菜っ葉かい!?と大爆笑したことがあります。
半信半疑だったのですが、ハーブを育てても、花は咲かず葉だけが茂る、
野菜を育てても、実はまあまあ、葉っぱだけがせいせい伸びる、
という現実を目の当たりにすると、苦笑いしながら、この話を思い出します。

投稿者: くら : November 19, 09:12 | Comments (141) | Trackbacks (0)

November 8, 2006

変わるもんだね

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水族館フェチを自称する友人と、三津シーパラダイスに遊びに行きました。
ここに来たのは2度目。20年以上前に、やはり彼女と、
「おんぶにラッコ」のキャッチフレーズに感動して、やって来たのでした。
その日はラッコの赤ちゃんが生まれたばかりで、
お母さんのお腹の上にいる、ふわふわの白い毛糸玉のような赤ちゃんを、
彼女は鮮明に覚えている と言います。

かたや私は、キャッチフレーズと、来たことは覚えていても、
なにを見たか、楽しかったか、さっぱり思い出せない。
ラッコの赤ちゃんなんて、いたっけ?という具合。
だから今回は、楽しいかどうか半信半疑で、彼女に連れられていったのでした。

いやあ、満喫した! こんなに楽しいとは!
イルカも、アシカも、トドも、ラッコも、見飽きなかった。
いま、おんなじ地球のうえの、ここで、一緒に生きているんだねえ と
そのことが沁みてくるようだった。
どの動きの一瞬も、見逃したくなくて、からだじゅうで見ていた。
20年前とは、エライ違い。そのことにも驚いた。
20年の間に、知らず知らずに起こっていた変化・・・。
歳をとるって、いいもんだね。感動の仕方も、変わっちゃうんだね。

写真は、観客にガンを飛ばしているトド。どんな気分なんだろね。
水族館や動物園、新しい探索エリアが増えました!

投稿者: くら : November 8, 18:05 | Comments (0) | Trackbacks (0)

November 5, 2006

丹田と仲良し

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ブログを書こうとパソコンに向かったら、膝の上に載って来たそら。
パソコン用の椅子は、腰が疲れないように斜めに出来た椅子(これで説明になってる?)なので、
載って来たそらも、すごく不安定。むちゃな格好になっていますが、降りようとはしません。
でも、可愛いよねえ・・・。

昨日は一日かけて、〔自分が好きになっていく〕というセルフケアの講座の原稿を書いていました。
初回で、重力と仲良し をやり、今回のテーマは、丹田と仲良し。
重力にしろ、丹田にしろ、ヒトとして生まれた者が等しく影響される、からだの感覚でしょ。
そういう感覚を、自分のなかに探り、それと仲良くなっていくと、
自分の個性とか、タチとか、ヒトにどう思われるかとかが、たいしたことではなく思えてくるの。
そんなこと以前に、ここに、この感覚と共に生きている私がいる という感じ。
そこには、いいねえ!これだねえ! という、肯定の感じが満ちています。
理由も、理屈もない、肯定。
そこに立ち戻れるから、私は自分のからだと出会っている気がします。

〔私〕 は、たいして〔私〕 じゃなくても、いいみたい・・・とでも言ったらいいか・・・。

自分が好きになっていく というタイトルは、そんな思いからつきました。
だから、好きになっていく自分って、あんまり自分自分していないんだけど、ね。

丹田に関しては、私自身は、仲良くなるのに10年かかっちゃったんだ。
基本が、思考大好きのおっちょこちょい だから、ね。
すぐ、パーッと舞い上がっちゃって、丹田なんてどこへやら。
〔丹田は、忘れた頃にやって来る〕という標語を作って、自分にあげたくらい。
最近、肝心な時には落ち着けるようになったのも、本当に丹田と仲良くなれたのか、
単に歳をとって、開き直れるオバサンになったのか、ちょっと自信ない・・・。

ともあれ、こんな私の試行錯誤のアレコレを、お伝えしますね!
12月3日2時半から、東京ヨガの神南スタジオでやります。
詳しくはこちらへ。ws@tokyo-yoga.com

投稿者: くら : November 5, 17:13 | Comments (0) | Trackbacks (0)

October 19, 2006

自分が好き

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秋晴れの日は、光がきれいだね。透明で、どこか鎮まる。
そんな光のなかで、満開のホトトギスです。

先週の土曜日、伊豆高原で、越智啓子さんのワークショップと講演会がありました。
越智啓子さん、プロフィールは魂科医・笑いの天使、
もともとは精神科のお医者さんなんだけど、
石やヒプノやアロマを使った独自の治療で人気が高い方です。

一度お会いしてみたいなあと思っていたら、伊豆の友人が企画をプロデュースして、実現しました。
すてきだった、楽しかった!
正直、ニューエイジって? エネルギーとかオーラとか、見えないものばかりを対象にするって?
というかすかな抵抗があったのですが、全然違った。
啓子先生は、揺るぎないグランディングの力を伴って、
それを、からだ、心、エネルギーへ、とつなげていく、確かな方でした。
何よりも、声がステキ、柔らかくて、透明で、知性に満ちた声だった。
その声に誘導される瞑想やワークショップは、
いやあ、泣いた、泣いた、こんなに泣けたの久しぶり! からだも心も、とても軽くなりました。

彼女が一貫して提案しているのは、
自分を好きになろうよ、生まれてきただけですごいんだから、
自分を好きになれば、ヒトも世界も好きになるよ ということです。
そのことを、自ら実践して、講演会の途中に天使に変装したり、
マリー・アントワネットに変装した写真を、見せてくれたりしました。
普通だったら嫌味になるようなことを、さらさらと抵抗なく受け取らせてくれる、
〔好きの力〕の底力、カッコ良かったです。

そこまで突き抜けるのは、まだまだだけど、私も、
〔自分が好きになっていく〕 というテーマで、からだと出合ってみたいな、と、
今度の日曜日から、2ヶ月おきに、東京ヨガでワークショップをやります。
一回目のテーマは、〔重力と仲良し〕。
重さ という地球の法則がもっている、コミュニケーション力を、自分のからだで実感していこうよ、
私たちが重力からもらっているエールに、気づいてみようよ、という内容です。
お問い合わせは、03-5458-1082 ws@tokyo-yoga.com まで。
からだを通して自分を好きになってこれた、私自身の体験を、共有できたらな、と思っています。

投稿者: くら : October 19, 08:23 | Comments (2) | Trackbacks (0)

October 13, 2006

近所に引っ越します

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東京ヨガのちゃまさんのブログを受けて(といっても、マが空いてしまったが)、ご報告。
リーラハウスは、来年5月の予定で、自宅ともども移転します。
これが、新しい土地からの風景。今より、もう少し海に近くなります。

理想的なトリートメントルームを作りたい と、ここ数年思っていました。
私のトリートメントをご贔屓にしてくださる、陶芸家の黒田泰蔵さんと、その話で盛り上がり、
彼が、設計を引き受けてくれました。(黒田さん、時々設計もやるの)
どうせ作るなら、土地ごと理想的な場所を という、完全主義の彼の熱意にほだされて、
結局、土地探しから手伝っていただきました。
城が崎の半島と灯台の先に、海と大島が広がる場所で、ここだね!と確信しました。

大好きな今の場所と家を、気にいってくれるヒトを探していたら、
ちゃまさんとみゆきさん夫妻が、名乗りをあげてくれました。うれしい!
仲良しがご近所になることも嬉しいし、仕事で一緒にできることがあるのも、嬉しい。
みゆきさんは、ここでトリートメントルームを開きつつ、スクールを手伝ってくれることになりました。
個人セッションとスクールでアップアップになりつつあった私には、強力な相棒です。
しかも、スクールの場所としても、今までどおりここを使っていけます。
ちゃまさんとも、ヨガをめぐって、一緒にできることがありそう。

体制が固まるまで、少し時間がかかるかもしれませんが、来年は新しい展開が開けそうです。
乞うご期待!
新しいトリートメントルームをご披露できることも、楽しみです。
 

投稿者: くら : October 13, 07:37 | Comments (2) | Trackbacks (0)

October 2, 2006

秋の花束

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切り花を求めて庭をさまよったら、素敵な花束ができちゃった。
白い小花は孔雀菊、紫色はシオン、濃いピンクは藤袴、秋の七草のひとつです。
少し弱くなって、でも透明感の増す秋の日差しに、色が映えます。

あたりには虫の音、枯れ始めた雑草をわんさか刈った焚き火の匂い。

何回通り過ぎても、季節は、季節ごとに、味わい深いね。
その季節ごとの情緒を、もっているね。
夕焼けにも、月にも、出逢うたびに、シンとどこかが鎮まる、秋の情緒のまっただなかです。

