April 28, 2008

こぼれ種

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ここへ引っ越す時に、気に入りの植物達をプランターに移して、連れて来ました。
新しい庭に移し変え、一冬を過ごし、春を迎えて、すくすくと伸びだしてみると・・・
連れて来なかったはずの植物達も、こぼれ種に身をやつし、土に混ざってやって来ていた!

わあい、再会したね! という嬉しい発見が、新しい庭のあちこちで、起こっています。
一番たくさんやって来たのが、このポピーです。
前の庭でも、毎年こぼれ種で、庭のあちこちを賑わせてくれていました。

まだ、手の内には入らない、新しい庭が、
一挙に自分に近づいてきてくれたような、気分なのです。
芽が出てきて、ん?これは! と思うと、ワクワクと育つのを見守りたくなります。
何かを新しく植えるのも楽しいけど、こぼれ種の楽しみは、また別格だな。
いのちの力を、感じるもの。

おととい、日帰りの東京ツアーで、オイルトリートメントのワンデイワークをやって来ました。
トリートメント講座の卒業生が3名、始めての方達が3名の、混合チーム。
ここでも、卒業生の方達の、[種が育って伸びるさま]を、見せていただきました。
始めてヒトのからだに触れる方も入っていたので、その混在ぶりが、とてもステキだった。
それぞれの方達に、なんらかの収穫があるように、と、アタマをひねったのも事実ですが、
[伸びよう!]とする力には、なんでも栄養になるんだね、と、教えてもらった一日でした。
そして、その力が、初体験にとまどう人達を、
包み、引っ張り、同じワクワクへと巻き込んでくれるのです。

参加してくださった皆さん、本当にありがとう!
皆から、[伸びよう!力]をもらって、次のワンデイにつなげたいです。

投稿者: くら : April 28, 08:09 | Comments (0) | Trackbacks (0)

April 23, 2008

トリートメントの創造性

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新しい家に移ってきてから、流木にハマッテいます。
流木を使うのが好きな、お兄さんとの出会いが、大きいのですが、今回は、流木フェンス。
お兄さん、ベンチまで作ってくれました!
ここに、モッコウバラをつたわせよう、というのが、今回のチャレンジです。

着々と流木フェンスが進行するなかで、
私の方は、トリートメントのアドバンス講座に取り組んでいました。
オイルトリートメントの施術経験者を対象に、
平山さんの愛弟子、原田優子さんに講師をお願いした、2日間のリーラスクール。
テーマは、[感じる解剖学]を、いかにトリートメントにつなげていくか です。

さすがに10年平山さんのもとで学び、かつ自身もトリートメントを続けてきた、優子さんの実力。
おもしろかったよー!!
エサレンの様々なアプローチ と、関節可動域を拡げていくこと の 関連性の深さ。
ある意味エサレンは、感じる解剖学のオイルトリートメント版 とも言えるんだね!
おかげで、ひとつひとつの手技が、新しい角度から照らし出され、腑に落ちていきました。

そして、ここはどうしてもエサレンでは学べない、日本人と西洋人のからだ意識の違い。
屈筋優位の文化とからだを持つ日本人が、
伸筋優位で成り立ったオイルトリートメントを、手の内に入れることの、
難しさと可能性の問題です。
この問題は、平山さんからも常々指摘されていたのですが、
トリートメントの手技のなかで、からだの動かし方を探っていくうちに、
ようやく、得心がいってきました。

この、からだ意識の違いを踏まえたうえで、日本人のオイルトリートメントを作り出していくこと・・・。
それは、とてもクリエイティブなチャレンジです。
まだまだ、やることはあるなあ、とワクワクしてきます。
そして、この創造性こそが、まさしくエサレンボデイワークの本義であることに、
改めて気づきます。
離れたり、くっついたりしながら、[エサレン]と[感じる解剖学]のチエノワは回るね。

ここまでの落とし込みのために、しっかり準備をし(その苦労は私だけが知っている)、
ひとりひとりの実技に、しなやかに対応してくださった優子さん、ありがとう!
自分の問題として、しっかりテーマに取り組んでくださった参加生の皆さん、ありがとう!
どうか日々の施術のなかで、深め、悩み、発展させていってね。
これは、私自身も、なのですが。

参加生の方達の熱い期待に応えて、
秋には、パート2をやりたいね、と、リーラスクールも、ワクワクしています。

投稿者: くら : April 23, 17:51 | Comments (0) | Trackbacks (0)

April 10, 2008

オヤジ化?

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最近のそら、オヤジ入って来ていない? 
仲良しの友人が、クスクスと笑いながら言いました。
暗に、「飼い主のあなたにますます似てきたよね」という意味合いが感じられます。

(友人達の間では、私のオヤジぶりは、つとに有名です。
 5分で終わる化粧は、目撃したヒトに、オヤジの化粧 と呼ばれています。)

注意深く見ていると、
外から帰ってくるとき、肩で風を切って登場します。
時には、眼光するどく、ガンを飛ばしながら・・・。
「今日の狩りは終わったが、まだまだ油断はできないぜ!」 あるいは、
「ぷはー! 今日もなかなか大変な一日だったぜ!」
・・・そんなセリフが聴こえてきそうな、ご帰還です。
うーん・・・確かに・・・。

去年の夏からの新しい環境は、前のうちの周りより、自然が豊かで、ヒトが少ない。
車の音も、時折しか聞こえない、静かでワイルドな場所です。
その環境にみごとに適応した結果、とも言えましょうか?

それにしても、私、ここまで貫禄のあるオヤジには、なっていないと思うのだけど・・。

投稿者: くら : April 10, 09:01 | Comments (0) | Trackbacks (0)

April 2, 2008

今年のお花見

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春先の不安定をかぶって、体調を崩し、そのままウツウツとし始めていた母を、
ちょっと強引に、お花見に連れ出しました。
隠れた名所と、ヒトから聞いていた、西伊豆・松崎の桜並木です。

伊豆高原で桜は満喫、もう見飽きるくらいだ、と言っていた母も、大感激!
川沿いに、みごとな桜並木が、延々と続いていました。
バックには新緑が芽生え始めた山並みがあって、その前を水の清冽な川が流れ、
その土手沿いに桜、桜。
一本一本が、ノビノビと枝を広げて、せいせいと咲き誇っています。
そのうえ、反対側の畑は、色とりどりのケシやヒナギクの花畑。
なんて贅沢な、春の景色なんだろう。

行き帰りは、桜と新緑の山道のドライブを楽しみ、温泉に浸かり・・・。
母のウツウツも、吹き払われた模様。
日帰りで、こんなに楽しめる場所に住んでいるシアワセを、堪能しました。

投稿者: くら : April 2, 13:29 | Comments (0) | Trackbacks (0)