September 29, 2007

今年の講座も、終わっちゃった

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お彼岸の最中、風も光も秋に変わった日に、今年のトリートメント講座が終了しました。
去年同様、半年間の長丁場、でもやっぱり、あっという間だったね。
参加生も、アシスタントも、私も、ご苦労様でした!

今年は、学びを続けている平山解剖学の、私なりの理解も加えて、
[自分のからだに根ざしたトリートメント]を、皆で目指していきました。
その甲斐あってか、最終日のフルセッションは、本当に美しい光景だった。

関わる姿勢をくずさずに、自分を観、相手を観、からだ同士が丁寧に出会っていく・・・
そんなセッションが、あちこちで展開している様には、圧倒されるね。

あー、私、最近、仕事でトリートメントをやっていたな、
この厳粛さ、このときめき感、この躍動感、忘れていたなあ、と、
ハートがきゅんきゅんしてしまいました。

と同時に、「ヒトに触るの初めてです」というメンバーも含めこんだグループが、
今の自分に根ざして、堂々とセッションを展開する様子は、誇らしかった。
そうだよね、触るって、五感のひとつ だものね。
感覚が開いて、その感覚を信じていけば、どんどん磨かれる、ヒトの本性なんだよね。

プロセスのなかでは、それぞれに、悩むこともあったし、
私も、自信をなくすことは、しょっちゅうだったけど、
最後には、欲しいものを手に入れたね。

というわけで、祝福の記念撮影となりました!

投稿者: くら : September 29, 07:19 | Comments (0) | Trackbacks (0)

September 5, 2007

お気に入り

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今日もまた建具屋さんが入り、自宅もほとんど完成しました。

野蛮人の私にとって、新品の家は、
緊張しすぎて、「借りてきたネコ」になるのではないかしらん、
という思いをよそに、そら同様、すっかり馴染んでくつろいでいます。

設計をしてくださった方達の、たくさんの思いやりと生活観と遊びココロを、
住み慣れるにつけ、感じます。

なかでもお気に入りが、この写真の場所。
サロンへと降りていく階段の上の、照明です。
蛍の光みたいでしょ?
夜になると、もっと光って、意外と明るい光になります。
発光ダイオードの照明なのです。

この照明にしよう、と設計者が言ったときに、電気屋さんは困った顔になっていましたが、
結局、細かいハンダづけの作業まで引き受けて、先日取り付け作業を完了してくれました。

たくさんのヒトたちの、丁寧な仕事に支えられて、出来た器のなかにいるのは、
何かに抱き取られているみたいな、安心感があります。
その仕事のプロセスを、垣間見られたことを思うと、
工事の遅れは、ギフトでもあったかもしれない、と、
・・・まあこれは、終わったから言えることだな。
職人さんたちの出入りのなかで過ごす日々は、なかなか大変でもありました!

投稿者: くら : September 5, 16:35 | Comments (0) | Trackbacks (0)