投稿者: くら : October 2, 14:06 | Comments (0) | Trackbacks (0)

September 25, 2006

終わっちゃった

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昨日までの3日間が、リーラスクール・オイルトリートメント講座の最終回、
半年にわたった講座が、終了しました。
3日とも爽やかな秋晴れで、海は島の様子がわかるほどに澄み、
リーラハウスの開け放した窓からは、金木犀の香りが、秋風と一緒に運ばれていました。
世界にエールをもらっているような、美しい3日間でした。

月に3日間、伊豆高原での合宿が5回、間にフィードバックセッションが1回、
しかも次の合宿までには、練習が宿題・・・。
受講生の方たちにとっては、大変なスケジュールだったのに、
7名の方たちが、最後までやり通してくれました。それも、楽しみながら!
そんな素敵な状況で、腕があがらないわけがありません。

最後の交換セッションは、始まりの瞬間から、空気が鎮まりました。
それぞれが、自分らしさを失わずに、ヒトのからだとの丁寧な出会いを楽しんでいました。
重心が落ちた状態で安定した動きは、すでに全員が身につけ、見ていると舞のようだった。
セッションの最後も、またシンと空気が鎮まり、それぞれのつながりが美しかった。
全員が、誇り高いプラクティショナーでした。

こんな長丁場の講座を、初めてやらせてもらって、
これはビギナーズラックというものなのかしらん。
私自身も、それぞれの受講生も(多分)、納得のいく内容と出会いになりました。
東京から駆けつけてくれたアシスタントの皆さんや、おいしいお昼ご飯でエールをくれた雅江さん、
打ち上げを彩って素敵なお料理を出してくれた、風花の辻さん、
そもそも、こんなことを、やっちゃえば、と焚きつけてくれた数多くの友人たち、
何よりも、最後にはからだ大好きの仲間同士となってくれた、受講生の皆さん、感謝!です。

満足感もいっぱいだけど、なんだか一日からっぽになっちゃった。

投稿者: くら : September 25, 20:16 | Comments (0) | Trackbacks (0)

September 16, 2006

秋のひかり

9.16.ブログ用.jpg

朝起きてみたら、光が透明に澄んでいて、これは、秋のひかり!
セッションが3つも入っている日だけど、じっとしていられなくなって、畑までドライブしました。
短い道のりのなかで、コスモスをみつけ、彼岸花をみつけ、秋の雲も見た。
空気が澄んで、キリリとして、秋の匂いがした。
焚き火の匂いが澄んだような、賢そうな香り。

伊豆高原の秋は、ひかりと空気が透明になり、海も濃い藍色で、私の一番好きな季節です。
きりっとしてるんだけど、どこかほのぼのと野放図で、やさしい。
枯れ始める草の気配や、柔らかい虫の音が、
放っておかれた自然のおおらかさを、残しているのでしょうね。

畑で、もう勢いの落ちたトマトやキュウリ、まだ元気なゴーヤ、ナス、ピーマンを収穫して、
夏の名残の野菜カレーを作りました。
隠し味に味噌を入れたら、大成功でした。

投稿者: くら : September 16, 20:09 | Comments (0) | Trackbacks (0)

September 7, 2006

あたまのなかの蝶々

8.7.ブログ用.jpg

クラニオで愛用の、分解できる頭蓋骨、名前は〔柳沢教授〕。
うちの居間に、これも愛する天使とともに、飾られています。

クラニオに惹かれていった理由のひとつが、
この頭蓋骨 というか、正確には、蝶形骨の存在です。
外から見た、この頭蓋骨では、判りにくいのですが、
目の奥を横断している、頭蓋骨のひとつ。
本当に蝶々の形をしていて、
内に視床下部を抱え込み、脳下垂体をぶらさげて、頭蓋中央に君臨しています。

あたまのなかに、蝶々がいる! しかも、羽を広げて、飛び立とうという姿で!

蝶々好きの私としては、たまらなかった。
はかなげな羽を、目いっぱい使って、ここではないどこかへ、と飛んでいく蝶々って、
どこか象徴的な感じがするのです。
未知への冒険、まだ見ぬものへの憧れ、自由への可能性・・・そんな感じ。
それが、自分の頭のなかで蠢いている、なんて、ワクワクしちゃう。

そういえば
てふてふが一匹 韃靼海峡を 渡っていった
という、素敵な詩がありましたっけ。

投稿者: くら : September 7, 17:02 | Comments (0) | Trackbacks (0)

August 25, 2006

回ったよ! 股関節

8.25.ブログ用.jpg

海一望の熱川ハイツで、5回目のリーラスクールは、熱く展開しました。
講師は、おなじみ平山昌弘さん、参加者12名、テーマは、〔回れ!股関節〕。

ホントに回るようになるかしらん という参加生たちの不安を吹き飛ばす、
講義とワークの、すてきなコラボレーションでした。
股関節の重要性をしっかり頭に入れて、やる気まんまんになったところで、
股関節を回すワーク。
股関節の可動性を制限するメカニズムを理解したうえで、
また、それをからだで観ていくワーク。
ワークが終わるたびに、立って違いを感じる、歩いて違いを感じる、を繰り返すうちに、
今まで光が当たったことのない、からだの内部へ と感性が育ち、変化が実感されていきます。

感じていないから、動かないだけなんだ というのは、ホントだね、平山さん!

2日間のうちに、皆のヒップはみごとに上がり、
歩き方は、優雅なモンローウォークへと、変貌していきました。
回ってるじゃん、股関節!

もうひとつの発見は、ワークを施す側になった時の変化。
自分の股関節まわりに理解が及ぶほどに、
ヒトを動かすときのからだの使い方がラクになり、ラクになると、相手も安心してゆだね・・・。
自分のからだへの理解が、ヒトのからだへの理解に直結していく瞬間を、何度も観ました。
からだ同士って、賢いねえ。

今回も、しっかり食べて、パワー全開でコミットしてくださった、平山さん、
ホントにありがとう!
そして、自分のからだに丁寧に向き合っていった、参加生の皆さん、ありがとう!
からだ探検に夢中になれた2日間でした。

投稿者: くら : August 25, 09:27 | Comments (1) | Trackbacks (0)

August 17, 2006

つながる感覚

8.17.ブログ用.jpg

エヘン! 夏になるとともに、そらは、痩せました。
夏のせいなのか、オトナになったのか、あの食い意地の張ったそらではなくなったの。
3度以上食べていたご飯は、2度になり、飼い主も大変ラクです。
お腹のあたりがスッキリした姿を、自慢したくて撮りました。

本題はまた、からだの話。

先週、平山さんと、次のリーラスクールの打ち合わせをしました。
股関節と足首のつながりを見ていくワークのなかで、私の足首がみごとに引っ掛かり、
それが股関節を制限していることが、痛みとともに自覚されました。
あ、この筋肉、まだ出逢ったことなかった、と感覚にのぼってきたのは、左足の長拇指伸筋。

この、感覚にのぼってくる というか、感覚がつながる というか、
まだ観たことがなかったからだの部分に出逢う感じって、独特なんだよね。
その部分が脚光を浴びて、わーい! と喜びだす感じ。
そして、発見した私の意識も、わーい! と喜ぶ感じ。

打ち合わせの時には、この後、仙骨が熱を出したりして、
足先から骨盤へのつながりが、ちょっと見えてきたのでした。

その後、うちでヨガをやる時に、この長拇指伸筋くんを意識に入れてからだを動かすと、
これが、毎回、足の裏がカーッと熱くなってくるのです。
観てくれたから、つながったよ! という、からだからの返事のようで、これまた楽しい。
そのうえ、この、伸筋くん、
骨盤のなかを動かしたり、背骨上部の凝りを開放したり、左の肩をほどいたり、
と大活躍するのです。

これだから、からだの探検って止められない と、
ここ数日、伸筋くんとハネムーンしています。

投稿者: くら : August 17, 18:06 | Comments (0) | Trackbacks (0)

August 15, 2006

ちゃんと ここに いる

小さい頃は、ぼーっとしてばかりのコ でした。
現実の世界の展開に馴染めなくて、空想ばかりしていました。

幼稚園の頃に、家族の皆とご飯を食べている絵を描いたのですが、
自分を含めた皆を、天井から見ている視点で、描いています。
先生に指摘されても、何を言われているか判らなくて、びっくりした記憶があります。
そのくらい、いつもどこかにイっていました。
自閉症ではないか と心配されました。

