July 5, 2006
今年の梅
山梨の友人から、無農薬の梅が届きました。
まだ青かったので、2日間ほど、ざるに広げました。
少しずつ熟しながら、うちじゅうに、いい香りを放ちました。
いい香りに包まれて、梅干の準備。
通常2割使う塩を、1割に押さえ、あとの1割ははちみつを使う
というのが、うちの梅干の秘訣。
はちみつと塩を混ぜたボールに、ひとつひとつ梅をからめ、樽に並べていきます。
この、ひとつひとつ というところが、手間なのですが、
ここで、それぞれの梅と仲良しになると、いい梅干になる気がして、かかせないの。
それぞれに、よく見ると、色やあばたが個性的で、やあ!と出会う感じです。
最後にブランディを注ぎ混み、重石をして、水があがるのを待ちます。
次にひとつひとつと出会うのは、土用干しの時。
今年の梅は例年より皮が硬いので、土用干しでどのくらい柔らかくなるか、が勝負どころ。
夏のお日様、よろしくね! と今からお祈りです。
手間のかかる梅干づくりですが、おいしい!とほころぶ顔が見たくて、恒例行事になりました。
投稿者: くら : July 5, 13:01 | Comments (1) | Trackbacks (0)
Comments
梅干はあまり好物ではないのですが、
この梅はきれい・・・
なんか、ちょっと硬い桃みたい。
そう思うと、じゅるっときました。
Posted by MOR : July 6, 23:58
香りはね、ホントに桃の香り
・・というかスモモかな・・なんだよ。
この写真は、もう漬ける寸前で、
馥郁と香っていました。
Posted by 松本くら : July 7, 06:55
ほのかな香りが写真からしてきます。
野見山講座のピクニックのお昼のおにぎりに
入っていた梅干しの源ですね。
おいしかったです。
また食べたいです〜。
Posted by ひまわり : July 11, 11:53
こんにちは!
月曜日のセッションではありがとうございました。
梅ちゃん、かわいいー。
ざるにひろげられた梅って、おひさま浴びて
めいっぱいに嬉しそうで、みてるこっちが幸せな
気分になるんだよね。
ほのかな甘い香りがこちらにまで届きそう。
うちの母も毎年人にあげるために梅干を漬けてます。
今年もつくったのか聞いてみよっと。
み
Posted by 321 : July 11, 23:04
ひまわりさん、火曜日は出会いをありがとう!
はい、あの梅干のもとです。
あの時のおにぎりは、ホントにおいしかったね。
野原で食べると、
どうしてあんなにおいしいんだろうね。
空気と味が混ざるのかなあ。
みにい、月曜日は楽しかった!
なんともいえず、親密で深い時間が流れたね。
借りた〔小さなお茶会〕、幸せに読んでいます。
感謝!
Posted by 松本くら : July 12, 17:26
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