February 26, 2006

そらとおひさまの近況

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雨があがると、そらは朝から外に飛び出します。
しばらくすると、おひさまが庭にやって来ます。
からだが四倍ほどあるおひさまに、そらは猫タックル、追っかけ合いが始まります。

が、今日は朝から雨。窓をいつも通りほっそり開けておいたら、なんと!

おひさまが窓のすきまから家に入り、縁側にどっかと座った。
私と見つめあったが、動じない。そして、でかいけど可愛い。

その後そらが、おひさまに気づき、なんと!

猫タックルで、おひさまを外に追い出すの。土砂降りの雨のなかへ。
自分は悠々と部屋に戻って、毛づくろいを始める。

うちの中に入れるのは、いやなのかしらんね。
私は、おひさまと、もう少し仲良くなりたかったんだけど、な。

間近に見たおひさまは、去勢したオスか、メスとしか思えなかったよ。
このふたりは、どういう友だちなんだろうね。

投稿者: くら : February 26, 21:36 | Comments (0) | Trackbacks (0)

February 23, 2006

春が動き始めたよ

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ヨガ教室をやっている、コミュニテイセンターで、満開の河津桜と出会いました。
空は、春のうす水色。
そして今朝は、うぐいすの初鳴きを聴きました。
まだ全然、ホーホケキョ とはいかない。ホー とか ケキョ とか 発声練習段階。
それでも、うぐいすの声は、他の小鳥たちより澄んでいて、はっとします。

春の胎動とともに なのか、ただの偶然 なのか、
次から次へとコトが起こります。
対応に明け暮れるうちに、一日が終わっていく感じです。
リーラスクールのこと、依頼を受けたワークショップのこと、
建て替えようとしている家のこと、
私のパソコン音痴で起こった、HP送信フォームの未受信ミスの対応・・・。
最後の未受信ミスに関しては、本当にご迷惑をおかけしました。
迷惑をかけられた方たち、ごめんね。

引っ込み思案で人見知りの私には
(私以外のヒトはそう思っていないようなんだけど、自分ではそうなの)
チャレンジの連続です。
連続だから、深く考えていられないところが、いいのかもしれません。
嫌いな電話も、つべこべ言わずに掛けたりしていて、
(それでも、掛ける前に半日くらい迷ってしまうが)、自分的にはかなりエライ。
こうやっているうちに、人格も少し変わるかな。
いのちの芽吹きに押されるように、私も前に押し出されている感じです。 

投稿者: くら : February 23, 13:04 | Comments (0) | Trackbacks (0)

February 20, 2006

一緒に散歩した!

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近くに住む相棒さんのうちまで、届け物をしがてら、そらと散歩を試みてみました。

なにせ相手は、犬ではなく、ネコ。しかも、リールはなし。
(一度つけてみたんだけどね、首輪ごとはずして、駆け去った。)

どうなるかしらんと思っていたら、案の定、
すぐ道からはずれて、とことこひとの家に入ろうとする。
が、「そら、そら」と呼ぶと、とことこ戻ってくる。後ろを、とことこ付いてくる。
そんなことを10ペンくらい繰り返して、無事目当てのうちへ!
いやあ、なんというか、誇らしくて、嬉しくて、楽しかった。

一緒に散歩するって、とても仲良しの気分だね。

投稿者: くら : February 20, 21:10 | Comments (2) | Trackbacks (0)

February 19, 2006

春からの連続講座

久しぶりに野見山夫妻とお茶をしました。
「くらさん、春からのトリートメントの講座、もうテキストは用意したんでしょ?」
「まだ、何もやっていない」
「テキストを作ると、心構えがはっきりするよ」
「わかった。今日から取り組む」
・・・なんていい友人でしょう。お尻に火をつけてくれました。
そのうえ、彼のブログで講座の紹介もしてくれました。ありがとう!

