June 26, 2007

そらの反逆

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引越し先で、そらが迷子にならないように、最初のうちは、紐をつけて一緒に外出する
という提案を、もらいました。
いいかも!
紐付きの外出に慣れるように、今から時々やって、慣らしておく。
いいかも!

さっそく紐を買ってきて、外出。
最初のうちは、紐に気づかず、トコトコと自分のペースで歩いていたのだが・・。
そのまま、隣りの家の門の下を通り抜けて、敷地内へ。
紐がぴんと伸び(私は、門の下はくぐれないから、ね)、
クビを引っ張られて、え、なに? と、紐に気づくそら。
その場に寝転がって、紐から逃げようとしてみる。
無理と気づいた途端に、さっと私を見上げた、その眼といったら!

コンナコトヲスルナンテ、侮辱だ、信じられない、横暴だ・・・ありったけの非難が飛んできた!
同時に、悲しくて、傷ついてもいる感じ。ナンデ、ドウシテ?!
おずおずと(もうこの時点で、眼力に負けていた)事情を説明してみましたが、
もちろん、聴く耳は持ちません。
寝転がったまま踏ん張るので、ずるずると門の下から引っ張り出し、
すごすごと紐をはずし、
走り去るそらを、見送ったのでした。

引越し先でなら、そらの反逆に負けずに、紐をつけたままにできるかしらん。
強いココロが問われています。

投稿者: くら : June 26, 16:31 | Comments (4) | Trackbacks (0)

June 18, 2007

平山熱血イントロダクション

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リーラスクールが、初めて東京で開いた、平山さんの[感じる解剖学]イントロダクション。
定員20名を越える、24名の参加で、いやあ、すごい熱気でした。

自分のからだに、丁寧に向き合っていこうとする、参加者の方たちの熱気、
全員に気を配りながら、からだの知覚を広げようとパワー全開の、平山さんの熱気、
手助けできることはないかと、場に耳を澄ませる、アシスタントの熱気。
あっという間の4時間でした。

そのなかで何回も、姿勢が変わり、ヒトと関わる姿が変わる、現場を目撃しました。
自分のからだを探りながら、[股関節に乗る]そのポジションを見つけた時の、
そのヒトの新鮮な発見の、喜びの表情。
その瞬間、私の目視でも確認できる、微妙な立ち居の変化。
その度に、あっと声をあげて、なんだか感動しちゃうんだよなあ。

自分を大切にできないヒトに、他人を大切にすることは、できないよ、
自分を大切にすることは、自分のからだを大切に扱うことから始まるよ。
自分のからだを大切に扱うには、まず、今の自分のからだの知覚を広げることだよ。

そんな平山さんのメッセージは、実感と共に手渡っていったようで、
終了後のアンケートまで、熱い言葉でいっぱいでした。
やって良かったな、またやりたいな、と、秋のイントロダクションをアタマのなかで進め始めました。

たくさんの無理を、ニコニコと引き受けて、会場を貸してくださった、
イルミア・アカデミーの藤井先生はじめ、スタッフの皆さん、本当にありがとうございました。
講座終了後の[お疲れ様]のご褒美に、おいしいチョコレートを全員に回してくださった、
藤井先生の粋な心遣い、とても嬉しかったです。
秋のフェイシャル講座でたっぷり出会えることが、今から楽しみです。


投稿者: くら : June 18, 11:06 | Comments (0) | Trackbacks (0)

June 6, 2007

しなる背中

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今朝咲き始めた、これは、ローズヒップの花。
原種に近い、一重のバラ という私のお気に入りの条件で、
かつ、実はハーブとして大活躍・・・するはず・・・。
まだ、苗が小さいので、3つくらいしか実がならないの。
自宅のバラでローズヒップのオイルを作ることを、夢見ているのですが・・・。

おとといは、久しぶりの平山勉強会でした。
今回のテーマは背骨、そして、今回も、眼から鱗。
腰椎の3番は、背骨の湾曲を作り出す、やじろべえの頂点 という平山さんの理論を、
実技のなかで実感してみると、[しなる背中]が、現れました。
この[しなる背中]と共にいると、立つ脚から力が抜けるし、肩がしなやかに動きます。

まだまだ、からだが、こなしきれていませんが、
この背中をうまく使ったら、トリートメントは、もっともっとしなやかで力強く、
余分な力がいらなくなるはず、という勘が働きます。

というのも、勉強会で最初から一緒に学んでいる、みゆきちゃんのトリートメントを、
久しぶりに受けたら、以前とずいぶん変わっていたのです。
手に説得力がある、力強い、安定したトリートメントでした。
前の、流れるようなトリートメントも素敵だったけど、こっちだと、もっと身を預けられる感じ。
何より、私のからだとしっかり出会ってもらっている、感じ。

この変化は、どうも、
みゆきちゃんが、自分のからだに気づいていくプロセスで、生まれたようなのです。
前より安定した立ち方、動き方に、からだが気づき、それが手を通して、伝わってきたのね。

こうやって、トリートメントの質は、変わっていくのだね。
自身のからだへの知覚が、新しい動きを作り出し、それが、ヒトのからだへと伝わっていく・・・
手技とは関係ない、この本質さ加減が、いいなあ、やっぱり。

クラニオにしても、平山ワークにしても、勉強にキリがないよーと、ときどき意気消沈するけど、
自分のからだが新しい発見をした時のワクワクは、それに勝ります。

さてと、しなる背中と、しばらく取り組んでみよーっと!

投稿者: くら : June 6, 17:01 | Comments (0) | Trackbacks (0)

June 3, 2007

それぞれの香り

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5月にジャスミンが咲き始めると、そこから時期をずらしながら、
ネロリ、匂いばんまつり、梅香うつぎ、くちなし、と、
6月の半ばまで、香りのある花たちの饗宴が続きます。
それぞれに個性をもった花と香りが楽しめて、こういうの贅沢だなって思う。

3日前から咲き始めた、これは、梅香うつぎ です。

バラを育てることに心惹かれたときに、園芸雑誌をひっくり返して、
原種に近いもの、
一重の花をつけるもの(どうしてか、八重のバラは、豪華すぎて身が引けるの)
を捜しているときに、見つけました。
厳密には、バラではないんだけど、ね。

花の姿に似て、ちょっと控えめで品のいい香りを、ほのかに漂わせます。
香りも、ブログで皆に送れるといいのに、な。

投稿者: くら : June 3, 18:01 | Comments (0) | Trackbacks (0)