April 23, 2007

今年もスタート、トリート講座

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リーラハウスへと昇る外階段に、カロライナジャスミンを沿わせて植えたのは、
5,6年前だったでしょうか。
北側の陽の当たらない場所なので、こんなに茂るとは、思っても見なかった。
今年も見事に咲いて、階段を昇る度に、蜂蜜のようなやさしい香りを浴びせてくれます。

この時期の庭は、いろんな花のオンパレード、
ひとつずつ写真で見せられないのが、残念なくらいです。
そんなふうに庭が楽しい時期に、今年も、半年間のトリートメント講座がスタートしました。

金曜日のスタートは、初顔合わせで、雰囲気も緊張。
お互いにやり合う形での進行ですから、
やってもらって、ほろほろ緩んだと思ったら、今度は、触れていく緊張のなかに、投げ込まれます。
そのうえ、やり方の流れも、覚えていかなくてはならない・・・。
初めてひとのからだに触れる方達もいて、その難しさに、
終わる頃には、口数も少なく、アタマは混乱状態です。
リードを取っていく私自身にも、不安と緊張がよぎっていきます。

それが、三日間のうちには、まるで別のグループのような変貌をとげていくのです。
日々に降り積もったからだの緊張がほどけ、顔がゆるみ、自然体のそのヒトが現れてくる。
自然体のそのヒトが許される、自然体のグループが生まれてくる。
本当に、不思議です。

海が見渡せる開放的な風景や、休憩のときに散歩できる新緑と花の道や、
野見山さんちの雅江さんが丁寧に作ってくれる、からだに優しいお昼ご飯、
どこまでも明るくて元気な、アシスタントのみゆきちゃんのパワー、
練習中の場に来ては、昼寝をしていくそら、(ネコを苦手なヒトがいなくて、良かった・・・)
そして何より、手と手の触れ合いで生まれてくる、言葉を越えたつながり・・・。
どのひとつも欠かせない、「場」が成立するのでしょうか。

二日目なんて、ほとんど12時間、練習に明け暮れてしまった。
それでも、ヒトがヒトに触れる、練習の風景には、見惚れてしまいます。
全力を尽くして、疲れたけど、あー、楽しかった!
心が、たくさんのギフトをもらった感じです。
長丁場の講座ですが、9月までの展開が、本当に楽しみです。

投稿者: くら : April 23, 09:17 | Comments (0) | Trackbacks (0)

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