心配されていることに気がついて、どうやら改善を試みたらしいです。
少し、現実が見えてきましたが、それでも、〔ここ〕には居ませんでした。

今度は、外 と 未来 にとらわれるようになりました。
周りのみんなに心配をかけないでいるには、どうしたらいいのかな?
ここを、どう切り抜けたら、褒められる未来がくるのかな?
そうやって、大きくなるうちに、とうとう疲れてきました。
なにか、ヘン。

からだとつながっていく動機になったのは、どうもそのあたりのようです。
ヨガをやっている時に、自分のからだの内部を感じていると、とても安心しました。
からだが内側から伸びていくときの感じ、呼吸がおのずと変わっていくときの開放感。
外 も、未来 も、空想 もない、その時その場のリアルな感じ。
やっと、現実 というのが、理解できるようになりました。

理解してみたら、ステキでした。
そこには、内側から展開する、納得のある変容 がありました。
これね! という手ごたえがありました。

ただ、歴史 というのは大したもので、今でも、〔いま ここ〕にいるのは、苦手です。
ひとりで車を運転していると、すぐ、未来と空想のごちゃまぜ世界を彷徨ってしまって、
あら、気がついたらこんなとこに来ていた となることが、よくあります。

だから からだで出会おうとし続けるのだろうな、
だから 瞑想なんかしてみちゃうんだろうな、と
苦笑まじりで思います。
どちらも自在に楽しめるようになりたくて、その自由を獲得したくて・・・。

8.15ブログ用.jpg

このコは、パイナップルリリー といいます。
赤やピンクや紫や、夏の日差しと対抗する、強い色のなかで、
真っ白とうす緑 というのが、ほっとします。

投稿者: くら : August 15, 21:19 | Comments (0) | Trackbacks (0)

August 10, 2006

やっと土用干し

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土用はとうに過ぎてしまったのだけれど、
天気が安定しなかったり、晴れている時は東京だったり、と、ままならなかった今年の夏。
嵐の後の庭で、きょう、やっと、土用干しスタート。

梅干師匠と電話したら、彼女も今日スタートしたそうで、縁起はよさそう。
一日のうちに、皮がシワシワと、柔らかくなってきました。

乾き始めたら、梅酢スプレーで濡らし、濡らしては、乾かし・・・。
それを繰り返しているうちに、梅干は梅干になっていきます。
乱暴に扱うと、柔らかくなった皮が破れてしまうので、ひとつずつ丁寧に、出会いを楽しんで・・・。
夏の炎天下、首の後ろに暑い光線を浴びて、しゃがみ込む姿勢をしていると、
去年の夏、おととしの夏、と思い出につながっていきます。
年中行事の楽しみね。

とはいうものの、暑さと汗で、今日は5個、破壊してしまった。(これも毎年起こる)

一日中お日様を浴びた梅たちは、今は、また、梅酢のなかで休んでいます。
これを3日繰り返し、最後にブランデーを振りかけて寝かせれば、今年の梅干の完成。
今日の手触りでは、今年もうまくいきそうです。

投稿者: くら : August 10, 20:32 | Comments (0) | Trackbacks (0)

July 31, 2006

やきもち そら

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そらと友だちになるはずだった おひさま は、結局、私と友だちになりました。
かなり仲良くなって、近寄れるようになると、出会った春の頃より、ずっと痩せています。
首輪をしているから、飼い猫のはずなんだけどなあ、でもこの痩せ方は気になるなあ、と
友人のネコ博士に、相談してみました。

このネコ博士、すごいんだ。うちの2匹の飼い猫の他に、
野良猫たちにも餌をやりに行き、かつ、チャンスがあると自腹を切って、去勢までしている。
いたいたしい子たちが、これ以上増えないように という想いなのだ。

で、ネコ博士、即答。
すぐ餌をやりなさい! 飼い猫も、捨てられちゃうことだって、あるのだから。
お墨付きをもらって、いそいそと、おひさまを待ちました。
夕方やってきたおひさまに、カリカリと牛乳を差し出すと・・・食べる! かなりの勢い! 
やっぱりお腹すいてたんだあ、と見守っているところに、そら登場。
じっと状況を把握すると、やおら、おひさまを追い払い、自分が食べ始めた。

お、おまえ、10分前に夕飯食べたじゃないか!
この、ごうつくばり(うーん、古い言葉だが、咄嗟に出てしまった)! と怒ると、
私にガンを飛ばして、外に出て行ってしまった。

・・・これって、そらの、やきもち? 
翌日からは、そらがいなくて、おひさまがいる、という状況を狙って、餌を出すのですが、
どこからともなく、帰ってきて、おひさまを追い払うのです。
また、おひさまが、すぐ引き下がるところも、なんか微妙。

そらとおひさまと私、関係性は、複雑になってきました。

投稿者: くら : July 31, 15:37 | Comments (0) | Trackbacks (0)

July 24, 2006

オイルトリートメントの講座

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4回目の講座が、昨日終了しました。これは、お昼ごはんの風景。
今回、講座中の食事を担当してくれている野見山さんちの雅江さんが、
おいしい豆カレーとサラダを作ってくれました。

毎回、講座の前日には雅江さんと打ち合わせして、
なるべくお互いの畑の収穫物を使おうと、材料を持ち寄るのですが、
今年は長雨のせいで、思うさまの収穫はならず、全部取れたて野菜よ!とは自慢できません。
それでも、雅江さんは、とぼしい収穫を、お料理の魔法でおいしくして、出してくれます。

おいしくて、丁寧なお昼ご飯は、ワークショップのリソース(元気の素)になるね、と
今回の連続講座では、しみじみ感じています。
講座中のテンションは増すばかり、集中力の高いクラスが、お昼に一気にゆるみます。
それが、午後の集中に立ち向かう力を与えてくれます。

手技の練習はもう、3回目で完了し、今回のテーマは、
相手のからだに出会っていく、感じていく、そこからセッションを作り上げていく 
というステージに入りました。
ほとんどのメンバーが、オイルトリートメントの初心者にも関わらず、
もう、プロの心意気と立ち姿が、練習中に現れます。
助けが必要になったら呼んでね という私のお仕事は、ほとんどなく、
ただ見守るばかり、ほれぼれするばかり、となってきました。

講座と講座の間の1ヶ月を、それぞれが有効に活用している成果でもあります。
でも、何よりもやはり、好き の力が、皆を、そして私を、つき動かしているように感じます。
毎回、私自身が刺激を受け、原点に立ち戻れるような、素敵なグループに、
心から感謝! です。


 

投稿者: くら : July 24, 08:55 | Comments (1) | Trackbacks (0)

July 20, 2006

呼吸の醍醐味

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雨続きの日々、八重のくちなしが、花をつけては、強い香りを放ちます。
春から続く、香る花たちのバトンタッチの、最終ランナー。
最終ランナーらしい、きっぱりした香りです。

梅雨でだるくなったからだを、目覚めさせるべく、昨日と今日はヨガのクラス。
参加者が少しすくなかったのを幸いに、私も一緒に動きました。
一緒に動くと、クラスのなかに溶け込みます。
からだがほどけるとともに、深くなる呼吸を、皆とともに味わえます。

吸う時間 と 吸ってからそのままでいる時間 と 吐く時間、吐いてからそのままでいる時間。
私は、呼吸を、4つのステージでガイドします。
そうすることによって、それぞれを味わいながら、深い呼吸に移っていけるから です。
呼吸に、自力や無理強いは禁物。からだに命令するほどに、息は苦しくなっていきます。
でも、味わっていれば、大丈夫。味わう意識が、さらに深い呼吸へと、勝手に導いてくれます。

吸ってからそのままでいる時間 は、新しい酸素に満ちた血流が、全身を満たす時間。
指の先まで、新たな力が満ちていきます。
この味わいも、すてきですが、私がもっと好きなのは、
吐いてからそのままでいる時間。
からだから、要らないものがすっかり出て行って、いったんからっぽ、シーンと鎮まる。
私が、ただまるまる私であって、同時にもう私ではなくなる 時間 と言ったら、変かな?
この時間の味わいに、うまく入れると、そんな感じなの。
〔ちいさな死〕 と、昔から勝手に名づけています。

ひと呼吸ごとに、まるで生まれ変わっていくような、そんなうっとりする呼吸を
ひとつの場ごと共有できたら・・・
やることは十年一日のヨガクラスなのですが、狙いはけっこうデカイのです。

投稿者: くら : July 20, 21:07 | Comments (1) | Trackbacks (0)

July 5, 2006

今年の梅

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山梨の友人から、無農薬の梅が届きました。
まだ青かったので、2日間ほど、ざるに広げました。
少しずつ熟しながら、うちじゅうに、いい香りを放ちました。

いい香りに包まれて、梅干の準備。
通常2割使う塩を、1割に押さえ、あとの1割ははちみつを使う 
というのが、うちの梅干の秘訣。
はちみつと塩を混ぜたボールに、ひとつひとつ梅をからめ、樽に並べていきます。
この、ひとつひとつ というところが、手間なのですが、
ここで、それぞれの梅と仲良しになると、いい梅干になる気がして、かかせないの。
それぞれに、よく見ると、色やあばたが個性的で、やあ!と出会う感じです。
最後にブランディを注ぎ混み、重石をして、水があがるのを待ちます。

次にひとつひとつと出会うのは、土用干しの時。
今年の梅は例年より皮が硬いので、土用干しでどのくらい柔らかくなるか、が勝負どころ。
夏のお日様、よろしくね! と今からお祈りです。

手間のかかる梅干づくりですが、おいしい!とほころぶ顔が見たくて、恒例行事になりました。

投稿者: くら : July 5, 13:01 | Comments (1) | Trackbacks (0)

July 3, 2006

ゆたかな時間・追加

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話したからには、やっぱり、この写真も載せておかなくちゃ、ね。
のどかでしょ?