今回のトリートメント講座は、技術だけでは終わらせたくないな、というのが私の野望です。
技術を手に入れても、実際にひとと触れていくなかで、さまざまな困難に出会って、
結局離れていくひとを、たくさん見てきたからなの。

からだを感じる ということの醍醐味や、触れる という感覚のもつ可能性や奥深さ・・・

オイルトリートメントと出会っていく 一番の楽しさや驚きを 共有できたら、
技術に頼らなくても、そのひとに根ざしたトリートメントが、展開するはず。
私が学んできたエサレンボデイワークや、クラニオや、ヨガのエッセンスを、講座に取り込みたい。
とまあ、こんな思いのわけです。
これをどうやって、テキストに現せるかしらん。これから、挑戦です。

そうそう、この講座に関しては、リーラスクールの方に詳しく告知してあるのですが、
日程に間違いがありました。

7月の講座は、21日から23日の3日間です。
直しておくね。(自分ではできないので、ちょっと時間がかかります)

まだ、多少の空きアリ。参加希望、お待ちしております!

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庭の夏みかん。けっこう甘くなってきた。
この夏みかんが花をつける5月のなかば、うちはネロリの香りで一杯になります。
今年は、講座に来るひとたちと一緒に、その香りを楽しめそうです。

投稿者: くら : February 19, 14:10 | Comments (10) | Trackbacks (0)

February 17, 2006

リハーサルもやってきた

東京報告その2.
3月5日に、ちゃまさんのヨガ・スタジオでやる、〔ふれる かよう ひとつ〕のワークショップ。
これは、私にとっても初めての試みなので、
からだ仲間数人にお願いして、リハーサルをやってみました。

平山さんの〔知覚〕の話とも、だぶってくるのですが、今回皆とやりたいことは、
自分のからだへの〔知覚〕を、いろんな角度で用いることで
〔触れる〕という体験が、どう変わってくるか
〔触れられる〕体験が、どう変わっていくのか というところなの。 

で、やってみた。
ワークがかさなるごとに、場が鎮まり、空気が濃密になってくる のに驚いた。
ひとが 〔からだを感じる〕という体験に集中していくと、すごいパワーなんだね。
そして、〔触れる〕というコミュニケーションは、確かに何かを変えていくんだね。
終わったときには、皆でいっせいに深いため息をついていました。

さて、本番は、どんな体験になるかな?

投稿者: くら : February 17, 10:42 | Comments (0) | Trackbacks (0)

おひさま紹介 そして 平山さんのセッション

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これが、おひさま。ね、ほんとに〔おひさま色のペルシャ〕でしょ。
手前を近寄っているのが、そら。興味津々という様子です。

東京長旅から戻ってきたら、鳥たちのさえずりは、絶好調。
留守中外に出られなかったそらは、朝から待ちきれずに飛び出していきます。
本人の意欲としては、鳥を捕まえたいらしい。

東京では、セッションの他に、
3月末にリーラスクールをお願いしている平山昌弘さんの個人セッションを受けて来ました。
おもしろかった!
彼のセッションは、関節の可動域を増すことを目的として、からだの動きを助けていきます。
助けながら、受けているひとの知覚を促し、どんな変化が感じられるか、聴いていきます。
左側の胸鎖関節が開いていくプロセスの途中で、変化を感じていたら、
自分の左上半身が、骸骨の状態で感じられました。

骨が見えてくる、という感じ。

そのあと、肩甲骨や、肋骨が、自由に動き出しました。
後ろ側の肋骨 というのが、自分の知覚の領域に、初めて入ってきました。
彼に伝えると、肩甲骨が肋骨から浮いたからだ、と言います。
肋骨の〔知覚〕は、5日経った今も、続いています。
肩が開き、トリートメントの時の腕の力の入れ方が、楽になりました。 

変化も、変化の持続も、この〔知覚〕によるものだ、という印象を受けています。

平山さんって、〔天才的からだ職人〕だね。

投稿者: くら : February 17, 09:28 | Comments (2) | Trackbacks (0)

