January 22, 2006

お尻はふたつ

お尻って、ふたつに分かれてるんだ!と初めて体感したのは、クラニオのワークショップで毎日からだ漬け(?)になっていたある日のこと、骨盤の探索がずいぶん進んだ頃でした。新しいからだの感覚がひらいた感動は忘れません。

脚って、二本に分かれたところが始まりではなく、お尻からふたつに分かれて始まっているのですね。その感覚がつかめると、歩く脚は長くなるし、一足ごとに全身が揺れて、歩行は波のように優雅になります。

この感覚の一歩目につながるのが、お尻歩き。
脚を前に投げ出して座ります。おへそから股関節に向かって二本の脚がはえている、足の裏は坐骨のぐりぐり、とイメージして、上半身をおおきくひねりながら、歩いてみます。
このとき、腰を丸くせず伸ばしておくのがコツ。頭から尾骨まで一本の柱を通し、この柱の回転で進んでいくのです。
柱を回転させる時は(上半身をひねる時は)、息を吐きます。吐く息でリズムを取るようにして、進みます。
数歩進んだら、今度はバック。後ずさる脚と同方向に上半身をひねれば、後ろに歩けます。

おなかの力をしっかり使うので、最初はかなりハードに感じる動きですが、すばらしい全身運動です。
私のヨガクラスはいつも、この運動から始まります。からだを目覚めさせ、活性化させるのにイチバン、と思っています。もちろん、おなかの贅肉をとるのにも、イチバンなんだよ。

投稿者: くら : January 22, 10:01 | Comments (2) | Trackbacks (0)

Comments

くら先生! HP開設おめでとうございます!!
(もう遅かったかな??)
私は誰でしょう?って名前でわかりますよね〜?

ブログもとっても可愛い〜!
早速、私の「お気に入り」の仲間入りになりました!
これから拝見するのがたのしみですっ!^^

ちなみに私は「お尻歩き」大好きなんですぅ!(笑) 

Posted by umizu michiko : January 22, 18:24

うーん、私をクラ先生と呼ぶところをみると、これは、みっちゃんなのだね。遅くない、ありがとう、ありがとう。先日はヨガクラスで出会えず、残念。
お尻歩きがすき!というのは、頼もしい限りです。私も好きなんだけど、慣れるまでは、皆とてもハードに感じるんだよね。私は、見えない二本の脚、というところがとても好きです。からだのなかに意識を向け、意識という光を当てるとピカっと光ってくるものがたくさんある、光が当たって光ると、何かが通じたみたいで嬉しくなる、・・・うーん、書いてみるとこれは、からだオタクかもしれない。

Posted by 松本くら : January 23, 21:30

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