投稿者: くら : July 3, 15:31 | Comments (3) | Trackbacks (0)

ゆたかな時間

7.3.ブログ用.jpg

昨日までの3日間は、リーラスクールの野見山講座。
からだに現れる症状を東洋医学的に観ていく という難しいテーマにもかかわらず、そこは
伊豆在住・自然大好き・野見山さん と、
同じく伊豆在住・ほとんど野蛮人・松本 のコンビですから、
机をならべて、姿勢正しく、せっせとお勉強 という訳にはまいりませんでした。

主催者松本は、ほとんどツァーコンダクター状態で、
温泉も入らせたい、野見山自然農の農園も見せたい、
野見山さんちの雅江さんのおいしい自然食を食べさせたい、外でおにぎりのピクニックがしたい、
お散歩も、ハーブも、無農薬の手作り野菜も、味わってもらいたい、と、リキが入ってしまいました。

これにノッテくれるのが、また、のみさん達の素敵なところ。
のみさんの軽トラックの荷台に、皆がすし詰めで乗った風景は、圧巻でした。
(もちろん、農道をとろとろと、しか走っていないよ)
皆さんのお祈りの甲斐があって、梅雨のさなかにも関わらず、お散歩もピクニックも無事満喫。
ゆたかな時間が過ぎました。
もちろん、講義も充実していたんだよ、遊んでばかりいた訳ではない。

その時間のすべてが、
学びたかった複雑系や、東洋医学の本質や、ボデイワークに、つながっていた気がします。
知識ではなく、体験として、感覚として、知恵として。
〔ゆるやかな統制と自己創発〕 というのは、複雑系で出てきたコトバですが、
ワークショップ全体が、そのようなあり方をしていました。
そんな時間を、一緒に作ってくださった、参加生の皆さん、野見山夫妻、本当にどうもありがとう!

投稿者: くら : July 3, 14:59 | Comments (0) | Trackbacks (0)

June 16, 2006

まわれ 股関節!

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長雨の合間に撮った、庭のほたるぶくろ。
大好きな花で、群生させたいのですが、さすが野生、移し変えると根付きにくい花です。
葉が出てくると大事に大事にそっとして、少しずつあちこちに増えてきました。

東京セッションの合間に、平山さんと次の講座の打ち合わせをしました。
タイトル、変えようよ となっちゃった。
ホームページはまだ変更していませんが、まずはブログでご報告。

歩行のメカニズムを通して、下半身を理解する というプロットを考えていたのですが、
平山さんが、このやり方でいくつかの講座をトライしてみたところ、
歩行の解析は難しすぎ となりました。
私も、歩行解析の本、買ってみたんだけど、難しくてなかなか先に進まない。

で、まずは下半身のメカニズムを理解したうえで、歩行のメカニズムを知ろう
そのために、徹底的に股関節を開放し、股関節を中心に下半身を感じていこう
と、プロットが逆転したわけです。
そして、元気のいいタイトルが生まれました。

感じる解剖学part1. まわれ 股関節!

股関節は、脚の付け根。
植物の根でも、息の根でも、根は いのちの大元 です。
根が滞れば、いのちが止まってしまう。
脚の動きの根 である 股関節を、生き生きとさせようよ、その理解から下半身を理解しようよ、
という願いをこめて、 こんなタイトルになりました。

ただ今参加希望11名。もし、どうしても!という方がいなければ、
私が参加したいなあ、股関節、まわしてみたいなあ、ともくろみ中。
と書いていたら、12名目が現れたみたいです、しくしく。
今回も、へぼなアシスタント、がんばります!


投稿者: くら : June 16, 15:03 | Comments (0) | Trackbacks (0)

June 8, 2006

畑の報告

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3月に借りた時には、畝もできていなくて、周りの景色しか映せなかったけど、
見て見て! かぶ、大きくなりました。
他にも、人参、じゃがいも、いんげん、トマト、ナス、菜っ葉・・・などなど。

忙しい春だったので、週に一度くらいしか、畑に行けなかったのですが、
貸してくれた高橋おじさんが、耕運機で耕してくれたり、
隣の畑担当のおじさんが、
「わらをもっと敷かなくちゃ」「こりゃ肥料が足らんな」など、
出会うたびにアドバイスをくれたり・・・。
たくさんのおじさん力に支えられ、植物自身の力に支えられ、
食べれるとこまで大きくなりました!

まだまだ周りの畑にくらべると、貧相な出来なのですが、
確かに、庭で育てているより、みんな元気。
畑に行く時間のある朝は、恋人に会うみたいに、いそいそしてしまいます。
これからは、なるべく早起きして、皆に出会いにいくつもり。

かぶは、がんもどきと一緒に煮物になりました。
おいしかったよ、幸せだったよ。

投稿者: くら : June 8, 08:49 | Comments (1) | Trackbacks (0)

May 31, 2006

からだへのリスペクト

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これは、最近のそら。
こんなに大きくなったよ というか、太ったよ、というか、ご報告。
ダイエットは、うまくいっていません。可愛い声で鳴かれると、すぐ餌出しに走ります。
つまりは、飼い主の甘さの問題です。
わかっているけど、やめられない。

本題は、リーラスクールのことなんだ。
おかげさまで、第4回の野見山さんの講座は、満員御礼となりました。
リハーサル後の話し合いで、今回は10名で切って、
皆の疑問と丁寧に向き合っていこう ということになったの。
そして、人数が少なくまとまるので、野見山自然農法農場へ、
複雑系の実習と称する、ピクニックに行く というアイデアも生まれました。
わあい、私はピクニックがいちばん楽しみ!

こういう時の野見山さんの謙虚さ・丁寧さが、大好きです。
リーラスクールの解剖生理学は、内容の高さでも誇りに思っていますが、
講師さんたちの人間的な実力も、誇りです。

もうひとりの平山さんも、いいんだ。昨日電話で彼が話したこと。
からだをツールとして使っている間は、からだの奥にある叡智は、動き出さないんだよ。
からだに対するリスペクト・感謝が芽生えてきて始めて、叡智は働き出すんだ。
こんなこと言ってると、宗教チックに思えるかもしれないけど、真実なんだ。
だって、いっぱいのスポーツ選手が、そのことで変わっていくのを、見てきたもの。

ね、いいでしょ?
平山さんの8月のワークショップの方は、まだ空きあり です。
逃すのは惜しいかも、よ!
詳しくは、HPのリーラスクールをご覧くださいな。

投稿者: くら : May 31, 15:34 | Comments (34) | Trackbacks (0)

May 18, 2006

空気が香るよ

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東京のセッションを終えて、ひと気のない夜の伊豆高原駅に降り立ったら、
空気は、ニセアカシアの花の匂い。
ちょっとみずっぽくて、濃密で、でもスッキリしていて。ああ!と思いました。
そして、うちに帰りつくと、ジャスミンの匂い。
甘くて、優しくて、5月のほの暖かい夜の気配とぴったり。ああ!

