November 4, 2008

歩行は、やっぱり深かった!

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連休の2日間、リーラスクールは、
[感じる解剖学]の最終課題[歩行・ヒトのからだは動いてナンボ]で、ヒートアップしました。
10名の参加者の歩行への探求は、まさしくヒートアップという言葉がふさわしい、熱気でした。

どう歩くか? どう動かすか?そんな、
そこらの[歩き方教室]がやっていることには、意味がないぞ!
歩き方は十人十色、それを一つのパターンにはめ込むことは、無理を強いること、
そんなことより、今、自分がどう動いているか?を、知覚して、動いて、変化をみる、
そのプロセスなしに、歩行は変わらないぞ!

おなじみ平山さんの、熱意あふれる大声に励まされて、
みんな、見えない股関節の動きに、知覚を集中させていきました。

見えない股関節を、イメージしながら動かし、感じる力が増していくにつれ、
股関節にのる感覚が掴め、安定したからだで、無駄な力を抜いて歩ける・・・
その体感と快感!
そうなってくると、脚のみならず、からだ全体から力が抜け始め、
背中も緩む、首も緩む、呼吸も広がる・・・
あまり緩むので、眠くなったり、だるくなったり、暖かくなったり、
からだに起こる変化の大きさを、驚きとともに受け止めていくことになります。

歩行は全身運動、からだ全体とつながっている、と、改めて思い知りました。

と同時に、
歩くことに現れている癖が、どんなに自分の性格やパターンを反映しているか、
ということも。
だからこそ、繰り返し自分の内側の動きに立ち戻り、感じ続けないと、
変化は定着していかないのだ、と。

からだって、ホントに、キリなく深い。でも、つながった時にもらえるギフトも、大きい。

その感覚を、決めつけることなく参加者に委ね、
参加者の主体性を重んじて、アドバイザーに徹してくれた、平山さんと優子さん、
まさしく、それこそが、からだからのアプローチ ですね。
プロセスの全部に、ワクワクと取り組んでくださった参加生の皆さんと共に、
全体が作り出した、濃密な講座を、深々とありがたく思います。

あ、写真のこと言い忘れた。
これは、平山さん達が、参加者ひとりひとりに用意してくれた、歩行人形。
感じた自分の脚の様子を、形に現わしては変化をみる、というツールになりました。
写真が手に入ったヒトの分は、顔に写真を貼って、用意してくれたんだよ。
こんな遊び心も、講座のギフトのひとつ、でした。

投稿者: くら : November 4, 14:09 | Comments (0) | Trackbacks (0)

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