April 28, 2006

コソバイ の ギフト

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まる一日、お日様を浴びて、外に出っぱなし、春の空気もいっぱい嗅いだ、焚き火もした。
そらと同じような一日を過ごして(そらは狩り、私は耕し、だけど)、
写真のそらのように満足な気分(私は、ほんのり一杯飲んで、だけど)。

今度ね、となった平山さんとの出会いの話をするね。
前回のワークショップで、内転筋と腸腰筋の拮抗 というのがテーマになって、
自分の内転筋も、けっこう緊張しているのに気づいた。
でも、腸腰筋とのバランス だけではない感じ、なの。
では、どこから? とからだを探っているうちに、
チビの頃からの癖である、足首の内旋がアヤシイ、と思ったの。

で、次回の打ち合わせなどと称しながら、平山さんに観てもらった。
やっぱり、ここ。
右足首のインナーが、完全緊張萎縮状態。
さらに彼は、これが、左肩の内旋につながっている とのたもうた。
言われるとおりに足首を緩めてみると、
頚椎7番の左側に神経が通っていく感じあり。
参っちゃうねえ。

平山氏いわく、
ほら、足の裏と内腿って、くすぐられるとコソバイでしょ?
下半身は、安定した力を支える部位だから、知覚神経は、他より少ない。
にも関わらず、足の裏と内腿は、知覚神経がたくさんあるから、コソバイ。
これって、からだのギフトなのよ。
そこだけは、感覚的になれ という、からだのメッセージがあるのよ。
(オネエコトバではありますが、本人はバリバリの男子です)

なーるほど!

ちょっと、からだオタクっぽい話ではありますが、面白かったのでシェア。

投稿者: くら : April 28, 20:20 | Comments (1) | Trackbacks (0)

もうすぐ収穫!

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キャンセルが入って転がり込んできた、久々のオフ! 
最初から予定しているお休みより、もっと嬉しいのは、なぜかしらんね。この、ギフト という感じ。
しかも、うららかな春日和。ますます ギフト。

そらと一緒に庭に出ると、ソラマメの花、満開。
マメ科の植物は皆、葉が下を向くのに、ソラマメは、葉が空を仰ぐので、
ソラマメ という名になったんだって。
いかにも地球にいることを喜んでいる様子で、私は育てるのも食べるのも、大好き。

でも、このあと無事にソラマメが私の口に入るまでには、
アブラムシと、どっちが先に食べるのか という闘いがあります。
花が咲き始めると、アブラムシがびっしり付くの。
軍手をはめて、エイヤ!とつぶします。
(うーん、考えてみれば、そらの狩りを嫌がれないよね)
ここ当分、ソラマメたちからは、目が離せません。

今日は、先日の平山さんとの打ち合わせで面白かった話を書くつもりだったんだけど、
外の景色が おいで、おいで、と言っているので、それは次回にまわすね。

投稿者: くら : April 28, 10:49

April 24, 2006

1回目のトリートメント講座

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久々の、かなりデカイ群発地震が続くなか、無事に終了しました。
練習しているときに地震が来たらどうしよう、とちょっとヒヤヒヤしていたのですが、
(なにせ、ハダカですから・・・)、
日中はさほど大きな揺れはなく、かつ、肝の据わった方たちばかりで、練習に集中してくれました。

楽しくて、集中した、3日間でした。
どんどん上達していく光景を、目の当たりにしながら、
〔触れるのが好き〕 という ただその想いが、
ヒトの間につながりを作り、触れる手を、からだを、洗練させていく、
その事実に感動していました。

〔好き〕と〔楽しい〕は、何よりのチカラだね。
そして、〔触れる〕というコミュニケーションは、ヒトの垣根をとりはずしていくね。
皆が、自分のままで、その場にいる、その光景もステキでした。

新しい挑戦ばかりで、参加生もアシスタントも私も、お疲れ様!
疲れたけど、満足感もいっぱいです。

講座の風景を写真にするつもりだったんだけど、練習に気をとられて忘れてしまいました。
今回大活躍してくれた〔りかちゃん〕(もちろん、写真の骸骨の名前です) を載せますね。

これから毎月展開していく講座が、本当に楽しみです。

投稿者: くら : April 24, 08:49 | Comments (29) | Trackbacks (1)

April 18, 2006

これがアンジェリカ

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悔しいので、追記。
これが、その アンジェリカ のアップです。
花、という組織の、きわみのような花 だとは、思いませんか?