なんていったらいいんだろう。季節と時と香りが、ジャストで絡まりあう、この感覚。
なんか、完全な感じ なんだよね。
旅の疲れが、いっぺんに肩から抜けていきました。

というわけで今、うちはジャスミン屋敷と化しています。
例年より2週間は遅い開花です。
これから続けて、オレンジの花、匂いばん祭りの花、と順番に、庭の香りが変わります。
贅沢な季節です。

投稿者: くら : May 18, 13:42 | Comments (353) | Trackbacks (0)

May 8, 2006

セージの季節

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5月にセージを食べると、病気にならない 
という言い伝えが、ヨーロッパにはあるそうです。
確かに、越冬して、この時期花をつけるコモンセージは、
葉もせいせいと大きくなり、見るからにフレッシュで、頼もしい薬草です。

そのうえ、私は、年がら年中のセージ狂い。
皮膚からの吸収は禁忌 とされるセージを、
お風呂に入れ、自分のトリートに使い、
お茶を作り、料理に使い・・・。
一番の好物は、生のはっぱをバターに混ぜ込む、セージバター。
連休中にせっせと作り、せっせと食べ始めました。
ほとんど中毒です。

連休中のもうひとつのビッグイベントは、
6月末の野見山さんの講座のリハーサルでした。

おもしろかったよお。
日ごろ仕事でぶち当たる、さまざまな症状の解説と、
東洋医学的な治癒のアイデア。
治癒のアイデアの大元に横たわる 五行論 の哲学。
その五行論をも含みこむ 複雑系 の理論。
難しそうなテーマを、日常に引き戻して、のみさん、語った、語った。
東洋医学のつぼを実際に触ってみて、
からだで感じ取っていくワークも、説得力がありました。

また、触れていくときの新しいまなざしが、手に入りそうです。
(まだ、覚えていないので、手に入った とは言えない)


投稿者: くら : May 8, 17:05

April 28, 2006

コソバイ の ギフト

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まる一日、お日様を浴びて、外に出っぱなし、春の空気もいっぱい嗅いだ、焚き火もした。
そらと同じような一日を過ごして(そらは狩り、私は耕し、だけど)、
写真のそらのように満足な気分(私は、ほんのり一杯飲んで、だけど)。

今度ね、となった平山さんとの出会いの話をするね。
前回のワークショップで、内転筋と腸腰筋の拮抗 というのがテーマになって、
自分の内転筋も、けっこう緊張しているのに気づいた。
でも、腸腰筋とのバランス だけではない感じ、なの。
では、どこから? とからだを探っているうちに、
チビの頃からの癖である、足首の内旋がアヤシイ、と思ったの。

で、次回の打ち合わせなどと称しながら、平山さんに観てもらった。
やっぱり、ここ。
右足首のインナーが、完全緊張萎縮状態。
さらに彼は、これが、左肩の内旋につながっている とのたもうた。
言われるとおりに足首を緩めてみると、
頚椎7番の左側に神経が通っていく感じあり。
参っちゃうねえ。

平山氏いわく、
ほら、足の裏と内腿って、くすぐられるとコソバイでしょ?
下半身は、安定した力を支える部位だから、知覚神経は、他より少ない。
にも関わらず、足の裏と内腿は、知覚神経がたくさんあるから、コソバイ。
これって、からだのギフトなのよ。
そこだけは、感覚的になれ という、からだのメッセージがあるのよ。
(オネエコトバではありますが、本人はバリバリの男子です)

なーるほど!

ちょっと、からだオタクっぽい話ではありますが、面白かったのでシェア。

投稿者: くら : April 28, 20:20 | Comments (1) | Trackbacks (0)

もうすぐ収穫!

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キャンセルが入って転がり込んできた、久々のオフ! 
最初から予定しているお休みより、もっと嬉しいのは、なぜかしらんね。この、ギフト という感じ。
しかも、うららかな春日和。ますます ギフト。

そらと一緒に庭に出ると、ソラマメの花、満開。
マメ科の植物は皆、葉が下を向くのに、ソラマメは、葉が空を仰ぐので、
ソラマメ という名になったんだって。
いかにも地球にいることを喜んでいる様子で、私は育てるのも食べるのも、大好き。

でも、このあと無事にソラマメが私の口に入るまでには、
アブラムシと、どっちが先に食べるのか という闘いがあります。
花が咲き始めると、アブラムシがびっしり付くの。
軍手をはめて、エイヤ!とつぶします。
(うーん、考えてみれば、そらの狩りを嫌がれないよね)
ここ当分、ソラマメたちからは、目が離せません。

今日は、先日の平山さんとの打ち合わせで面白かった話を書くつもりだったんだけど、
外の景色が おいで、おいで、と言っているので、それは次回にまわすね。

投稿者: くら : April 28, 10:49

April 24, 2006

1回目のトリートメント講座

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久々の、かなりデカイ群発地震が続くなか、無事に終了しました。
練習しているときに地震が来たらどうしよう、とちょっとヒヤヒヤしていたのですが、
(なにせ、ハダカですから・・・)、
日中はさほど大きな揺れはなく、かつ、肝の据わった方たちばかりで、練習に集中してくれました。

楽しくて、集中した、3日間でした。
どんどん上達していく光景を、目の当たりにしながら、
〔触れるのが好き〕 という ただその想いが、
ヒトの間につながりを作り、触れる手を、からだを、洗練させていく、
その事実に感動していました。

〔好き〕と〔楽しい〕は、何よりのチカラだね。
そして、〔触れる〕というコミュニケーションは、ヒトの垣根をとりはずしていくね。
皆が、自分のままで、その場にいる、その光景もステキでした。

新しい挑戦ばかりで、参加生もアシスタントも私も、お疲れ様!
疲れたけど、満足感もいっぱいです。

講座の風景を写真にするつもりだったんだけど、練習に気をとられて忘れてしまいました。
今回大活躍してくれた〔りかちゃん〕(もちろん、写真の骸骨の名前です) を載せますね。

これから毎月展開していく講座が、本当に楽しみです。

投稿者: くら : April 24, 08:49 | Comments (29) | Trackbacks (1)

April 18, 2006

これがアンジェリカ

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悔しいので、追記。
これが、その アンジェリカ のアップです。
花、という組織の、きわみのような花 だとは、思いませんか?

投稿者: くら : April 18, 21:34 | Comments (2) | Trackbacks (0)

はる・はる・爛漫

4.18ブログ用.jpg
この時期、うちの庭は花爛漫。
もっといろいろ見せたいのだけど、ひとつのブログに数枚の写真を入れる技術が、わからないの。
仕方なく、ビオラとネモフィラとアンジェリカの咲く、この写真にしました。

アンジェリカ というのは、八重咲きのチューリップです。
チューリップというのは、あまりにバカみたいな花なので、長年バカにしてきました。
それが、ある年気まぐれに育ててみたら、可愛いの。
なんともいえず、可愛い。

そして、一番のお気に入りが、この アンジェリカ になりました。
この花は、なぜか、親友のまゆにそっくりなのです。
おっと、まゆが、バカみたい とか、そういう意味ではないのよ。
ただ、似ているの。この あっけらからん とした感じが。
はい、花です、それだけです、これもいいでしょ、と言ったらいいか・・・。

アンジェリカが咲くと、まゆ元気かな?と思い、突然連絡を入れる というのが、
春の恒例行事になっています。 

投稿者: くら : April 18, 21:17 | Comments (3) | Trackbacks (0)

April 12, 2006

雨降って、土砂崩れ

東京セッションの時に、ほとんど毎月出会う、みにいちゃんという若い友人のことです。
ここ2ヶ月、彼女のからだは、変わりました。
あんなに辛かった首筋の凝りと、それに伴う湿疹が抜けて、頭も首も肩も、楽そうなのです。
何があったの? と聴いたら、
前に話した「雨降って土砂崩れ事件」以来、バージョンが変わったみたいなの とのこと。

この「雨降って土砂崩れ事件」、とてもカッコイイんです。
ブログに載せてもいい? と聴いたら、快いOKだったので、皆にシェアするね。

彼女は、イマドキのバリバリした会社の、有能な社員です。
でも、たまたま引き受けた仕事が、誰の援助も得られず、ひとりで成果を挙げるには難しく、
悪戦苦闘の残業つづきだったのね。
成果が挙がらないので、彼女、評価が落ちて、社長に呼ばれて、苦言を呈されました。
自分の状況を説明しきれずに、それだけでも、悔しかったの。
もう、夜中に近い誰もいない会社で、その後トイレに行ったみにいは、
泣くよりは、と思って、思い切りトイレの壁を蹴ったの。(ここが、私の大好きなところ)
そしたら、あろうことか、トイレの壁に、ハイヒール踵型の穴が空いてしまったのね。

みにいは、ま、まずい、と慌てて会社を出、帰りの電車に飛び乗ってみたものの、
良心の呵責に耐えかねて、また会社に引き返し、
まだ残っていた社長に、恥をしのんで、惨めさも飲み込んで、打ち明けました。
このあたりが、「雨降って土砂崩れ」のところ。
社長、唖然、動揺。でも、いいヒトだから、修理は会社で引き受けるから・・と受け止めてくれました。
でも、翌日では、まだ修理の手も回らず、トイレの穴は、社員の噂になりました。
それを覚悟で、みにいは、打ち明けに帰ったのね。(ここも、私の大好きなところ)