February 9, 2006

いのちのやる気

クラニオ体験で、書き忘れたこと。
バイオダイナミクスのワークショップのなかで、
受精卵の進化の過程を映したビデオを、見せてもらったことがあります。
(確か、イギリスのBBC放送が作ったビデオだったと思う)

受精卵が成立して、細胞の分裂が始まって、
丸い卵のなかにたくさんの細胞ができたあと、
まるで砂漠を走る蛇のように、サーッと一本の線が、卵の中央を走ります。
原始線条 と言われるこの線が走ることをきっかけに、卵には、上下・左右・前後ができ、
その上下・左右・前後を知って、細胞たちは、それぞれの持つ役割へと、分化を始めます。

この、原始線条が走る瞬間 というのが、鳥肌ものでした。
意思 というか、生きる決意 というか、
そんなものが、私の最初を支えている、という衝撃。
私にこんなやる気があったのかい、という驚き でした。

いのちは、みんな、このやる気から始まっているのだね。

投稿者: くら : February 9, 09:00 | Comments (4) | Trackbacks (0)

February 7, 2006

友だち?恋人?

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外に遊びに出たままなかなか帰ってこないそらを、探しに出てみたら、
茂みからちりちりと鈴の音。茂みのなかをのぞいたら、
お日様の色に輝く、とても大きなぺルシャ猫(多分混血)と目が合いました。
そして、その横に、ちんまり座るそら!

びっくりして、ペルシャ君(なのか、さん なのか?)と見合っていたら、
彼(なのか、彼女 なのか?)は、さーっと走っていってしまいました。
時はそろそろ、小鳥がさえずるメーティングタイムだし、これって、これって・・・。
でも、そらはまだ、生まれて4ヶ月のはずだし、子猫だし・・・。

私は、頭が混乱しています。
いくらそらに聴いてみても、確信は得られず(ま、当たり前か)、
かといって、こんなに外好きのそらを、今さらうちに閉じ込めることはできず、
ペルシャとの混血を産むそらへと、妄想はすすみ(この妄想はなかなか可愛かった)、
でも、猫を飼うのさえ初めてなのに、子供を産むなんてことになったら、と
妄想と狼狽は、ますます進展し・・。

友だちができたんだったら、とても嬉しいんだけどなあ。

どなたか、4ヶ月の猫が子供を産む可能性について、ご存知の方はいませんか?

投稿者: くら : February 7, 09:20 | Comments (1) | Trackbacks (0)

February 6, 2006

わたし的クラニオ体験

私がライフワークのひとつにしているクラニオは、どんなものなの?とよく質問を受けます。
これが、説明が難しくて、受けたひとも、体験しないと判らないね、と言います。
その体験も、受けたひとによって様々で・・・だから、もっと説明しにくい。
せめて、私が体験してきたことを書いてみようかな、と。

初めて受けたときにびっくりしたのは、
深いリラックスと共に、膝がガクガクと自律運動を始めたことでした。
からだが、私の意志とは無関係に何かを開放している、という感じがしました。
間違いのない感じ と、快感 がありました。これは何? これは面白い、とハマッタ。

また受けたり、自分でも習うためのワークショップに行き始めて、
体験の幅がどんどん広がりました。
自分が気づいていない、からだの内部を探検する感じ、たとえば
脚がお尻のなかから既に二本に分かれている感覚 とか、
使いすぎた腕から、しびれという形で何かが放出され続ける感覚 とか、
頭のなかで、ぐるんと何かが動く感覚、とか。
そんな新しい感覚が、
リラックスして鎮まった状態のなかで起きてくる、というところが何より好きでした。
そして、その体験に一緒に立ち会ってくれるひとがいる、というのも、楽しかった。

習っているうちに、
バイオダイナミクス(クラニオのやり方の、新しい潮流)の概念に出会いました。
〔見られるもの〕は、〔見るもの〕の状態によって影響を受ける という量子力学の発見や、
胎生学の進化に伴う発見が反映された、この新しい概念は、
聴いているだけで、ほんの少し宇宙の謎に近づけそうで、ワクワクしました。

