January 31, 2007

吸い込む空気に酔っ払う

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色の少なくなる冬の庭で、鮮やかに咲き誇るのは、エリカ。
弱い冬の日差しのなかでは、華やかさも、鎮まって見えます。
おっちょこちょいの私には、[鎮まり]というのは、とても貴重で、ギフトのような時間になります。

からだが緩んで、鎮まるとき、
それは、トリートメントやクラニオを受けている時だったり、
ヨガで、自分のからだと、とっくり出会った後だったりするのですが、
からだが、内側から、無限に広がっていくような呼吸に、出会う時があります。

からだが、まるで薄い皮で覆われた風船のようで、どこまでもどこまでも膨らんでいき、
どこまでもどこまでも、空っぽになっていく・・・そんな呼吸。
そんな呼吸を味わって、呼吸とともにいる時間は、
なんて言ったらいいんだろう・・・ただ充実、ただ幸せ・・・うーん、言葉にならないな。

吸い込む空気に酔っ払う というフレーズは、昔どこかのボデイワークの本で見たのですが、
その感覚に、近い感じがして、ずっと覚えているのです。

この感覚、こちらから求めても、やって来ない。
からだに意識を向け続けて、起こって来ることに耳を澄ませ、緩む感覚を追いかけ、
うわー、ラクになってきた、と感じた途端に、ふわーっと、向こうからやって来るの。

呼吸というのは、
意識と無意識をつなぐもの、唯一コントロールできる自律神経、といわれる由縁は、
この [向こうからやって来る感] にあるのでしょうね。
だから、それはいつも、私にとって、ギフト です。
そこに至る準備として、リラックス が、欠かせない ということだけは、体感できているのですが。

他のヒト達と一緒に、この感覚に出会えたら、楽しいだろうなあ というのが、
今回東京ヨガでやる、ワークショップの動機です。
[自分が好きになっていく]シリーズの、最終回を、
無限に広がる呼吸のなかで 分かち合えたら、もう、言葉は要らないね。

まだ、ちょっとだけ、空きがあるようです。ご興味のある方は、こちらを見てね!
http://www.tokyo-yoga.com/workshop/index.html

投稿者: くら : January 31, 08:18 | Comments (28) | Trackbacks (0)

January 29, 2007

あの・・・ネコです 

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これは、ちょうど一年前、木登りを始めた頃のそらの写真。
大好きな写真なので、ミクシイの自己紹介に貼りつけてあります。
そしたら、最近ミクシイを始めた北海道の潮ちゃんから、メールが来ました。

私の友達が二人も、この写真を見て、「これはサルです」 と言い張っています、と。
そのうちの一人は、いくら私がネコなんだよーと言っても、引かないのだ、と。

わっはっは、なあるほど、ね。
私がネコを飼っていることを知らなくて、しかも、
ネコは木には登らない と思っていたら(私も飼うまでは思っていた)、
これは、サルに見えるかもしれない。

この場を借りて、お伝えしますね、ネコなんです・・・。

ヒトは見たいように見る ヒトは見たいものしか見ていない って、よく言われるけど、
こういうことなんだな と、ちょっとしみじみ思いました。
私も、そのように 見て いるんだろうな、と。
そういう意味では、コミュニケーションって、成立しているようで、してなかったり、するんだな、と。
ちょっと、しみじみ、自分を振り返ってしまいました。

それにしても、この頃のそら、小さくて、かわいいねえ。
木に登るには登ったけど、降りられなくて大騒ぎ、
私が決死の覚悟で、屋根を伝って、助け出した事件もあったっけ。
今はもう、どこの木でもするする登っては降りる、立派な木登りネコになっちゃいました。
・・・って、やっぱり、サルっぽい?

投稿者: くら : January 29, 13:49 | Comments (1) | Trackbacks (0)

January 7, 2007

檸檬

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遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
今年は、どんな抱負を持とうかなあ とのんびり思っているうちに、
お正月は終わってしまいました。
不思議に、ことさら新しいことを思わない、新年なのです。
自分にとっての時間の進み方が、
年々 というより 日々 になっているなあ と改めて思いました。
いろんなことが、続き って感じ。
だもんで、[丁寧な続投] が、抱負 ということになりました。
別に 抱負 としなくてもいいか という感じだね。

庭の檸檬が、今年初めて、たくさんの実をつけました。
剪定の時期が見定まらず、結局剪定しなかったのが良かったのか、
植えてから7.8年で実をつける という、その時期が来たのか、
原因ははっきりしないのですが、とても誇らしいのです。
このあたりは、檸檬がなるには最北端と言われ、育っている庭は少ない。
あちこちにある夏みかんとは、格が違うのです。
実をつけた木も、誇らしそうだし、見ている私も誇らしい、エヘンエヘン状態です。

新年早々、自慢で始まりましたが、一緒に見てやってくださいませ。
何の手入れもしない実は、かなり肉厚で食べにくいのですが、香りは超一級の檸檬です。

投稿者: くら : January 7, 11:29 | Comments (46) | Trackbacks (0)