この事件のあと、みにいの会社や仕事に向かう気分は、いっそサバサバとし、
それに伴って、仕事内容も変わり、頼れる上司もでき、からだの負担も変わった・・と
そういう話なのでした。

私ね、悔しい時に、ちゃんとそれを、そのままキャッチできる心と、表現できるからだ、
というところに、むちゃくちゃカッコよさを感じたの。
それまでにも、幾たびか感じていた、みにいちゃんの健やかさの、真骨頂の事件だった。
だから、大笑いして、惚れ惚れしました。
その大笑いが、彼女にとっても、嬉しかったんだって。
この事件を聞いて、「雨降って、土砂崩れね」、と名言を吐いて笑った友人も、
彼女にエールを送ったようです。

書かせてもらっちゃったよ、みにい。
お礼に、毎日でも見たいと言ってくれた、そらの写真、載せるね。
これは、ちょっと前の写真で、今は、もっと太っちゃった。
飼い主の管理能力の欠如、と親友には言われている。
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投稿者: くら : April 12, 20:39 | Comments (2) | Trackbacks (0)

April 3, 2006

2回目のリーラスクール

平山昌弘さんによる、2泊3日の構造解剖学講座は、昨日まで、
桜満開・ヒトいっぱいの伊豆高原で繰り広げられました。
いやあ、おもしろかった!

何よりもすごかったのは、平山さんの入れ込み。
ワーク時間が終了した後も、
参加フリーの「夜の講座」が繰り広げられ、皆アタマくらくら。
平山さんは、朝から4杯のご飯を平らげ、
夜中まで喋り続けてくださいました。深く感謝!

そして、構造解剖学などと、仰々しいタイトルがつきながらも、
その内容の説得力、斬新さ。
インナーマッスルのことや、呼吸の概念
何よりも、自分がそれを使いこなしていくための、
自分のからだへの気づき・・。
体験としての解剖学 という、私が一番欲しかったものを
みごとな手法と熱意で、展開してくれました。
おかげで、目からうろこ が、何度も起こりました。

私自身の反省は、おもしろすぎて参加生になってしまい、
皆のサポートがあまり出来なかったこと。
次回はもっと、私の予習が必要ね、という課題が残りました。
平山さん、参加生 の皆様、本当にどうもありがとう!
ブログ.平山ワーク.jpg

投稿者: くら : April 3, 16:19 | Comments (5) | Trackbacks (0)

March 28, 2006

クラニオセイクラル・バイオダイナミクス、本になった!

リンクの説明でもちょっと書いていた クラニオの本、できました!
クラニオセイクラル・バイオダイナミクスの本.JPG
去年まる一年、翻訳者の森川さんは、仕事も断って翻訳に打ち込みました。
内容が多岐にわたるため、
放射線科の先生 ・歯医者さん・お医者さん・大学の先生・・・
たくさんのヒトが、自分の得意分野を差し出して、協力しました。

私の協力分野は、〔昔取った杵柄〕の、難解な英語構文を日本語で理解する部分。
手伝いながら、内容を理解したいと、のんびり時間をかけていたら
「理解は本が出てからでいいから、仕上がりを早くね!」と
森川さんにプッシュをかけられた時は、ホントに驚いた。
なんで、私がじっくり読んでたこと、知ってるの?!

出張先まで重い原書を運んで、朝の喫茶店でニラメッコしたのは、懐かしい思い出です。

専門的な本で、値段も高いけど(定価18000円)、最初の方の章は
クラニオ・バイオダイナミクスの基本姿勢を、しっかり書き込んであります。
本の注文や問い合わせは、森川さんのアドレスまで。
mail@craniosbd.com

本の出版とともに、森川さんはモテモテ。東京でのセミナーの話も、出てきました。
バイオダイナミクスを深く理解している森川さんが活躍してくれるのは、私も嬉しい。
展開にエールを送っています!

投稿者: くら : March 28, 20:21 | Comments (0) | Trackbacks (0)

March 18, 2006

増えるエネルギー

ブログ用・クリスマスローズ.jpg
庭のクリスマスローズが、花盛りです。
数年前に株分けをしてから、ずっと元気がなかったのが、
ようやく土に馴染んだみたい。嬉しい。
バラも、このクリスマスローズも、美しい花というのは、
どこか気位が高くて、大切に面倒を見られたがります。
めんどくさがりの私も、どこかイソイソと面倒見てしまう。
癪なんだけど、こうやって晴れやかに花を咲かせると、美しい、嬉しい。

個人セッション三昧の日々を送っています。
そんなにやって、バテませんか? とよく言われます。
もちろん疲れもあるのですが、
そこにそのヒトのからだが横たわると、どこかがときめいちゃうのよねえ。
そのトキメキと共に、杖にしている言葉があります。

クラニオの先生のカヴィ・ジェミンが言った言葉。
「ふたりの人間が、セッションという形で関わって、
 ひとりが楽になり、ひとりが疲れたら、
 宇宙のエネルギーは、プラスマイナスゼロだよね。
 ふたりとも楽になったら、
 宇宙のエネルギーは、二倍になる。
 宇宙は、どっちを喜ぶかな?」

うーん、書いてみてもこれは、チャレンジのし甲斐がある世界です。
二倍の世界に出会えるのは、まだ、たまに、なのですが、
その時の喜びは大きくて、また、セッション三昧の日々が続いていきます。

投稿者: くら : March 18, 08:25 | Comments (0) | Trackbacks (0)

March 10, 2006

言い忘れてた!

この前に書いた、新しい試み、続きがあります。
4月30日の4時から、ちゃまさんスタジオにて、パート2をやります。
ふれること と からだの関係、意識の関係、
また新しい実験も加えて、観ていく予定。
初めていらっしゃる方もそれなりに、2度目の方もそれなりに、
新しい収穫を得て帰ってほしいな、という欲張りな案を思っています。
お気が向いたら、東京YOGA.COM にご連絡を!

投稿者: くら : March 10, 09:15 | Comments (2) | Trackbacks (0)

March 7, 2006

初めての試み

ちゃまさんのヨガスタジオで、
〔ふれる かよう ひとつ〕というワークショップをやらせてもらいました。
そもそもは、
「〔触れる〕というテーマでW.S.やってみない?」という
ちゃまさんの無謀なお誘い。
話しているうちに、
やったことないけど、やってみたい!と
いつものおっちょこちょいが蠢き、実現。

ありがとう、ちゃまさん、楽しかった!

丁寧に触れる、さまざまな試みをするうちに、
どんどん親密になっていく ひと と 場 を目の当たりにして、
私も、その楽しさに巻き込まれていきました。
触れる というコミュニケーションは、
やっぱりすごい力だ、と嬉しくなった。

なによりも、触れるひとの姿勢が、おのずと美しくなり、
最後には、観ている私に、
エレガント という言葉が降ってきたのも、発見だった。

その前の日にたまたま目にした
野口整体の野口裕之さんの文章に、
「健康な人は、品があります」と書いてあったのですが、
その真実を見せてもらった気がします。
いのちのまま、というのは、品があるんだね。

関わり というのは、いろんなものを教えてくれる。
うまく伝えられないんだけど、そんなことまで、思った。
写真も、うまく伝えていないけど、いちおう下に・・。

2006_0305ブログ・ちゃまWS0001.jpg

投稿者: くら : March 7, 21:41 | Comments (5) | Trackbacks (1)

March 3, 2006

土の匂い

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はずみで、畑を借りました。
はずみのきっかけは、
「家があるのに適した場所と、畑に適した場所は、違うんだよ。
昔のひとは、家の敷地のなかに畑は作らなかったでしょ」
という言葉でした。
なあるほどお。
私の庭の畑が、あまり収穫できないのは、それでかしらん。
これは実験してみなくちゃ・・・。

そして、そう教えてくれたひとが、招いてくれた畑が、それは素敵なの。
天城の山に囲まれた、静かで元気な場所。
空気が、せいせいしていました。

で、正式にお願いしてから5日経った今日、耕して来ました。
10メートル×3畝・・・うーん、腰が痛いうえ、商売道具の掌に水ぶくれ。
でも、それよりも、からだがシャンとした。元気になった。
静かな静かな場所で、土の匂いを嗅ぐことは、
存在をリセットしてくれるような、そんな感じだった。