投稿者: くら : April 18, 21:34 | Comments (2) | Trackbacks (0)

はる・はる・爛漫

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この時期、うちの庭は花爛漫。
もっといろいろ見せたいのだけど、ひとつのブログに数枚の写真を入れる技術が、わからないの。
仕方なく、ビオラとネモフィラとアンジェリカの咲く、この写真にしました。

アンジェリカ というのは、八重咲きのチューリップです。
チューリップというのは、あまりにバカみたいな花なので、長年バカにしてきました。
それが、ある年気まぐれに育ててみたら、可愛いの。
なんともいえず、可愛い。

そして、一番のお気に入りが、この アンジェリカ になりました。
この花は、なぜか、親友のまゆにそっくりなのです。
おっと、まゆが、バカみたい とか、そういう意味ではないのよ。
ただ、似ているの。この あっけらからん とした感じが。
はい、花です、それだけです、これもいいでしょ、と言ったらいいか・・・。

アンジェリカが咲くと、まゆ元気かな?と思い、突然連絡を入れる というのが、
春の恒例行事になっています。 

投稿者: くら : April 18, 21:17 | Comments (3) | Trackbacks (0)

April 15, 2006

そらの狩り

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コトは、スズメから、始まりました。
ある日、2階でのセッションを終えて、下の居間に降りてくると、部屋に舞う数枚の小さな羽。
これは、ナニ? と部屋を見回すと、取り込んだ洗濯物の影に、こげ茶色の物体。
何かしらん、と近寄ると・・・うぎゃあ!スズメが死んでいる!

これが、話に聞いた猫の狩り?
動揺して見回すと、そらは、いつもどおり窓際で毛づくろい。
ホントにこの無邪気な方がやったの? でも、他に考えようはないし・・・。
ショックは一日続き、あちこちにメールを打って気を収めました。
スズメはこわごわピンセットで摘み、箱に入れてお葬式。

猫を飼っている先輩方から、狩りの話はいっぱい聴いていたけど、
聴くと見るとは大違い って、こういうことね、と実感しました。

でもこれは、春の訪れとともに賑わいだした生き物たちの、トバクチの出来事だったのです。

1週間後、居間で、ねずみの死体発見。・・・お弔い。
硬直して死んでいたスズメと違って、ピンセットで摘んだらグニャっとした、ひゃ!

その5日後、居間で、動くトカゲの尻尾を、小首をかしげて見つめるそら、発見。
ほ、本体はどこに?

翌日、居間を走り回るモグラとそらを発見。
その後のモグラの行方が判らない。

そして今日は、うちに持ち込んだのは、バッタとトカゲ・・・お弔い。
午後、庭でモグラと格闘するそらを発見、それが、この上の写真です。
手前に小さく見えている黒い塊が、モグラなの。

だんだん気持ちは慣れてきました。
本能というのは、こういうものなのだ という諦めと畏怖と共に。
でも、きっと次は蛇よ という友人の言葉には、コタエます。

投稿者: くら : April 15, 20:36 | Comments (1) | Trackbacks (0)

April 12, 2006

雨降って、土砂崩れ

東京セッションの時に、ほとんど毎月出会う、みにいちゃんという若い友人のことです。
ここ2ヶ月、彼女のからだは、変わりました。
あんなに辛かった首筋の凝りと、それに伴う湿疹が抜けて、頭も首も肩も、楽そうなのです。
何があったの? と聴いたら、
前に話した「雨降って土砂崩れ事件」以来、バージョンが変わったみたいなの とのこと。