バイオダイナミクスでは、クラニオをやるヒトの〔落ち着き〕とでも言うか、
〔主体性をもちつつ、介入しない〕という姿勢が、セッションに大きな影響を与えます。
セッションは前より難しくなり、おっちょこちょいの私は四苦八苦します。
でも、うまくいった時には、終わった時自分が満たされているのを感じるのです。
受ける方としての体験の幅も、広がりました。
自分の存在が、からだを超えて拡がっていく感覚 とか、
背骨のなかを、確かに何かが、グーンと頭上に昇っていく感覚 とか。
それらを感知している時には、なんともいえない快感があります。
あえて言葉にするならば、いのちを実感している とでも言うのでしょうか。

で、こうしてクラニオと出会い続けてきて、私は何か変わったかしらん、というとね、
誠に心もとない。
もしかして、〔根の元気〕みたいなものが、前より強くなった気がする。
もしかして、〔主体性〕というものが、前より身についた気がする。
もしかして、〔いのち〕なるエネルギーと、前より親しくなった気がする。

投稿者: くら : February 6, 09:48 | Comments (1) | Trackbacks (1)

February 3, 2006

うちの野菜たち

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今年のブロッコリー。大きく見えるのは、写真のあやで、実は小さい。

昨日は、久しぶりに、庭の畑の手入れをしました。
大根、水菜、ほうれん草を収穫。ブロッコリーは、もう少し待つことにしました。
その大根でトン汁を作り、ほうれん草でサラダを作りました。

自分で育てた野菜を食べるときは、とても誇らしい気持ちになります。
うちにご飯を食べに来るお客さんは、毎回、その私の自慢を聞かされ、苦笑いします。
それでも言わずにはいられないほど、誇らしいの。
私が自慢すると、野菜たちも、エヘン!と言っているような気がします。

・・・そのわりに、育てるのは下手なんだけど、ね。

この時期、毎年楽しみにしているふきのとうは、まだとても固いつぼみのままでした。
今年の冬は、やはり寒いのですね。

投稿者: くら : February 3, 09:06

February 1, 2006

はるむ

何人かの方から、ホームページの感想を直接いただきました。
その多くで、ホームページのイラストを褒めてもらいました。ありがとう!
イラストを描いているのは、私の大親友、はるむです。
HAKONEさんと一緒に、ホームページの管理も引き受けてくれています。

はるむは、自分のイラストを下手だと思っています。私がいくら褒めても、下手だと言います。
頑固なのです。
はるむは、自分のイラストがヘンだと思っています。へんてこな怪獣や、翼の生えた人間を描くからです。
私は、その想像力が大好きです。こどもなのです。
はるむは、素敵なイラストは描くし、実はトリートメントもうまいし、カウンセリングをやらせたら絶妙なのですが、忙しいイマドキの会社の社員です。いつもは、営業したり、パソコンとにらめっこしています。
いろんなヒトを見るのが、好きなんだって。特に面白いヒトを見つけると、目が離せないんだって。
電車のなかでも、変なヒトを観察できないか、と、ワクワクしています。
ヒトが好きで、ヒトを受け入れるキャパが広いのです。

そういうはるむと、私と、もうひとりの親友まゆは、盟友関係を結んでいます。
どういう関係かというと
「だれかひとりが、おかしな考え方で、おかしな振る舞いを始めたら、正直に伝える」 という関係です。
自分のことを自分で見ているだけだと、判らなくなることがある と私たちは思っているの。
だから、誰かが変だなと感じたら、伝えたり、じっくり話したり、止めたり喧嘩したり(3人とも頑固者なので、あまりヒトの言うことを聴かないため)するのです。

この関係のおかげで、私は、アンシンアンシン、と好き勝手をやっています。

投稿者: くら : February 1, 13:51 | Comments (4) | Trackbacks (0)