どんな展開になるかしらん。
上の写真は、お隣の畑。
私のとこは、この手前で、
私が作ったのは、妙に曲がった畝なので
(気をつけたんだけど、まっすぐにはなれなかった)、
写真にならなかったよ。

投稿者: くら : March 3, 22:16 | Comments (0) | Trackbacks (0)

February 23, 2006

春が動き始めたよ

2.23ブログ・河津桜.jpg
ヨガ教室をやっている、コミュニテイセンターで、満開の河津桜と出会いました。
空は、春のうす水色。
そして今朝は、うぐいすの初鳴きを聴きました。
まだ全然、ホーホケキョ とはいかない。ホー とか ケキョ とか 発声練習段階。
それでも、うぐいすの声は、他の小鳥たちより澄んでいて、はっとします。

春の胎動とともに なのか、ただの偶然 なのか、
次から次へとコトが起こります。
対応に明け暮れるうちに、一日が終わっていく感じです。
リーラスクールのこと、依頼を受けたワークショップのこと、
建て替えようとしている家のこと、
私のパソコン音痴で起こった、HP送信フォームの未受信ミスの対応・・・。
最後の未受信ミスに関しては、本当にご迷惑をおかけしました。
迷惑をかけられた方たち、ごめんね。

引っ込み思案で人見知りの私には
(私以外のヒトはそう思っていないようなんだけど、自分ではそうなの)
チャレンジの連続です。
連続だから、深く考えていられないところが、いいのかもしれません。
嫌いな電話も、つべこべ言わずに掛けたりしていて、
(それでも、掛ける前に半日くらい迷ってしまうが)、自分的にはかなりエライ。
こうやっているうちに、人格も少し変わるかな。
いのちの芽吹きに押されるように、私も前に押し出されている感じです。 

投稿者: くら : February 23, 13:04 | Comments (0) | Trackbacks (0)

February 19, 2006

春からの連続講座

久しぶりに野見山夫妻とお茶をしました。
「くらさん、春からのトリートメントの講座、もうテキストは用意したんでしょ?」
「まだ、何もやっていない」
「テキストを作ると、心構えがはっきりするよ」
「わかった。今日から取り組む」
・・・なんていい友人でしょう。お尻に火をつけてくれました。
そのうえ、彼のブログで講座の紹介もしてくれました。ありがとう!

今回のトリートメント講座は、技術だけでは終わらせたくないな、というのが私の野望です。
技術を手に入れても、実際にひとと触れていくなかで、さまざまな困難に出会って、
結局離れていくひとを、たくさん見てきたからなの。

からだを感じる ということの醍醐味や、触れる という感覚のもつ可能性や奥深さ・・・

オイルトリートメントと出会っていく 一番の楽しさや驚きを 共有できたら、
技術に頼らなくても、そのひとに根ざしたトリートメントが、展開するはず。
私が学んできたエサレンボデイワークや、クラニオや、ヨガのエッセンスを、講座に取り込みたい。
とまあ、こんな思いのわけです。
これをどうやって、テキストに現せるかしらん。これから、挑戦です。

そうそう、この講座に関しては、リーラスクールの方に詳しく告知してあるのですが、
日程に間違いがありました。

7月の講座は、21日から23日の3日間です。
直しておくね。(自分ではできないので、ちょっと時間がかかります)

まだ、多少の空きアリ。参加希望、お待ちしております!

2.19ブログ用・新・新.jpg

庭の夏みかん。けっこう甘くなってきた。
この夏みかんが花をつける5月のなかば、うちはネロリの香りで一杯になります。
今年は、講座に来るひとたちと一緒に、その香りを楽しめそうです。

投稿者: くら : February 19, 14:10 | Comments (10) | Trackbacks (0)

February 17, 2006

リハーサルもやってきた

東京報告その2.
3月5日に、ちゃまさんのヨガ・スタジオでやる、〔ふれる かよう ひとつ〕のワークショップ。
これは、私にとっても初めての試みなので、
からだ仲間数人にお願いして、リハーサルをやってみました。

平山さんの〔知覚〕の話とも、だぶってくるのですが、今回皆とやりたいことは、
自分のからだへの〔知覚〕を、いろんな角度で用いることで
〔触れる〕という体験が、どう変わってくるか
〔触れられる〕体験が、どう変わっていくのか というところなの。 

で、やってみた。
ワークがかさなるごとに、場が鎮まり、空気が濃密になってくる のに驚いた。
ひとが 〔からだを感じる〕という体験に集中していくと、すごいパワーなんだね。
そして、〔触れる〕というコミュニケーションは、確かに何かを変えていくんだね。
終わったときには、皆でいっせいに深いため息をついていました。

さて、本番は、どんな体験になるかな?

投稿者: くら : February 17, 10:42 | Comments (0) | Trackbacks (0)

おひさま紹介 そして 平山さんのセッション

2.17.ブログ用.jpg
これが、おひさま。ね、ほんとに〔おひさま色のペルシャ〕でしょ。
手前を近寄っているのが、そら。興味津々という様子です。

東京長旅から戻ってきたら、鳥たちのさえずりは、絶好調。
留守中外に出られなかったそらは、朝から待ちきれずに飛び出していきます。
本人の意欲としては、鳥を捕まえたいらしい。

東京では、セッションの他に、
3月末にリーラスクールをお願いしている平山昌弘さんの個人セッションを受けて来ました。
おもしろかった!
彼のセッションは、関節の可動域を増すことを目的として、からだの動きを助けていきます。
助けながら、受けているひとの知覚を促し、どんな変化が感じられるか、聴いていきます。
左側の胸鎖関節が開いていくプロセスの途中で、変化を感じていたら、
自分の左上半身が、骸骨の状態で感じられました。

骨が見えてくる、という感じ。

そのあと、肩甲骨や、肋骨が、自由に動き出しました。
後ろ側の肋骨 というのが、自分の知覚の領域に、初めて入ってきました。
彼に伝えると、肩甲骨が肋骨から浮いたからだ、と言います。
肋骨の〔知覚〕は、5日経った今も、続いています。
肩が開き、トリートメントの時の腕の力の入れ方が、楽になりました。 

変化も、変化の持続も、この〔知覚〕によるものだ、という印象を受けています。

平山さんって、〔天才的からだ職人〕だね。

投稿者: くら : February 17, 09:28 | Comments (2) | Trackbacks (0)

February 9, 2006

いのちのやる気

クラニオ体験で、書き忘れたこと。
バイオダイナミクスのワークショップのなかで、
受精卵の進化の過程を映したビデオを、見せてもらったことがあります。
(確か、イギリスのBBC放送が作ったビデオだったと思う)

受精卵が成立して、細胞の分裂が始まって、
丸い卵のなかにたくさんの細胞ができたあと、
まるで砂漠を走る蛇のように、サーッと一本の線が、卵の中央を走ります。
原始線条 と言われるこの線が走ることをきっかけに、卵には、上下・左右・前後ができ、
その上下・左右・前後を知って、細胞たちは、それぞれの持つ役割へと、分化を始めます。

この、原始線条が走る瞬間 というのが、鳥肌ものでした。
意思 というか、生きる決意 というか、
そんなものが、私の最初を支えている、という衝撃。
私にこんなやる気があったのかい、という驚き でした。

いのちは、みんな、このやる気から始まっているのだね。

投稿者: くら : February 9, 09:00 | Comments (4) | Trackbacks (0)

February 6, 2006

わたし的クラニオ体験

私がライフワークのひとつにしているクラニオは、どんなものなの?とよく質問を受けます。
これが、説明が難しくて、受けたひとも、体験しないと判らないね、と言います。
その体験も、受けたひとによって様々で・・・だから、もっと説明しにくい。
せめて、私が体験してきたことを書いてみようかな、と。

初めて受けたときにびっくりしたのは、
深いリラックスと共に、膝がガクガクと自律運動を始めたことでした。
からだが、私の意志とは無関係に何かを開放している、という感じがしました。
間違いのない感じ と、快感 がありました。これは何? これは面白い、とハマッタ。

また受けたり、自分でも習うためのワークショップに行き始めて、
体験の幅がどんどん広がりました。
自分が気づいていない、からだの内部を探検する感じ、たとえば
脚がお尻のなかから既に二本に分かれている感覚 とか、
使いすぎた腕から、しびれという形で何かが放出され続ける感覚 とか、
頭のなかで、ぐるんと何かが動く感覚、とか。
そんな新しい感覚が、
リラックスして鎮まった状態のなかで起きてくる、というところが何より好きでした。
そして、その体験に一緒に立ち会ってくれるひとがいる、というのも、楽しかった。