この「雨降って土砂崩れ事件」、とてもカッコイイんです。
ブログに載せてもいい? と聴いたら、快いOKだったので、皆にシェアするね。

彼女は、イマドキのバリバリした会社の、有能な社員です。
でも、たまたま引き受けた仕事が、誰の援助も得られず、ひとりで成果を挙げるには難しく、
悪戦苦闘の残業つづきだったのね。
成果が挙がらないので、彼女、評価が落ちて、社長に呼ばれて、苦言を呈されました。
自分の状況を説明しきれずに、それだけでも、悔しかったの。
もう、夜中に近い誰もいない会社で、その後トイレに行ったみにいは、
泣くよりは、と思って、思い切りトイレの壁を蹴ったの。(ここが、私の大好きなところ)
そしたら、あろうことか、トイレの壁に、ハイヒール踵型の穴が空いてしまったのね。

みにいは、ま、まずい、と慌てて会社を出、帰りの電車に飛び乗ってみたものの、
良心の呵責に耐えかねて、また会社に引き返し、
まだ残っていた社長に、恥をしのんで、惨めさも飲み込んで、打ち明けました。
このあたりが、「雨降って土砂崩れ」のところ。
社長、唖然、動揺。でも、いいヒトだから、修理は会社で引き受けるから・・と受け止めてくれました。
でも、翌日では、まだ修理の手も回らず、トイレの穴は、社員の噂になりました。
それを覚悟で、みにいは、打ち明けに帰ったのね。(ここも、私の大好きなところ)

この事件のあと、みにいの会社や仕事に向かう気分は、いっそサバサバとし、
それに伴って、仕事内容も変わり、頼れる上司もでき、からだの負担も変わった・・と
そういう話なのでした。

私ね、悔しい時に、ちゃんとそれを、そのままキャッチできる心と、表現できるからだ、
というところに、むちゃくちゃカッコよさを感じたの。
それまでにも、幾たびか感じていた、みにいちゃんの健やかさの、真骨頂の事件だった。
だから、大笑いして、惚れ惚れしました。
その大笑いが、彼女にとっても、嬉しかったんだって。
この事件を聞いて、「雨降って、土砂崩れね」、と名言を吐いて笑った友人も、
彼女にエールを送ったようです。

書かせてもらっちゃったよ、みにい。
お礼に、毎日でも見たいと言ってくれた、そらの写真、載せるね。
これは、ちょっと前の写真で、今は、もっと太っちゃった。
飼い主の管理能力の欠如、と親友には言われている。
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投稿者: くら : April 12, 20:39 | Comments (2) | Trackbacks (0)

April 3, 2006

2回目のリーラスクール

平山昌弘さんによる、2泊3日の構造解剖学講座は、昨日まで、
桜満開・ヒトいっぱいの伊豆高原で繰り広げられました。
いやあ、おもしろかった!

何よりもすごかったのは、平山さんの入れ込み。
ワーク時間が終了した後も、
参加フリーの「夜の講座」が繰り広げられ、皆アタマくらくら。
平山さんは、朝から4杯のご飯を平らげ、
夜中まで喋り続けてくださいました。深く感謝!

そして、構造解剖学などと、仰々しいタイトルがつきながらも、
その内容の説得力、斬新さ。
インナーマッスルのことや、呼吸の概念
何よりも、自分がそれを使いこなしていくための、
自分のからだへの気づき・・。
体験としての解剖学 という、私が一番欲しかったものを
みごとな手法と熱意で、展開してくれました。
おかげで、目からうろこ が、何度も起こりました。

私自身の反省は、おもしろすぎて参加生になってしまい、
皆のサポートがあまり出来なかったこと。
次回はもっと、私の予習が必要ね、という課題が残りました。
平山さん、参加生 の皆様、本当にどうもありがとう!
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投稿者: くら : April 3, 16:19 | Comments (5) | Trackbacks (0)