習っているうちに、
バイオダイナミクス(クラニオのやり方の、新しい潮流)の概念に出会いました。
〔見られるもの〕は、〔見るもの〕の状態によって影響を受ける という量子力学の発見や、
胎生学の進化に伴う発見が反映された、この新しい概念は、
聴いているだけで、ほんの少し宇宙の謎に近づけそうで、ワクワクしました。

バイオダイナミクスでは、クラニオをやるヒトの〔落ち着き〕とでも言うか、
〔主体性をもちつつ、介入しない〕という姿勢が、セッションに大きな影響を与えます。
セッションは前より難しくなり、おっちょこちょいの私は四苦八苦します。
でも、うまくいった時には、終わった時自分が満たされているのを感じるのです。
受ける方としての体験の幅も、広がりました。
自分の存在が、からだを超えて拡がっていく感覚 とか、
背骨のなかを、確かに何かが、グーンと頭上に昇っていく感覚 とか。
それらを感知している時には、なんともいえない快感があります。
あえて言葉にするならば、いのちを実感している とでも言うのでしょうか。

で、こうしてクラニオと出会い続けてきて、私は何か変わったかしらん、というとね、
誠に心もとない。
もしかして、〔根の元気〕みたいなものが、前より強くなった気がする。
もしかして、〔主体性〕というものが、前より身についた気がする。
もしかして、〔いのち〕なるエネルギーと、前より親しくなった気がする。

投稿者: くら : February 6, 09:48 | Comments (1) | Trackbacks (1)

February 3, 2006

うちの野菜たち

2006・2・3ブログ.jpg
今年のブロッコリー。大きく見えるのは、写真のあやで、実は小さい。

昨日は、久しぶりに、庭の畑の手入れをしました。
大根、水菜、ほうれん草を収穫。ブロッコリーは、もう少し待つことにしました。
その大根でトン汁を作り、ほうれん草でサラダを作りました。

自分で育てた野菜を食べるときは、とても誇らしい気持ちになります。
うちにご飯を食べに来るお客さんは、毎回、その私の自慢を聞かされ、苦笑いします。
それでも言わずにはいられないほど、誇らしいの。
私が自慢すると、野菜たちも、エヘン!と言っているような気がします。

・・・そのわりに、育てるのは下手なんだけど、ね。

この時期、毎年楽しみにしているふきのとうは、まだとても固いつぼみのままでした。
今年の冬は、やはり寒いのですね。

投稿者: くら : February 3, 09:06

February 1, 2006

はるむ

何人かの方から、ホームページの感想を直接いただきました。
その多くで、ホームページのイラストを褒めてもらいました。ありがとう!
イラストを描いているのは、私の大親友、はるむです。
HAKONEさんと一緒に、ホームページの管理も引き受けてくれています。

はるむは、自分のイラストを下手だと思っています。私がいくら褒めても、下手だと言います。
頑固なのです。
はるむは、自分のイラストがヘンだと思っています。へんてこな怪獣や、翼の生えた人間を描くからです。
私は、その想像力が大好きです。こどもなのです。
はるむは、素敵なイラストは描くし、実はトリートメントもうまいし、カウンセリングをやらせたら絶妙なのですが、忙しいイマドキの会社の社員です。いつもは、営業したり、パソコンとにらめっこしています。
いろんなヒトを見るのが、好きなんだって。特に面白いヒトを見つけると、目が離せないんだって。
電車のなかでも、変なヒトを観察できないか、と、ワクワクしています。
ヒトが好きで、ヒトを受け入れるキャパが広いのです。

そういうはるむと、私と、もうひとりの親友まゆは、盟友関係を結んでいます。
どういう関係かというと
「だれかひとりが、おかしな考え方で、おかしな振る舞いを始めたら、正直に伝える」 という関係です。
自分のことを自分で見ているだけだと、判らなくなることがある と私たちは思っているの。
だから、誰かが変だなと感じたら、伝えたり、じっくり話したり、止めたり喧嘩したり(3人とも頑固者なので、あまりヒトの言うことを聴かないため)するのです。

この関係のおかげで、私は、アンシンアンシン、と好き勝手をやっています。

投稿者: くら : February 1, 13:51 | Comments (4) | Trackbacks (0)

January 29, 2006

潮ちゃんと出会った

もうすぐ出来るリンク先に入る予定のアロマハウス・オレンジスイート、その主催者が潮ちゃんです。
最初の出会いは、もう10数年前。
潮ちゃんはとある精神世界雑誌の編集者、私は取材を受けるヨガ教室主催者、でした。とても素敵な記事を書いてもらって、こんなに私の意を汲んでくれるひとと出会ったんだ、と私は瞠目しました。
文通だけの日々が長く続いて、次に出会ったのは、エサレンマッサージの養成コースに参加した初日・・同期生でした。お互い参加することを知らなかったので、ホントに驚いた。そして、人見知りの私は、ホントに安心した。潮ちゃんに助けられて、長い合宿生活を乗り切った、と思っています。

潮ちゃんは、この世界の仕組みを問いかけ続け、そうかな!と思ったことは実践して検証しつづける、私の言葉では、哲学実践者です。私は彼女が検証する新しい世界の仕組みに、直感的な正しさを感じ続けています。

その潮ちゃんに半年振りに出会って、私に残った言葉たち。そこから出てきた私の想い。

潮)私たち存在というのは、ホントにからっぽで、からだも意識も無意識も、外側なんじゃないかと、実感し始めた。

・・・・内側の内側は、いつも外側、たとえば、腸壁が外側であるように(これ、野見山セミナーで知ったこと)。たとえば、私たちの追及が、いつも、たまねぎの皮を剥いていくのに似るように。そして、その面白みは、内と外がひっくり返る瞬間、ただその一瞬にあるように。

潮)だからね、ホントにからっぽだから、ネットワークだけに実体があるのだと感じている。

・・・神は、ひととひとの間に宿る という映画のセリフがあったね。私も、そうじゃないかと思うのよ。

潮)でね、私たちと同じように神様もけっこう不自由らしい。そう判ったら、親近感が出てきた。

・・・ある日、直観で、神さまはダチ、という言葉が降ってきて、それからの私、少し楽になった。ダチとしての神様は、とっても頼れて、とっても頼りなくて、でもダチだから、好き。

潮ちゃんと話していて、ご縁 とか、ご用とか、そんな言葉がますます近しくなった。
とまあ、銀座のど真ん中で、昨日こんなヘンチクリンなやりとりをしている二人でした。
このあたりのこと、潮ちゃんは、ブログでも展開している。面白いよ。

投稿者: くら : January 29, 20:46 | Comments (1) | Trackbacks (0)

January 22, 2006

リーラってなに?

リーラハウスのリーラって、どんな意味?という質問を受けます。

サンスクリット語の経典のなかに、この世界は神々のリーラである、という一節があるそうな。宇宙を創造した意識は、そこで展開するすべてを、遊びのように思って楽しんでいる、という意味だそうな。

宇宙を創造した意識 は、私のなかにも皆のなかにも流れ込んでいる、と思っているので、つまりは、私たち一生懸命いろんなことやってるけど、それは皆遊びだよという意識もどこかにもっているのだね、そのことを覚えておきたくて、リーラという言葉を使っているの。
特に私は、時々まじめになりすぎるし、そうすると視野が狭くなっちゃうから、自戒の意味も含めて。遊びだった! と思い出すと、肩が軽くなるものね。

投稿者: くら : January 22, 10:43 | Comments (1) | Trackbacks (0)

January 14, 2006

ヨガスタジオで、ワークショップをやるよ

3月5日(日曜日)東京渋谷の神南スタジオにて
「ふれる かよう ひとつ」というワークショップをやります。
触れることで起こる、自分の変化・相手の変化をからだで感じていく、実験的な試み。

定員20名 料金7000円
詳しくは 東京ヨガ.COM

投稿者: くら : January 14, 21:42 | Comments (2) | Trackbacks (0)

January 6, 2006

いのち繁えませり

年の始まりですものね。
そして、このブログの始まりでもあるので、ちょっとカッコ良くいきたいな、と。
最近気に入りの、お祈りです。
最初は、ヒトに触れていて、つながった感覚があって、シンと鎮まったときに、
もわもわっと内側から湧いてきたの。
それを言葉にしたら、〔いのち繁えませり〕になりました。
この思いが欲しくて触れているんだな、というジャストの感覚がありました。
思いがうまく湧いてこない時は、言葉をまずつぶやいて、近づいていく、
そんな使い方をしています。
もっともっと、この思いを味わいたいので、今年の私のキーワードです。

投稿者: くら : January 6, 16:43 | Comments (8) | Trackbacks (0)